2017/12/21-22・IOP-八幡野 透明度10-15m 水温17℃
せっちゃんのオキゴンベ。
手前側のアウトフォーカスはウミシダかな?
それともウミウチワの一種??
何かの隙間から、オキゴンベの特徴的な背びれとグリーンに透き通った瞳が美しいっ。
せっちゃんが撮ってきた魚たちはもう700種類を超えてるらしい・・・。
こんな風にして撮ってもらえる魚たちも幸せだ。
いつの日か・・・せっちゃんの前に魚たちの行列ができる・・・
そんな日が来るような気さえするのです。
そんなせっちゃんと画策した、
生き物とちゃんと向き合いながらいい写真を撮りたくて、被写体も豊富で、
ごはんもおいしいけりゃ尚のことイイねお泊りツアー。
ー1年を締めくくるにいいツアーにしたいなバージョン2017ー
IOPで被写体にも恵まれて超絶楽しいダイビングを昼寝を交え堪能したら、
観光にも出かけましょ。
僕もね、
その存在はずーっと聞いて知ってはいたんだけど実際見たことはなく、
IOPからすぐ先の”ポットホール”なる不思議な岩のあるところ。
ずーとみてみたかったの。
とにかく見た方がいい。
そのまんまるさはやばい。
波の力で動くたびに削られて真ん丸になったその岩は、
僕らの目さえ真んー丸にしてしまう・・・。
しばしトモエと「丸~っ。えー!まる~っ」を連呼。
見たらもうそれしか出てこない。
丸すぎんだもん。
だがしかし、このぜったに見た方がいいと思えるこのスポットに
たどり着くための案内がどこにもない。
それもふしぎ。
海岸の波をかぶる場所・・・という情報しかなくて・・・。
地元に人に聴取を試みると、
とにかく足元が悪い、松が危ない、海にぶつかったら東京方面に少し歩くとある。
見に行っても見つけられずに帰ってくる人がほとんど・・・など
「ま、松が危ない??」
有力とは思えない説明の中でひときわ気になるこのフレーズ・・・
危ない松っていったい・・・どんな・・・。ゴクリ・・・。
行けばわかる。
行く人は、足元と、松には十分に注意が必要だ。
初めて泊まった宿も、夕食に予約をした料理屋も予想をはるかに上回った。
とくに夕食での刺身の旨さはやばい。
アカヤガラの造り・ひらソーダガツオの中トロのような刺身・
ウスバハギの肝を和えて頂くお造り、
それに加えてお料理のすべて美味しいことっ。
ショーダイが撮ってくれたいくつもの決定的瞬間を捉えた写真と、
ゆみちゃんの少し的を外した大声と、
かおるの殺人的なお酌スピードも相まって・・・
時は、気持ちよくあっという間に流れ、酔いはどっぷりと回り、
気が付くと運転代行者の操る我がハイエースで寄宿するという。。。
最高の夜。
翌日、八幡野。
ほぼ情報のあった生き物は皆無だったけど、
生き物へのぼくらの情熱が上回った。
コクテンベンケイハゼにヤイトサラサエビ、
キツネベラ幼魚、ベニカエルアンコウのちっさい幼魚、
などを自力で見つけては、どうやればいい写真になるのか真剣に向き合っている。
また来年もやりましょう。
こんなにゆっくりな、
充実の、
おいしくて、
それでいてちゃんと目標があって、
そして課題が残る・・・
そんなツアー。
これで2017年の伊豆ツアーは最後だけれど、最後に最高の到達点。
それは来年に向けてやりたいことが明確になった2日間。
いちねんかん、
ありがとうございました。
まさ