2022.3.14-15 田子 透視度5-15m 水温15-17℃
大物呼ぶ女が、800本を迎えた。
イシムラさんは、
マンボウ狙えば、マンボウを現し、
ハンマーを狙えば、ハンマーを現してくれる特別な女性。
スタッフは、イシムラさんと大物狙いのツアーに出かける時は、
出発する前から、勝利の匂いがしてくる。
ハンマー外しのプロ『ハマベマサノブ』氏からは、
神と崇められてるでしょう。
そんな人がこの度800本を迎えた。
だがしかし、生憎の強風。
外海に出るのは、断念するしかなかった。
外海に比べれば、大物は狙いにくい湾内。
仕方なし。
僕らは湾内でひたすらウミウシ探しに没頭した。
湾内でも正直楽しい。
楽しいのだが、
2日間の内、1本くらいは外海へ行きたい。
そう思い、僕らは1本だけ2日目にとっておいた。
不思議なもんで、願いは叶うものだ。
僕らが潜る午前中のみ一旦落ち着いてくれた。
やっぱり外海は違う。
潮通しも良いおかげで魚の群れは多い。2日間で唯一のワイド。
心地よく泳いでいると、
船から何かを叩く音が・・・。
緊急事態か・・・?
普段そんかことをしないものだから、
僕らは少し戸惑った・・・。
皆に安全な位置で停止してもらい、僕のみゆっくり浮上。
船番のケンローさんに確認してみる。
『くじらみなかった??上を通ったよ!!!』
『はいぃぃぃっ??!!』
やはりあの方は持っているようだ。
クジラまでもを引き寄せてしまったようだ。
とんでもない人だ。
僕らの真上を通過していったようだ。
皆にダイビング後話すと、
「確かに一瞬暗くなった。」と言っている。
すごすぎる。
水中できっと出会っていたら、慌てふためいていたでしょうね。
まだまだ健在だ。
今後も彼女と潜った時は、キョロキョロするしかない。
ゆきや