2022/10/15-16・田子‐井田
透明度10-15m 水温24‐25℃
ぼくたちにゃぁ、
思い出もあれば、帰るところもある。
みんなそれぞれ10年以上経って、
身の周りのことはあの頃とは随分変わってる。
ひと月に一ぺんは顔を合わせて
同じ海に入って、
膝突き合わせて同じ酒飲んで、
ってやってたけれどね、
時の経つのに連れて
そーいうわけにもいかなくなって。
でもこーやって
また懐かしい顔ぶれが揃うことは
一段と希少価値が上がって、
喜びもヒトシオってもんね。
しかも、僕らには帰るべき処
親父のいるココがあるってのは、
最高にしあわせなことだねぇ。
豪勢な料理、豪気な口上、
ほんとは繊細なくせに、
まるで伊豆半島全部を仕切ってるようなあの威勢。
なんにも変わっちゃいない親父のいる屋根の下、
6か月にいっぺんになろうとも、
1年にいっぺんになろうとも、
必ず集まろうじゃぁあーりませんかっ。
マジで追いついちゃうんじゃないかって程の、
親父の丈夫な元気。
追いつくどころか、
抜いちゃったらどーしよう・・・。
それだけは避けなきゃ親父に合わす顔ないからね。
みんな各々会えなくとも
元気だけはキープして、
もうお前ら来なくていいぞっ
って親父が弱音を吐くまでは、
必ずここで集まろうじゃぁあーりませんかっ。
一緒に潜った
田子の海・そして井田の海。
懐かしい船長の顔あり、花咲く思い出話あり、
無限ではない時の中で、
ふっとよみがえる素敵な時間を忘れずに。
ブランク空いても大丈夫。
無理くり都合して作った時間に海へ出かけてみれば、あぁ、来てよかったってなるもんよ。
またみんなで会えるの楽しみに。
修理中のまさより
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