2018年9月のダイジェスト
つい一週間くらい前に、
新緑色に染まった田んぼを見て春の到来を喜んでいた感覚だ。
それが今や夏を飛び越えて、
たわわに実った稲穂が田んぼを黄金色に染めて、あちらこちらで稲刈りが始まっている・・・。
「なるほどそうか・・・もうそんな季節か。どうりで最近食欲を抑えることが難しい・・・」
写真はミナさんが撮ってくれたメガネゴンべ。
色とりどりの南方の魚たちが、
海水温の一番上昇するこの季節に、多く流れ着く。
主に沖縄などテーブルサンゴや枝サンゴがひしめく浅瀬に生息する、
目の周りの模様がトレードマークの熱帯魚。
伊豆を代表するソフトコーラルやキサンゴに身を寄せてるところを発見した。
この子の周りにはホシゴンベやイシガキスズメダイなどの南方種が多数共存していた。
芸術の秋にふさわしく、この季節だけの楽しみを自慢の愛機で切り撮っていく。
と、
そんなことを言っておきながら、人というのは恐ろしいもので、
秋の味覚としての魚達も楽しみの一つでありまして・・・。
ついつい今宵も深酒してしまうのです・・・。
台風も多かったけど、そのおかげで海水温の異常な上昇も抑えられ、
魚影が日に日に濃くなっていく伊豆半島。
たくさんの魚に囲まれながら黒潮に身を任せていると、
とうとうアイツが僕の前に姿を現した。
大きいものでは3mを超える。
群れで行動することの多い、伊豆の海の王者ハンマーヘッドシャーク!!
ガイドとしての僕の知名度はむしろ
「大物を外すインストラクター」で、広く知れている。
でも今年は違うぞ。
と、いうところを見せられた2018年の9月である。
(10月今現在でも4連勝中と勢いそのままであるっ。)
たくさんのアニバーサリーダイビングも、旨い酒の肴になる。
まりこさん、
あやかちゃん、
ミスターディレイ、
長く続けてくれてありがとうございました。おめでとう。
始めたばかりのあのころと比べて、
疲れはどうですか?楽しさはどうですか?
より深みへ、
そして、歳をとっても海中で会いましょう。
そして、くり。
道端に落ちていた秋の風物詩を、頭に載せるなどしたのち、
宿のケトルで茹でて食べるなどした。
これにて、
2018年9月のダイジェストおしまい。
寒くなるからね、体調管理気をつけましょ。
いつでもおいしいものを食べられるように。
いつでもいいお酒が呑めるように。
いつでも海に出かけられるように。
さぁて10月。
イワシ雲の流れる秋は、まだつづきます。
まさ