何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

「親子の趣味」カテゴリーアーカイブ

主役は私なの

 

 

 

 

2021.1.2-3 田子:AOW 透視度8~16m 水温16.8℃

 

 

 

 

 

 

奪われた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

この日はAOW講習。

 

家族3人の中で、

唯一AOWを持っていないママが主役。

 

 

 

パパとショータは既に持っている。

今回は、講習のママに透き添って、

じっくりと見届けてください・・・。

 

 

 

 

 

 

 

頑張って、解いて!!

 

 

 

 

 

 

あれ、パパさん!?

 

 

今回はママの講習ですよ。

 

なぜ、初めて聞くかのようにしているんですか。

 

 

 

 

 

 

 

ボク「これは、こうで、こうなります。」

 

 

パパ「うんうん。うん。うんうん。へぇー。そうなんですね。」

 

 

ボク「いや、絶対パパさんは聞いてますよ。

ほとんど同じこと言っているので。」

 

 

パパ「あれ、そうでしたっけ!?」

 

 

ママ『失笑』

 

 

子『冷たいまなざし』

 

 

 

 

 

 

 

 

水中では、一歩下がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

講習の説明する度に、

そんな風景で、相当面白かったですよ。

 

 

 

 

 

 

その度に、

 

ママ「私の講習なのー!少し静かにして―。」

 

 

 

 

 

 

 

こっちだ!!

 

鼻から出てますよー

 

 

 

 

 

 

 

まるで、パパが講習を受けているような状況。

それに加え、全てが初耳のようなリアクション。

 

 

 

 

パパ「常に新鮮な気持ちで楽しめて、良いですね。」

 

 

 

 

 

いや、自分で喜んで言うことじゃないです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

1年ぶりでも上手!!

 

 

 

 

 

 

 

 

その光景を冷めた目で見ている、ショータの姿もまた面白い。

 

 

 

 

 

 

 

ママさん、残念ながら、今回の主役はパパのようです。

完璧に取られちゃいましたね・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

早咲きね。

 

 

 

 

 

 

 

ママは帰り際に言いました。

「しばらくは、家族3人で潜りたくないです。

何するか気になって、集中して潜れないです」

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね、ママさん。

僕からすると、それはも面白くて面白くて。

見ていて、全然飽きないんです。

 

 

 

 

 

 

 

また、家族3人で行きましょうね・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

日本は平和ですね

 

 

 

2020.1.26(日) 井田 透視度15m 水温17.3℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の子ども達は、

 

室内でゲーム、スマホばかりしているみたいですね。

 

 

 

 

 

かく言う僕も小学生のころはそんな感じでした。

 

前半は外で遊びはするものの、後半はゲームへ移行。

 

 

 

 

 

今思うともっといろいろな事に挑戦すべきだったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の子ども達の姿を想像してから、

今日のカイトの姿を見ると、

 

 

 

 

 

 

 

可愛らしくもあり、頼もしくもあり、

 

 

 

 

 

 

 

そしてやかましくもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は真剣です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中ではダイビングを楽しみつつも、

 

地上に出れば、無邪気にスケボーで遊び続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、立って自分の足で加速することは怖くて出来ない。

 

 

 

だからスケボーの上に座り、手で地面を押す。

 

 

その姿はボブスレーのよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っすぐ先を見つめる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい「おもちゃ」を手にした彼は、

 

 

コケて血を流しても、

 

 

服がぼろぼろになろうとも関係なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発見者すなおさん

 

 

 

カイトの餌食に ずいぶん育ちました

 

 

 

小さい怪獣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中で大人たちに混ざり、泳ぎ、

 

本人と僕の空気を全て吸い尽くした後は、

 

誰よりも早く苦手な後片付けして、またスケボーで遊ぶ。

 

 

 

よほど気にいったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人に混ざり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日見たカイトの姿を見て、

 

僕とリョースケさんは、お互いの顔を見合わせ語りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『日本は平和ですね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

 

渡る世間は鬼ばかり。

11月10日(日) 田子 透視度15m 水温:23℃

 

 

田子ダイビングツアー#週末の趣味
兄貴と弟君とみんな。

 

ワガママを言うカイト君に手加減のないタマちゃん。

 

10歳の少年に、容赦ない25歳。
なのですが、それはまるで・・・
兄貴と弟くんを見ているかのよう。

 

ライセンス講習から始まり、アドバンス取得までタマちゃん担当。
毎回小さな体で大人の倍以上にエアーを吸っては周囲を脅かす。

 

そんなカイト君と、チームは違えど初めて一緒のツアーに。
カイト君と一緒にいるタマちゃんも、初めてみました。

 

 

 

『兄弟』

 

 

 

だね、これは。

 

 

 

容赦なく、でも面倒見はばっちり。

 

 

 

 

 

そんな二人にほっこりしながら休憩タイム。

 

 

『今日のお昼ご飯、どこにしましょうかー?』

 

『アジフライ!』

 

 

カイト君は威勢よく答える。
大人なみなさんは、今日はアジフライが食べれる場所だね、と、構える。

 

いいんですか?本当にみんな、アジフライでいいんですか?
大人はちゃんと自分の意見を言うべきですよ??

 

 

『私は、寿司。』

 

『え、じゃあ、私も寿司。』

 

『私もお寿司がいいなぁ。』

 

 

 

カイト君。

 

世の中は厳しいのです。

 

大人はちゃーんと自分の意見を述べるのです。

 

 

 

『お昼はお寿司。じゃあ、2本目はどこ行きましょうかー?』

 

『貝!湾内で貝、見たい!!』

 

 

カイト君は威勢よく答える。
大人なみなさんは、2本目は湾内だね、と、構える。

 

いいんですか?本当にみんな、湾内でいいんですか?
大人はちゃんと自分の意見を言うべきですよ??

 

 

『私、外海。』

 

『私も、外海がいい。』

 

『私もー。』

 

 

 

カイト君。

 

世の中は厳しいのです。

 

大人はちゃーんと自分の意見を述べるのです。

 

 

 

キンギョハナダイ#田子ダイビングツアー
だって今日の外海、いーんですもん。

 

ハマフエフキ#田子ダイビング 群れ#田子ダイビングツアー

 

 

たまーに・・・
季節来遊魚が続々と流れ着く田子の海底に目を凝らして。

 

 

ハタタテハゼ#田子ダイビングツアー
たまたま・・・
スミレナガハナダイ幼魚#田子ダイビングツアー
目に入っちゃっただけです・・・(笑)

 

 

田子の海のクオリティに感動して、外海の凄さを再認識。

 

 

 

大人の世界へちょっと仲間入りしたカイト君。
あれだけ生魚を避けていたのに・・・アジフライもあったのに・・・

 

 

鉄火丼(笑)

 

 

強く、逞しく、育つことでしょう。

 

 

見守り、かつ、世の中の厳しさを教えて頂いた皆さま。
ありがとうございました。
 

 

カイト君、負けるでないっ
自分の意見をプレゼンできる日まで、見守り続けるからね(笑)

 

 

最後になりますが、ミチルさん。
私は、見守り続けてますからね。

 

 

ドリフトスペシャリティ#田子ダイビングツアー
どやぁ!!

 

ええ、『ピースっ!』していい出来でしたよ、ミチルさん。
フロート、ばっちりです。
でも、朝の自信のなさが嘘のような・・・ドヤ顔すぎます(笑)

 

 

みか

使い物にならない

 

 

 

令和元年7月14日~15日(土・日) 田子 透視度12~20m 水温23.4℃

 

 

 

 

 

 

 

 

OW終え、2か月。

 

あっという間にAOWになったモギ―とタカちゃん。

 

その2人に追いつけ追い越せと、

 

やってきたのは、サンちゃん。

 

 

 

どうにかこうにかこの日にねじ込み、

 

深い海へと向かう。

 

 

 

本当の兄弟のよう

 

 

 

水中ナビゲーション。

 

本当の兄弟のように協力し合い、四角形を描いて進む2人、

 

サンちゃんとタカちゃん。

 

先に進む2人の背を追いかけるモギー。

 

見ていて微笑ましい。

 

 

 

何か見つけた!!

 

 

 

日中の明るさは微塵もなく、

 

見えるのは自分ライトの先のみのナイトダイビング。

 

 

 

ボートの音すら聞こえることのない世界。

 

目を閉じて、ただただリラックスしていると、

 

『すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。

 

すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。』

 

誰かの呼吸がおかしい。

 

誰だと思い回りをキョロキョロすると、

 

1人だけ泡の出る量が異常だ。

 

その犯人はカイト。

 

急いで全員のゲージを確認すると、

 

5人中4人は残圧が100。

 

カイトだけ20。

 

どういう吸い方をしたらそうなるのか不思議でしょうがない。

 

すぐさま僕のオクトパスを渡す。

 

 

 

スポットライトを浴びたカエルアンコウ

 

 

 

奇跡的に現れたカエルアンコウに皆大興奮。

 

生き物を見るのが大好きなモギーはひたすら見つめる。

 

見つめられ、困っているのかカエルアンコウは背びれを全開に。

 

それすらも可愛いのか

 

いつまでもいつまでもモギーは見続けていた。

 

 

 

いろんな生物を見た後は、安全停止。

 

パっと自分のゲージを見ると、

 

残り10に。

 

カイトはカイト自身の空気を使い切り、

 

僕の空気まで使い切った。

 

恐るべき12歳。どういう呼吸をしているのか。

 

 

 

 

 

 

1日3本潜り、マサシさんとスナオさんのOWチームと合流。

 

お腹を満たし、お風呂でサザエさんを歌い、

 

部屋飲みへと向かう。

 

この時点でAOWチームはクタクタ。

 

 

 

どんどんお酒が進み、気がついたら腕相撲の話に。

 

 

 

翌日僕の両腕は・・・。

 

 

 

酔っぱらった男たちは、

 

自らの強さを証明するため相手の腕を握りしめる。

 

皆年齢関係なく全員が笑顔になれる貴重なひと時。

 

 

 

代償がデカすぎるけど。

 

 

 

疲れたー。

 

 

 

好きなように潜り、ご飯を食べ、お酒を飲んで、寝る。

 

皆がただただ自分のやりたいことだけをやる。

 

本当に楽しい2日間。

 

3人ともAOW、おめでとう。

 

 

 

ここから1週間、僕の腕は使い物になりませんでした。

 

 

 

 

 

ゆきや

言っていた意味が分かりました。

 

 

 

令和元年5月6日(月) 田子 透視度8m 水温18.6~20.0℃

 

 

 

 

 

遂に外洋に出たキョウコさんとカイト。

 

何万匹ものカタクチイワシの群れに囲まれながらの安全停止。

 

辺りをきょろきょろ、きょろきょろ見渡す。

 

よっぽど感動したのか、カイトのログ付けのコメントには、

 

『イワシが腕にぶつかりました。強かったです。』

 

 

 

 

 

 

前日までボーイスカウトで5日間山籠もりしてたカイト、

 

疲労で不機嫌だった朝と比べて、

 

2本目が終わったら嘘のような表情。

 

まあ、この海を見たら、そうなるよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

『助手席ってテンション上がりますね。』

 

と、初の助手席でウキウキしているアヤカさん。

 

潜るのは、約5か月ぶり。

 

久々のダイビングには、ちょうど良い日かもしれない。

 

 

 

初めての外洋、ボートになるキョウコさんとカイト。

 

出船する前に長めの説明。

 

ボートの名称、エントリー・エキジットの仕方、

 

注意しなきゃいけないポイント、面白さ。

 

念入りに説明。

 

 

 

 

 

 

僕のBCDの脇バンドの端末を、

 

ギュッと握りしめながら泳ぐカイト。

 

水底は果てしなく遠く、

 

どこまでもどこまでも落ちて行けそうな海に

 

少しビビりながら泳ぐ。

 

 

 

今までなんなくこなしていた中性浮力も、

 

興奮や恐怖心でめちゃめちゃに。

 

貴重な経験だね。

 

12歳でこれを体験できるのが羨ましい。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて潜る洞窟。

 

薄暗ーい中、手持ちライトで明かりを照らし、

 

壁についているウミウシを探す。

 

アヤカさんは、久々に使うカメラで、

 

ちょこっと練習。

 

 

 

のはずが、ほとんど明るすぎる写真に。

 

カメラ練習しましょ。

 

 

 

『言っていた意味が分かりました。

 

あれは練習しないと大変ですね。』

 

帰ってきてからキョウコさんが言った言葉。

 

他の人にも聞かせてあげたいですね。

 

 

 

でも、終わりじゃないですよ。

 

地球上にはまだまだ面白い海が広がっているはず。

 

僕も大して知らないけど。

 

ゆっくり上手くなって、いろんな海、楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや