何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2019.08.03(土) 江之浦 透視度3~5m 水温24.2℃
マヤさんに言われるまで気づかなかったなあ。
まさか飛ばしていたなんて。
自分で気づくべきですね。
ごめんなさい。そしてありがとう。
あれは灼熱のように暑い日、そう8月3日。
マヤさん、トモロウさん、タクちゃん、
リョウさん、ミクちゃん、そしてぼく。
計6人で江之浦に向かっていた。
人の運転する車にはあまり乗らないトモロウさん、
行き車の中で一睡もすることなく、揺られていた。
『今何キロだろう?』 『周りの車をよく見てるなー。』
なんて思っていたらしい。
僕もそんなに見られたら、ちょっと緊張しちゃいましたよ。
『海の中にはデカいイカがいそうで怖い』
っと言っていたマヤさん、
久々に潜るトモロウさんと手をつなぎ楽しでいた。
最初から最後まで互いの手を握りしめ、
ゆっくりゆっくり泳ぐ。
そしてエア切れになりかけるトモロウさん。
手を握っている場合ではないトモロウさんを
それでも離さないマヤさん。
空気よりも愛が勝っちゃうんですね。
中性浮力の練習をして、フラフープ潜りへと向かう。
なかなか上手なみんなを見て、いい感じだなぁと感じていると、
マヤさんの出番が訪れる。
ピースをして、勝ち誇った様子。
でも、よーく見るとタンクのバルブががっつり引っかかますね。
それでも突き進むマヤさん。
引っ張られていくフラフープ。
フラフープさん可哀そうに。
マヤさん、違和感を感じたら止まってね。
大抵何か起きてるから(笑)
カレーも食べたかったなぁ。美味しいのに・・・。
前日にカレー食べちゃダメですよー。
水中では、夫婦愛を見てほっこりして、
地上では、助手席に座るタクちゃんの喉ぼとけを眺める。
綺麗な喉ぼとけだよねー。惚れ惚れするなぁ。
でも、そんな口開けてたら、喉痛めて風邪ひいちゃうぞ。
次口開けて寝てたら、セロハンテープで止めてあげる。
大切な喉ぼとけ、大切に。
そんな8月3日の出来事。
遅くなってごめんなさい。
ゆきや
2019.8.1(木) 井田 透視度5~10m 水温25.8℃
水中では、空気を吸い過ぎちゃいけない。
浮上してしまうからだ。
『スーッ、ハーッ。スーッ、ハーッ。』
こんなリズム。
普段陸上でやる呼吸をすれば、大抵大丈夫。
のはずなのに、なぜかおかしい。
ヤブさんが浮いていく。
しかも、スズメダイの群れが通るたびに。
プカーっと浮いていく。
浮いていっては、捕まえ、降ろし、
浮いていっては、捕まえ、降ろす。
この繰り返し。
ときたま、ダイブマスター講習中のアキヨシさんも
心配そうな目で眺めている。
自力でなんとか降りてくるものの、
数分後には徐々に徐々に浅くなっていく。
浮いていく以外は、ほぼほぼ問題なし。
水底が30mある中での15mをキープして泳げる。
気持ちよーく気持ちよーく。
隣で浮いていくヤブさんを他所にミドリさんは、
スズメダイと戯れる。
楽しそう。
時折見せるマスオさんのようなポーズは、謎だけど。
帰店してから、ようやく浮く原因が発覚。
本人曰く、
『群れが通る度に興奮して呼吸が
スーッ、スーッ、スーッ、スーッ、スーッ、ハーッ。
ってなっちゃうみたいなんです。』
だそう。
どう考えても吸い過ぎ、そりゃあ浮いちゃうわ。
次の課題が見つかりましたね。
スズメダイの群れに慣れること。これです。
ミドリさんも付き合ってあげてくださいね。
ゆきや
2019/0730(火) 川奈 透視度8m 水温23.0℃
1本目が終わり、ミワさんが浮上してくる、
水中では落ち着いた様子だったのに、なぜか様子がおかしい。
さっきまで水中では全く平気だったのに・・・なぜ。
『き、気持ち悪い。』
・・・どうやら空気を飲んでしまったらしい。
ちょくちょくソラスズメダイに餌をやったり、
苦しそうにしながら、僕と協力してなんとか海から脱出。
休憩中のぐったりのミワさんは、
地べたに仰向けになり天を仰ぐ。
激しい吐き気と戦いながら、再び水中へ。
やっぱり水中は平気なんだよなー。
スキルも全く問題ない。
むしろ上手。
ただ水面に来ると、再び・・・。
なんとか海を終え、
お腹を空かせた(一人を除く)僕たちは
『麦とろ童』さんへ向かう。
麦飯がお替り自由なのもあり、
僕は超大盛をお願いする。
きたのは、漫画に出てくるような程のてんこ盛り。
店主に勧められるまま、カニ汁をかけて食べる。
・・・多い。
大量の米がカニ汁を吸い、さらに肥大化。
どんどん量が増えていく。
お腹が本調子じゃないミワさんが苦戦する中、
彼女よりも様子がおかしくなる僕。
辛かった。
次は、お腹万全の状態で帰ってきましょ。
ゆきや
2019.7.27〜28(土・日) 田子 透視度5~10m 水温24.0℃
この日からちょうど1年前、
2018年7月27日台風12号ジョンダリが伊豆半島へやってきた。
午後から暴風雨が予想され、
急遽午前の内に2本潜り、深い深い夜へと移行し、
講習初日を終えたそう。
その時OW講習中だったのが、ダイさんとケースケさん。
そして、1年後のこの日2019年7月27日、
台風6号ナーリーが伊豆半島へとやってきた。
ツアーはAOW講習。
昼から夜にかけて荒れていく予報で、
ナイトダイビングは敢え無く断念。
急いで、日中に3本を潜り、この日も深い深い夜へと移行。
そこに居合わせたのが、ケースケさんとダイさん。
台風を呼ぶ男たち。
この日から永遠にそう呼ばれるでしょう。
台風の影響で、海況はなかなか・・・うーん。
透視度がいまいちな中での中性浮力の練習。
なるべく砂を巻き上げないように、
慎重に慎重に浮いてみる。
ウェイトを1kg渡され下に着いちゃう人、
渡されたウェイトの分空気を足したら、
そのまま浮き気味になる人。
何もならない人。
悪戦苦闘する皆を楽しみながら見る僕。
たまたま同世代が揃ったこの日、
上は28歳から下は24歳。
珍しく若いメンバーが揃ったせいか、
男風呂は賑やか。
コウキの馴れ初め、お玉の筋肉事情、
同世代の男の恋愛観、そしてダイビングのこと。
あれやこれやと盛り上がる。
お風呂を終え、ご飯の時間。
待望のビールに至福を感じる。
刺身、煮つけ、フライ、味噌汁、
地元の海産物を堪能していると、
『このゼリー、ニューサマーオレンジだ。』
突然サホさんが話し出す。
『えっ?』
みんな沈黙する。
『これ絶対ニューサマーオレンジですよ。
伊豆の名産ですよ。』
恥ずかしながら、僕はニューサマーオレンジを知らなかった。
激しい主張に押され、恐る恐る食べてみると、
『・・・柚子じゃないですか。
おばあちゃん家のゆず風呂の匂いが。』
『それはないですよ。少なくともオレンジです。』
そんなことはないだろうっと思っていると、
サホさんが店員さんに、
『これニューサマーオレンジですよね?』と聞く。
『たぶん、そんな感じです。朝までに確認しときますね。』
っと店員さんに言われ、少しもやもやしながら、
深い夜へ。
猛烈な頭痛と吐き気を抱えながら、
朝食場の扉を開け、朝ご飯を食べ始める。
『昨日のことなんですけどー・・・』
っとサホさんが話し始める。
まだ目覚めてない僕の脳、
何のことだろうと思っていると、
『ゆずでした。』
一瞬で脳裏にフラッシュバックし、
笑いがこみあげてくる。
僕の鼻の方が正しかった。
蓄膿症の鼻なめるなよ。
蓋を返してみると、台風の影響はあまり受けず、
無事メインポイント沖の浮島根を堪能し、講習終了。
2日で5本潜った皆はもうクタクタ。
本当にお疲れさまでした。おめでとう。
その2日後、
たまたま本物のニューサマーオレンジを食べる機会が訪れる。
味は全然違かった。
ゆきや
2019.7.23(火) 田子 透視度12~15 水温23.4℃
この日は大物狙い。
数日前まで現れていたクロマグロを出会うため、
ちっちゃいものを何も探さずひたすら泳ぐ。
フルキさんを助手席に乗せ、
のらりくらり田子へと向かう。
前日にマサさんとミカさんにクロマグロとの出会い方を聞き、
自分の運との挑戦へと向かう。
普段あまり行かないところまで範囲を広げ、
周りをキョロキョロ探し回る。
いつもは、ウミウシを探しがちだが、
今日はちょっと我慢。
スレートに一切書くことはない、ただ祈るのみ。
結果は、出会うことはなかった。
それでもこれはこれでありじゃないですか。
青い海をただただ泳ぐ。
海を堪能している感じですよね、ヒロサワさん。
来週待ちに臨んだ神子元を控えているフルキさん。
そこに向けウェットを買い、
毎週のように海へと向かっている。
僕はてっきりウェットを買って、
着たくて着たくてしょうがないのかと。
少年のような一面あるんだなーっと思って聞いてみると、
違ったみたい。
フロート上げる練習とかやろうって思ってたら、
月5回になっていたらしい。
本当かどうかは分からないけど。
強がらなくて良いんですよ、フルキさん。
100本記念、何を思ったのかマスク、レギュを外すフルキさん。
急に外すのはやめてください、びっくりするから。
これで記念撮影したかったみたい。
やっぱり少年のような一面あるんですね。
おめでとうございます。
やっと100本、次は200本。
きっとすぐ迎えますよ。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。