何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「神子元」カテゴリーアーカイブ

1番好きな海

 

 

 

令和元年7月3日(水) 神子元 透視度30m 水温23.1℃

 

 

 

 

 

 

 

 

この海は、行った人にしか分からない感動がある。

 

弱者を寄せ付けない猛烈な流れが襲ってくる海、

 

壮大なスケール、そこら中にいる魚群。

 

言葉では、言い表せない。

 

 

 

早朝5時半、いつもよりも1時間近く早く店から出発する。

 

大好きなハンマーを見に行くため、

 

テンションが高くなるショウイチロウさん。

 

車では、全く眠くならなかったみたいで、

 

僕とハイテンションの会話をすること3時間、神子元へ到着。

 

 

 

いつもとは、ちょっと違った雰囲気に緊張し始める、

 

ヨシハルさん。

 

大丈夫です、僕も神子元自体2回目。ガイドは初めて。

 

僕だって緊張しています。

 

 

 

楽しみとドキドキが入り混じる。

 

 

 

船に乗る事15分、ようやく神子元島に到着。

 

一斉にエントリーの準備をし始める。

 

全インストラクターが甲板に呼ばれ、ポイントの説明を受ける。

 

 

 

・・・・・・さっぱり分からない。

 

 

 

神子元の地形が全く分からない僕は、

 

緊張だけが増して、臨むことに。

 

 

 

さー、向かいますよー。

 

 

 

透視度30m。

 

圧倒的な景色に圧倒される、みんな。そして僕。

 

 

 

流れと闘いながら、岩をよじ登る。

 

まるでロッククライミングみたい。

 

前方から押し寄せてくる激流に、

 

咥えてるレギュレータがブルブルブルブル震えながら、

 

立ち向かう。

 

 

 

巨大なアオウミガメとトビエイ

 

 

 

強烈な海を優雅に泳ぐアオウミガメとトビエイ。

 

激流をものともせずに泳いでいく姿を見て、

 

人間の弱さを感じる。

 

生き物は、凄い。

 

 

 

 

 

 

なかなか現れないハンマヘッドシャーク。

 

1本目は、ただ気持ちよく流されただけに。

 

 

 

船へ戻ると他のチームから歓喜の雄叫びがあがっている。

 

他のチームとの温度差を感じながら、

 

再び全員インストラクターが集められる。

 

『僕が先に行くんで、いたら鳴らします。すぐ来てください。』

 

現地のインストラクターに言われ、

 

必ず次は、と願うぼく。

 

ショウイチロウさん、ジュンさん、そしてヨシハルさんにも

 

そのことを伝え、水中へと向かう。

 

 

 

『カン、カン、カン。』

 

 

 

入って2分後、その音が鳴り響く。

 

ショウイチロウさんに『行っちゃえ』と指示し、

 

僕はジュンさんとヨシハルさんの手を掴み、

 

全速力でフィンを動かす。

 

流れに逆らい、呼吸が乱れ始めても、動かす。

 

かなりの距離を泳いで、ようやく到着。

 

 

 

すると、そこには・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

何百匹というハンマーヘッドシャークの大群が。

 

右から左へ泳いでいったと思えば、

 

今度左から右へ泳いでいく。

 

 

 

どこかへ行ってしまったと思えば、

 

また別の群れが。

 

36分のダイビングのうち、全ての時間で見れる。

 

まさに、ハンマーリバー。

 

 

 

興奮冷めやらぬまま、船に戻ると、

 

約20人程いたダイバーが、笑顔に。

 

船酔いしていたヨシハルさんも、顔の血色が良くなっている。

 

クリアシリコンにしたジュンさんも、笑顔に。

 

ハンマー大好きショウイチロウさんも、大喜び。

 

僕は、笑いが止まらなかった。

 

 

 

ハンマーヘッドシャーク

 

巨大コブダイ、がどこかにいるはず

 

 

 

今まで潜った海で一番面白かった海。

 

そう言って、良いでしょう。

 

本当に幸せでした。

 

 

 

完全勝利への祝杯

 

 

 

 

 

ゆきや

100本の約束。

12月10日(月) 神子元 透明度:20~25m 水温:21度

 

 

いつか、100本潜ったら一緒に行きましょう。
そう言っていた海がある。

 

 

伊豆半島の突端。
黒潮をドーンと食らったその海は、
吐いた泡が上に行き下に行き真横に流れていく。

 

 

 

 

川のような流れ、アップカレント、ダウンカレント当たり前。
岩にしがみつく手に一瞬の油断があろうものなら引き剥がされて・・・

 

 

今年の潜り納めはいかがでしたか?

 

アオウミガメ#神子元ダイビング#平日ツアー クエ#神子元ダイビングツアー#平日

 

ハンマーヘッドシャーク#290#神子元ダイビング 神子元ダイビングツアー#平日

 

 

狙いのハンマーは不在に終わってしまったけど、
流れを物ともせずに悠然と泳ぐアオウミガメに、何らかのサメのシルエットに、特大クエ。
そして滅多に出会えない外洋性のアカウミガメ!と、戯れるタマちゃん・・・

 

 

 

 

君が一番珍しかったよ。笑

 

 

 

踏ん張り疲れた腕を休め、流れのままに中層を漂い、フロートを上げる。
真っ白な旗に描かれたクイーーーン。

 

忙しい仕事とバンドの合間を縫って潜り続けたカナイーーーンさん。
100本、おめでとうございます。

 

記念ダイブ#神子元ダイビング#平日ツアー
クァナイーーーン100本!!

 

いつだって忘れた頃にちゃんと戻ってきて潜り続けたコタニさん。
突然の100本申告、おめでとうございます。
旗、使いまわしちゃいました・・・汗

 

記念ダイビング#神子元ツアー
これはコタニさんの100本祝い!

 

この海に100本潜ったお二人と一緒に来ることができて、幸せです。
ライセンスを取って間もない頃から一緒に潜ってきたお二人が、
100本潜り続けてくれたことが、嬉しいです。

 

祝杯を上げるために選んだ新規開拓のご飯屋さんが、美味しかったことも。
ウエットで冷えた体を温めるために立ち寄った温泉が、素晴らしかったことも。
この日帰りの旅に華を添えてくれました。

 

上の山亭#下田ランチ#金目カツ丼 餃子#下田ランチ#上の山亭

 

あとはね、、、ハンマーですよ。
3本目、出てたんですって。
マサさんの呪いかなー・・・。

 

神子元ダイビングツアー#弓ヶ浜
心なしか神子元島に暗雲たれこめる・・・汗

みか

トンカチ頭の奴です。

6月25日(月) 神子元 透明度:8~15m 水温:21℃

 

 

今年もきました。

 

 

水の抵抗を最大限に抑えた流線型のフォルム。
激流の中をしなやかに悠々と泳ぐ筋肉質な体。
不自然に飛び出たトンカチ型の頭の先につく瞳。

 

 

ハンマーヘッドシャーク!!

 

 

 

 

大物好きのショーちゃんがリクエストしてくれた神子元。
なかなか人が集まらず困っていたのに、
蓋を開けてみれば結構な数、そして強力なメンツ。

 

ダイビングボート#神子元ダイビング

 

北海道から来たトミーさん、
仕事明けに寝ずにきたナッチャン、
週末のキャンセル待ちを平日にスライドしてくれたオータニさん。

 

海の神様は見てますっ

 

本気ダッシュを何回もして、すっごい疲れたけど、
下からも横からも上からも!50匹を超すハンマーの群れを満喫して。
写真嫌いのショーちゃんがピースしちゃうくらい嬉しかったですっ(笑)

 

安全停止#神子元ダイビングツアー
ショーちゃんがカメラにピースしてるっ

それにしても。
本気ダッシュの私の横を掠めていったあの白いワープフィンは早かったな・・・笑

 

でも実は、今日のメンツはみーんな神子元のハンマー経験者。
ちゃかりお休みで便乗してきたスナオさんだけが初ハンマー。笑
お休みだけど手伝ってくれて、お休みだからビール飲んで・・・

 

海の神様は見てるんですよーっ

 

1本目を外した時のプレッシャーたるや、思い出したくもないけど。
すっかり忘れちゃってまたチャレンジしちゃうんでしょうね。笑
ちなみにハンマー以外は1本目もけっこういいもの見たんですけどねー。

 

透明度#神子元ダイビング

 

タカベ群れ#神子元ダイビング アオウミガメ#神子元ダイビング

 

オオセ#サメ#神子元ダイビング

 

 

海でお腹いっぱい遊んだのですが胃袋はいっぱい泳いでペコペコに。
下田で海鮮とビールで祝杯あげて、下田で金目バーガー食べて・・・ん?
はーこれで身も心もお腹いっぱいーっ

 

金目の卵とじ丼#下田えび満ランチ 下田バーガー#ダイビングランチ

 

さてと・・・次はいつ行きましょうかね?笑

みか

白旗。

 

遅くなりましたが。
12月のブログ、楽しみにして頂いていた方、おまたせいたしました。
すみませんっ。

 

年始までに・・・。
2018年は、こんなふうにならないように・・・。
これからちまちま更新していきたいと思います。

 

 

12月1~2日(金・土) 神子元 透明度:15m 水温:18℃

 

青空にはためく旗。
きたなーこれたなー12月の神子元。

 

神子元ダイビングツアー@12月の伊豆

 

冬はハンマーいないんでしょ?というみんなに、
年末くらいまではでますよー!と言い続け、
証明すべく挑んだ前泊神子元。

 

ええ、まあ、白旗揚げたいです・・・

 

 

 

でもですね、言い訳じゃなくって。
魚影がすごいんです。
丸太みたいなでかいブリがビュンビュン泳いでくるんです。

 

魚影@神子元ダイビングツアー

 

神子元ダイビングツアー@前泊 イサキの群れ@神子元ダイビングツアー

 

イサキシャワー@神子元ダイビングツアー 神子元島の地形@ダイビングツアー

 

そして、この日を境に連日ハンマーリバー。
やっぱりいるんです。
また来年、証明してみせますから・・・!

 

そうみんなに熱く語っていると、村田さんが一言。

 

 

『あの、ネコザメがおっきくなったようなサメってなに?』

 

 

え?ネコザメ?
よくよく話を聞けば、1mくらいのオオセという珍しいサメを見ているそうな。

 

ずるいなー!
なんで一人だけ楽しんでんですか?!

 

 

『いや、みんな見てるしいいかな?って思って・・・』

 

・・・・・・。

 

 

なんと先頭を行く私以外は割とじっくりのんびり、
レアキャラのオオセを見ていたそうです。

 

いろんな意味で意気消沈・・・。
だけど千人風呂に浸かってホッとして。
渋滞もないしのんびりと帰途へ。

 

セレナに悠々4人だったのが、さらに悠々3人に減っていた話は、
あまり触れないでおきましょう。笑

 

弓ヶ浜民宿・福丸@神子元ダイビングツアー
この時はまだ幸せそうなクスミさん。

みか

強運と凶運の戦い

9月11日(月) 神子元 透明度:25m 水温:27度

 

平日神子元ダイビングツアー
約1名・・・笑

北海道からおかえりなさい、トミーさん。
強靭な大物運をありがとう、イシムラさん。
神子元からできる限り遠い自由が丘にいてくれことに感謝、マサさん・・・ん?笑

 

そのみんなの想いが通じたから。
強運と凶運の熾烈な戦いの末、見れましたっ

 

 

ハンマーリバーーー!!

 

 

大好きな大物に囲まれてずっと笑ってましたね、ムラタさん。
メジロザメ(?)に1人で大接近して楽しんでたね、ツルちゃん。
え?私がいつもみんなのカメラに映ってたって??

 

後ろもふり返らずにダッシュしてました、ごめんなさい。
でも楽しかったんです、しょーがない。

 

 

心残りが一つあるとすれば。
金目鯛の卵とじ丼が食べたかったーーーっ

 

神子元ドリフトダイビングツアー 神子元ドリフトダイビング

 

ハンマーヘッドシャークの群れ@神子元ダイビング ナガサーさんと神子元島

 

ということで、まだまだ今年中に狙いますっ!
そしてタンクのバルブはちゃんと開けます。笑

 

みか