2019/9/27・熱海 透明度8m 水温25℃
ダイビングを終えたあと、
小田原にある小さな江之浦港で食事を摂った。
僕が頼んだのはカンパチのカマ焼きで、絞ったレモンと
粗塩だけの味付けでそのまま頂く。
地元で上がった魚を、その〆方や、寝かせる時間、
包丁の入れ方にも気を配られた刺身5点盛り、
半身を豪華に煮付けたキンメや、近海鯵のたたきなど
それぞれ注文して舌鼓を打った。
自家製の塩辛、もずく酢も頂き、
瓶ビールで喉を鳴らす。
そうして、
目の前の防波堤に腰を下ろし海を眺めている。
今日は熱海の海で潜った。
カンパチとワラサの連合軍が小魚を追い回し
沈没船の中は避難してきた小魚達でごった返していた。
だけど、
今日のこの方たちに、どこでどう潜ったかというのは
そんなに重要ではないような気がする。
海に出かけられたことと、潜れたこと、
そして美味しくご飯が食べられたこと。
こんなふうに時間を過ごしていければ、
それでいいんだと。
ダイブマスターの修行中のミズキは目標に向かって、
ミカの指導を受けている。
このふたりと合流し、その講習風景も見守った。
若者とのコントラストが、
夕暮れの小さな港に一つの風景になり、
とても印象深く記憶に残るきれいな時間だった。
あっ、ほら、フサエさん、
キヨコさんに取られますよっ。
まさ