7月9日(火) 雲見 透明度:20~25m 水温:25度
イトヤマさんが来た。
『今日はどこへ行くんですか?』
『どこ行きましょうか?私の心は・・・雲見なんですけど。』
『行ったことないですねーいいなー』
(『よーし!』)
フルキさんが来た。
『おはよーございます!今日は雲見行きません?!』
早朝、まだ目覚めていないフルキさんを強めに押し切る。
雲見が好きなフルキさん・・・いかに?!
『え??えぇ、いいですよ。』
(『よーし!』)
ということで、本日雲見です。
昨日からの黒潮情報に間違いはなく、真っ青。
ウエットスーツでロングダイブしたって問題なしの水温25℃。
そして、そして・・・・・・
私のお目当のあの子、まだいるそうです。
サクラテンジクダイの口内保育。
背骨まで透ける薄桃色の体。
パンパンの口をピタリと閉じてこちらを警戒するパパ。
でもねー・・・
その閉じた口から透けるチビちゃん達の瞳が、最高なのです。
透明度抜群、ただ浮遊しているだけでも気持ち良い洞窟。
『こんなにぼーっとできることは滅多にない』とフルキさんは言う。
一心にサクラテンジクダイの口内保育や、
水色の卵を抱えたクリアクリーナーシュリンプにカメラを向ける、
イトヤマさんと私の後ろで・・・。
楽しかったー。
もう本当に、楽しかったー。笑
どうやら2人とも気がついてしまったようです。
今日のリクエスト者は、私。
せめてものお仕事。
さくらのアジマゴ茶づけをたらふく食べて夢の中へと誘われていく2人を乗せ、
サクラテンジクダイの口内保育を思い出しながらニヤニヤとセレナを走らせる。
ありがとうございました!
みか