平成31年2月15日 井田 透視度15m~ 水温16.0℃
「はっ、はっ、はっ、はっ、はあ。」
誰かの笑い声が、井田の海沿いで鳴り響く。
誰だ?きっとおじさんに違いない。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はあ。」
再び誰かの笑い声が。
その声の方へ目を向けると、
モナカだ。
彼女の笑い声は、「はっ、はっ、はっ、はっ、はあ」か
「ふっ、ふっ、ふっ」のどちらかがやたら多い。
もちろん真似させてもらいます。
初のアイスフードを試しで使ってみたオウさん、
思いのほか、呼吸しにくかったみたいで終始苦労。
「くっ、くっ、苦しい。」
あまりの慌てっぷりに思わず他のみんな爆笑。
マウスピースを口元へねじ込み、呼吸の確保。
再来週に控えてる流氷ツアーへ向け、練習です。
そんな苦しんでるオウさんはさておき、
井田は久々だなー。
今日の皆に小っちゃい生物見たい人って聞くと、
「シーン」とする。
では、僕の大好きなひたすら泳ぐにしましょう。
もはやベストワイドポイントですね。
スズメダイ、ボラ、タカベ、イサキの群れを満喫しながら、
水深30mに行くと、何か水底にいる。
しかも、1匹、2匹なんてもんじゃない。
何十匹、何百匹というレベル。
よーく見ると、ハオコゼだ。
鰭に毒があるため、下手に動かすことが出来なくなり、
ちょっとジーっと待つ。
その後、ちょっと移動してみると、今度はミズウオの死体が。
皆に見てーと伝えると、
ゆっくりゆっくり2名が近づいてくる。
1人目、イクセさんは死体をつんつんしている。
2人目、モナカーンは鷲掴みしている。
その怖がらずに掴んじゃうあたり、ガッツあり過ぎるよね。
休憩している時、
僕が食べていたジャガリコずんだ味のパッケージに
書いてあった、
「ずんだ、だん、だん、だだん」
というワードを見て、爆笑するモナカ。
ツボが浅すぎるでしょ。
今日のお昼は、蕎麦屋は橋本。
毎度おなじみ餅入りカレー南蛮を食べる。
ふと前を見ると、
おじさんになっちゃたオウさんと高校生ナツキ。
その間に移る大学生モナカ。
いろんな年代の垣根を越えて、
笑えてよかったなあ。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はぁ」
ゆきや