2020.6.30(火) 井田 水温21.8℃ 透視度3m~10m
たまーに
『ウミウシは飼えるんですか?』と質問されます。
本当にたまーに。
結論から言うと、非常に難しいと言われています。
数日であれば、生きていけるみたいなのですが、
長期間となると難しいみたい。
理由は食べるエサが原因のようです。
5月頃ブログでウミウシの生態について書きましたが、
ウミウシのエサは様々。
コケムシという草のようなものであったり、
カイメンというスポンジのようなものであったり、
ウミウシであったり。
ウミウシの種類によって、エサは変化します。
じゃあ、そのエサを用意すれば良いのではないか。
どうやら、コケムシによって微妙な違いがあるようで、
特定のコケムシじゃないと食べないそうです。
ほとんどの人は、それを採取できないため、
飼う人がいないそうです。
ただ水族館には一年を通して
ウミウシを飼育しているところがあります。
大阪にある『ウミウシminimini水族館』。
ウミウシを飼育してからの
7年で約250種ほどのウミウシを飼育していたようです。
他にも飼育している水族館はあるみたいですが、
期間限定が多いようです。
大阪の水族館が、なぜ飼育に成功しているか。
どうやら、海の真横に建てられているそうで、
毎日のように新鮮なエサ取りに行けるみたいです。
是非とも、この水族館に行って話を聞きたい。
色々落ち着いたら、行ってみようかな・・・。
ちなみに、ダイバーに人気のカエルアンコウは、
家で飼育できるようです。
ウミウシとカエルアンコウを同時に家で飼えるとしたら、
その様子を見て、お酒飲めますね。
ゆきや