2019/8/10-12・川奈-北川-静浦 透明度5-10m 水温21-26℃
台風も何のその、夏を弾け倒した3日間。
ビーチパラソル満開の海水浴場と、遠くの空の入道雲、
子ども達のあげる水しぶきと歓声を背に、
船上の僕らはとっておきのダイビングポイントへと向かう。
圧倒的な魚群と激しい地形、そしてカメとのランデブー♪
きれいな芝生の今日の宿に帰ればすぐにBBQ。
月明りと手持ち花火に彩られた夏の夜は、笑い転げていたら
瞬く間に更けてしまって、つまらなかった・・・。
2日目。
ちょうどよい量、食べたいものがちゃんとある、朝食を済ませ
台風の情報を聞きつつ「北川」を目指す。
台風のことが気がかりだったために、BBQの酒代も払わずに、
元気に挨拶を済ませ宿を出てきちまった・・・。
でも大丈夫。
二泊三日の行程は、ランチを済ませたあとに
またその宿の前を通るのだから。
三つ指ついて、耳を揃えてお支払いにいこう。
北川の海は生き物が爆発してて超絶楽しい。
あやこ発見の、極小のカイカムリがスーパーだった・・・。
かみぐっちゃん、良い写真、たくさんくすっ。
全くご迷惑をおかけしてしまったお宿(本当に申し訳ない)
に立ち寄り借金をお支払いしたのち、
今日の寄宿予定地は修善寺にっひっひ向かう。
どーーーっぷりと温泉に浸かって、サウナで汗を絞り出し、
扇風機が回る脱衣所のテレビで、激闘の”甲子園”を
裸のまんま立ち見する。
オッといけない、もうこんな時間。
すぎ屋で美味しいものつまんで1杯?2杯?え?一升っ!?
ひっかけるお時間だ。
頼んだエビシュウマイが醤油皿に墜落して、
Tシャツが跳ねた醤油まみれになったとしても・・・
枯渇している喉と胃袋に、
美味この上ない肴と酒がどーにもこうにも止まらない。
困ったもので、二日酔いと台風はやはりやってくる・・・。
最終日、
3日目は台風の影響を受けない「静浦」の海で1本だけ潜る。
1本に凝縮して濃く潜る。
これにてこの旅は、とうとうおしまい。
ダイビング施設の、コテコテにつくり込まれたお風呂にて、
大人達は自分たちの運命を悟り、言われるがまま、遊んだ。
後半は上手に、
自主的に遊んだ。
台風の進路にどきどきさせられたけれど、
2019年の夏をたっぷり味わった3日間。
おそらくたぶん、
日にちが経つにつれ、もっと懐かしく感じるんだろう。
大人のくせにはしゃいだ夏の記憶を。
早めに海を切り上げて東京に戻った我々は、
まるで大人を取り戻す儀式のように、
田園調布の落ち着いたレストランで、パスタを食べた。
まさ