何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2019.09.13(金) 田子 透視度12m 水温27.6℃
OWの講習では、なかなか行くことのないボートポイント。
ユカさんがカンクンに行く前に練習したいということで、
今日は田子へと向かった。
僕とユカさんは、ほぼ親子のような年の差。
会話は、どっちかがボケては突っ込みの繰り返し。
まさに親子漫談。
そのやり取りを見ていたリエさんは爆笑。
そりゃあ笑いますよね。
僕自身やっていて楽しかったから。
初めてのボートダイビングって難しい。
バックロールをすると一回転しちゃうし、
水底がちょっと遠くて、ちょびっと怖い。
今までやったことのないことだから、
初めてやる1回目は、緊張しちゃうものです。
完璧じゃなくていいんです。
ほらっ見て!
80本近く潜っているイッセイさんだって、1回転しちゃってる。
『・・・・・・。ってこらーーーーー。
いい加減コツ掴んでくださいよー。』
それだけ難しいんです。
ミナミさんもOW講習初日でボートダイビングは
ちょっと難易度高めかな?
どんどん進んでいく、みんなの背中を必死に追いかけながら、
ゆっくりゆっくり進んでいく。
それでも、洞窟の光景を見たら、
疲れなんて吹っ飛びますね。
ちょっとはボートダイビングの面白さ、分かりました?
まだまだこういう所が、世界にわんさかあるんです。
少しずつ上手くなって、激流ポイントとか行っちゃいましょう。
ユカさんはとりあえず、カンクン気をつけていってらっしゃい。
来月も親子漫談またやりましょう。
リエさん、またユカさんを眺めに来てください。
ゆきや
2019.08.31(土) 熱海 透視度10m 水温21.4℃
僕は熱海が良いとは言ってない。
『先週玉ちゃんが熱海に行ったら、
凄い量のイナダの群れに当たったらしいよ。』
とミカさんが言ったのだ。
もう一度言おう、僕は言っていない。
熱海が良いとは言っていないけども、
先週の熱海が良かったのは、間違いない。
行くからには、先週以上の景色が見たい。
それは僕だけでなく、皆が思っていたこと。
沈船の全貌を見たことのなかったメンツが揃っていたためか、
割かし沈船は高評価。
残すは、ソーダイ根。
本当に魚がいるのか。
入った瞬間、水中は非常に穏やか。
魚はいない。
まあまあ、まだ始まったばかり、
これから何が起きるか分からない。
普段はなかなか回らないソーダイ根の周りを
ゆっくりゆっくり1周する。
いるのはキンギョハナダイ・・・・・・のみ。
安全停止中、ミカさんに謝罪を求められる。
僕が提案したわけではないのに・・・。
土下座する時は、結婚の挨拶の1回と決めていたのに。
まさか水中でやるとは。
一応言っておきますと、
僕は被害者です。
海はあれだったけど、
美味しいご飯と美味しいビールがあれば、
笑顔になりますね。
一吉丸さんのおかげで助かりました。
ゆきや
2019.8.26~27(月・火) 大瀬崎・井田 透視度3~10m 水温27.6℃
多種多様な人が集まるスポーツ、ダイビング。
このお泊りも面白い人5人が集まった。
怪我した回数は数知れず、話せばネタの宝庫のユカさん。
男前なフリして何気にお化けが大っ嫌いなアユミさん。
早寝早起きのノブエさんとケトジェニックのケンタさん。
結構毒舌なナナミちゃん。
将来禿げる予定のぼく。
重たい器材。
果てしなく感じる砂浜。
ジリジリ照りつける日光。
ちょっと辛い陸地を乗り越え、いざ海の中へ。
透視度3m。
お互いが見えにくい中、目を凝らす。
目を凝らすと、そこには砂煙が。余計見えない。
見えないストレスと戦いながら、
迷子にならないように、迷子にならないように気を付ける。
時には迷子になったり。
そんな経験をしながら、楽しみの夜へと移る。
美味しい美味しい、それは美味しい晩ご飯。
ボリューム満点の食事に箸が進む。
そして、オヤジのお気に入りになるアユミさん。
『イエちゃん旨いか?』
『イエちゃん飲んでるか?』
『どうだイエちゃん、辛いか?』
部屋では、何故かぼくの過去を根掘り葉掘り。
思い出し、悲しくなる僕。
それを見て、喜ぶナナミちゃん。
母のように眺めるユカさん。
押し入れに入ろうとするアユミさん。
突っ込みどころ満載の面々に夜は笑いが止まらなかった。
無事全員が合格。
ご飯屋の時間がギリギリに迫ってきたため、
急いで車を走らせる。
結果、間に合わず。
5分の4で車酔いになる。
締まりが悪かったなあ。
ただ、疲労と車酔いの体には、
アジのまご茶漬けが沁みた。
ケンタさん、ノブエさん、仲良くするんですよ。
進むときは振り返って、
お互いがちゃんといる確認してくださいね。
皆、ほんとうにおめでとう。
ゆきや
2019.8.25(日) 熱海 透視度8~12m 水温19.6~25.2℃
この日のリクエストは『ベストワイドボート』。
前日に行った熱海があまりにも良すぎたため、
今日も熱海を推してみた。
僕のリクエストが通り、皆は熱海へと向かった。
顔がキマッているターナーさんを無視して、
深ーい深ーい沈船へと向かう。
水深29m。
このエリアの水の温度は19℃台。
ウェットスーツで潜っていると、
辺りの寒さに集中力を欠くレベル。
それなのに、1人不思議な人が。
ヒメノさんだ。
なぜ、半そで短パンなの。
ここは常夏の南国ではないんです。
伊豆なんです。
ずっと潜っていたメキシコよりも圧倒的に寒いはず。
なぜ・・・・・・。
サクラダイの乱舞に目を輝かせながら、泳ぐターナーさん。
ただ、僕の心には1つ不安なことが。
それは前日程のイワシとイナダの群れが来るかどうか。
正直不安でしかない。どうしよう。
前日に行った壮大なソーダイ根の周囲を
ぐるりぐるりと泳ぎまわる。
あれ、何もいない。なぜ。
一生懸命泳ぎ回ってもいるのはキンギョハナダイのみ。
どんどん焦りが出始める。
焦りとともに流れも出始める。
その瞬間・・・、
目の前に大量のニザダイの群れが。
助かった。
地上へ帰ってきて、ヒメノさんへ問う。
『寒くないんですか?』
『ちょっとヒヤッとするくらいですね。』
メキシコからの強者。
熱がりの僕も、勝てないですね。
ゆきや
2019.8.24(土) 熱海 透視度12~18m 水温21.6℃
僕は正直、沈船は好きでも嫌いでもない。普通だ。
それはアサミさんも一緒。
今まで『熱海=沈船』というイメージがあったので、
避けていたそう。
それでも今日は熱海へ向かった。
沈船好きじゃないけど、
行ったことのなかったアサミさんは大興奮。
沈船の周りは、サクラダイとアカオビハナダイが乱舞していて、
その周りをタカベやらアジやらが右へ左へと行き来する。
船の中は、ネンブツダイとムツでごった返す。
一寸先は魚しかいないそんな状況、
沈船好きじゃなくてもダイバーなら楽しめるに決まっている。
沈船に行きたがっていたヨヤスちゃんとケンゴさんは
静かに喜ぶ。
想像以上だった沈船を終え、皆はハイテンションに。
『次はどこに行くのー?』と期待の声があがる。
『ソーダイ根っていうポイントに行きます。』
『どういう感じのとこ?』
『壮大な根です。』
『・・・・・・。』
なんていう皆の期待を下げながら、2本目へと向かう。
水中に入ると僕のしょうもないダジャレは、
一瞬にしてかき消された。
右へ、左へと何万匹ものイワシの群れ泳ぎ回る。
それと同時にみんなの顔も右へ、左へと動く。
イワシの次はイナダの群れ。
物凄いスピードであっちへこっちへ泳ぐ。
カメラのフレームには納まらない程の量に
感動を覚える。
正直今まで熱海で潜った中でダントツで楽しい。
僕のダジャレは、嘘ではなかった。
『ソーダイ根は正しく壮大な根。』
文句無しです。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。