2022.6.4 伊東 透視度8ー15m 水温19ー20℃
レナさん、アサミさんは一眼レフカメラを。
ガミさんはOMDを。
ツボッチさんと、エグチさんはコンデジを。
アヤノちゃんは、記憶に刻むタイプ。
そしてアッキーさんはおニューのTGを初おろし。
記録にも記憶にも収める準備は整った。
いつもよりも丁寧に細かくブリーフィング。
みんなも私語を出さず、黙々聞いてくれた。
勝負できるのは7,8分のみ。
この1本はその生き物だけにかける。
「ドボンッ」
あえて一気には行かず、一旦22mでストップ。
今日はまだまだ深い。
一旦この水深で僕は呼吸を整え、皆はテスト撮影。
1分後、自然と皆の顔がこちらを向いた。
そして、そのまま38mへ。
目当ての生き物へストレート。
伝わるでしょうか?
時間との勝負の中での皆の集中力。
その成果がこれ。
【マダラハナダイ】
⇒水深40m前後で見られることもあるが、
本来はもっと深い岩礁に生息していて、
ダイビングではなかなか見られない。
(ちなみに僕は初めて見ました。)
目の下にある水色のラインが何とも綺麗。
ここに居れたのは6分ほど。
全員がよそ見せず、この1匹を注視し続けた。
いつもはメイン級の生き物たちも今日は脇役。
贅沢な贅沢な1本。
ここまでは良かった。
ここまでは良かったんだ。
アッキーさんのカメラ、使用1回にしての謎の水中での失踪。
喜びと悲しさを両方味わったそんな1日。
たま