2023.2.14ｰ15 田子・熱海 透視度12ｰ20m 水温16‐17℃
『持ち上げるよっ！せーのっっ！！！』
まさか船のラダーが壊れちゃうなんて・・・。
まさか自力であがるしか方法がないなんて・・・。
まさか船の上で全員をあげてくれた2人のうち1人が、
76歳だなんて・・・。
ラダー壊れたのもだけど、
76歳であんな動けるのに感動です。
フクイさんもまさか自分より年上だなんて・・・。
一難去った後の至福のひと時、
旨い蕎麦をすすりながら飲む一杯。
身体に沁みます。
ラダーが壊れたことが印象深いけど、
覚えていますか？
また良い宿が見つかったことを・・・。
おしゃべり上手な女将さんとフクイさんの掛け合いを見ながら、
頂く食事はどれも酒のアテにはもってこい。
美味しいお菓子の食べ方も教えてもらっちゃったり、
たまたま居合わせた御前崎から来たマダムたちとお喋りしたり、
今回も良い時間を過ごさせて頂きました。
たまーにとんでもないハプニングもありますが、
それもまた旅の楽しみ。
また次回もよろしくお願いします。
たま
いやあ～、玉ちゃん!
イイショット!いつの間にか撮っていたんですなあ、素晴らしい景色、多謝申し上げます。特に、素晴らしき民宿「海族屋」の宴席の。。
二年ブリに、ご一緒して頂いた、（或る短編の中の、）「大島薫さん」（こと、かおるさん）と、2ヶ月ブリの、のり子さんにも、そのご人徳に、多謝!
勿論、よく存じ上げてはおりますが、お二方共、一糸乱れぬ、見事なる酒豪でありました! （ナイショだけれども、ホントは、酒に、強いとは、評価は出来にくい、かの「師匠」とは、違って、、）持参持ち込みの、ワイン赤白、アット言う間に、、
そうこなくっちゃね、他生の御縁の席の、愉しき宴席なんだから、ネ。
それにしても、「海族屋」のあの女将、ちょっと日本人離れした、鼻高き美形、スッキリした長身の立居振舞、フッと、若い頃の、シャルロットランプリングを想いだしてしまったネ。。
十年前に59歳で若くして亡くなったという、小生と同い年、巳年生まれの、「シーハンター」だった旦那さんと、あの神話的な、フランス人、ジャックマイヨール（かの、リュックベッソン監督の名画「グランブルー」）との、二人共生前の（当たり前だが、）与那国で撮影されたと女将が教えてくれた、Two Shot、質朴なフレームに入って、部屋の片隅に、壁に掛けられていた、あの二人のにこやかな嬉しそうな、肩抱き合う親しき仲間同志の顔と顔 、絶品の笑顔、ダイバーなら皆、垂涎ものの、ジャックマイヨールの写真が、ヒッソリと、伊豆の民宿に在る事に、実に驚き、その貴い出会いに心より感謝した次第。「国宝」モノデス!
これ拝見するだけでも、お邪魔する価値ありと想い候。
玉ちゃん、有難う!
女将にも多謝!
女将に、翌朝、出掛けに、小さな玄関先で「また、近い内に、必ず来ますよぅ、命あらば、ネ、、あの写真の旦那さん、それにしても、イイ顔してるなあ、羨ましいナア、、力道山に、似たヨカオトコ。お会いしたかったなあ、話ししたかったなあ、昭和28年巳年、同い年の御縁で、、」と、申し上げたら、
上がり口に、見事な正座の女将、名優シャルロットランプリングに似た美形の、膝に両手を据えたその顔が、短く下を向いて、、、なんだか、少しだけ、「泣いてるようにも、笑っているようにも、」見えた。。。有り難かった。
（、、なんか、「書けそうな気も」するなあ、、）
こんな事も在る、まだ生きて潜っていたならば。だから、やはり、
いにしえの倫敦の博士のコトバをもじって言えば、
「伊豆に飽きる時は、人生に飽きる時だ。。」
（了）