令和元年5月5日(日) 井田 透視度10~15m 水温17.8℃
『どうやら、推定5㎜ほどのガラスハゼの幼魚がいるらしい。』
ヒロコさんは、この日を迎えるまでにその情報を得ていた。
『井田に行くなら、それが見たいなー。』
・・・・・・見ましょう。
見つけたら、マキケンさん、
その一眼で良い写真お願いしますね。
ヒロコさんも、オリンパスのOMDでお願いします。
ユキさんも写真お願いします。
チヒロさん、とりあえず写真をください。
マナさん、目に焼き付けてください。
AOW後、初のファンダイビングのサカさん。
幾千もの海を潜り抜けてきた先輩ダイバーたちの中に入り、
緊張のご様子。
セッティング、潜降が早い人たちに囲まれながら、いざ海へ。
一目散にガラスハゼがいるポイントへ向かう。
どこだどこだと、
辺りのムチカラマツ、ムチヤギを一本一本見渡す。
幼魚どころか、ガラスハゼの成魚もなかなか見つからない。
内心、少し焦り始める。
と、思ったその時、ガラスハゼを見つけた。
『え、これ?』
ぼくとヒロコさんは顔を見合わせる。
どう見てもデカい。3㎝くらいはある。
首を傾げながら、写真を撮るヒロコさん。
ガラスハゼへの疑問を脳裏に浮かべながら、
エキジット。
『え、あれじゃないですよね。』
『絶対違うでしょ、あれは。デカいもん。』
間の休憩中、
現地サービスのスタッフにガラスハゼの情報を聞く。
『次は大丈夫ですよー。完璧です。』
なーんて強気なことを言っているものの、内心かなり不安。
続く2本目、一目散に幼魚の所へ。
『さー、探しましょう。』
と伝えた次の瞬間、『いた!!』
急いで、アピールをして皆を呼ぶ。
なーんて小さいんだ。
1本目に見たやつとは雲泥の差です。
写真はまたリベンジしましょ。
幼魚の可愛さは、成魚とは比べ物にならない。
愛おしすぎる。
ちゃーんと見ることが出来た後のビールは最高だね。
あっチヒロさん、写真ちゃんと下さいね。
ゆきや