何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
8月24日(月) 神子元 透明度:8~15m 水温:21~27℃
誰もがハンマーヘッドシャークの群れを夢見て挑む、神子元。
ハンマー以上のものなんて・・・と、思っていたけど。
これは、見たい。
サイズ感、伝わるでしょうか?
メートル級の特大カンパチの群れ。
見慣れたカンパチと、あまりに迫力が違うため、思わず図鑑で調べてしまいました。
老成すると、特徴的な目にかかる鉢巻模様が薄れるそうです。
そんな老成したカンパチの群れがぐるぐるしてくれたら、
それは、見たい。
見たかったなぁ・・・
・・・察してくれたでしょうか。
みんなが老成カンパチの群れを楽しんでいた時に、
スレートのペンが絡まったのを直そうとずっと手元をごそごそしていた私の傷心を・・・。
みんな、見れてよかったね。
私も、ハンマーヘッドシャークの群れは、見れましたよ。
空気の読めるハンマーの群れ。
1本目、2本目、サメのシルエットにかすりもしなかった。
アオウミガメ見れたから、カンパチ見れたから、タカベの群れも凄かったし・・・
でもやっぱり、諦めない気持ちが大切ですね。
『しつこいなぁ。』
さすが神子元!
3ダイブ、泳ぎ、流され、逆らい、
最後にハンマーダッシュをして、30mのフロートラインを回収したあとの、
あの〆のラーメンは、汁まで美味しかった。。。
みか
2020.8.17(月) 神子元 透視度3~10m 水温20~25℃
全長19mの290(フクマル)が動き出す。
お盆期間ということもあり、船の上はやや多め。
乗っている人は、神子元を頻繁に潜る人やプロばかり。
初めて神子元を潜る人にとっては、
少し緊張する光景かもしれない。
出船した時間帯は、9時30分。
この日、干潮の時間。
潮が引いている事、そして船体が19mもある事で、
船尾にあるスクリューは、水底に接触してしまいそう。
乗船人員30名ほどが、船首側に移動を命じられる。
船首側傾くことで、船尾側は浮き、スクリューが動き始めた。
いよいよ、290が港を出る。
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大海原に浮いている神子元島の周辺が
こんなに穏やかなのは珍しい。
穏やかなことと、
心地良い太陽の日差しがよりワクワク感を生み出す。
神子元島の島影まで、残り5分ほど。
島が近づくにつれ、乗船している人の動きが機敏になる。
次第に話し声はなくなっていき、緊張が込み上げてくる。
今日の水中は、当たりなのか、外れなのか。
いざ、海へ。
正直言って、当たりでした。
目的とする根(水中にある岩山)に到着するや否や、
上方には、無数のシュモクザメの影が。
右へ行ったと思ったら、反転し左へと戻る。
左へ行ったと思ったら、反転し再び右へと戻る。
流れは無いと言っても良い。
ただ、下から冷たい潮が時折湧いてくる。
時間が経つにつれ、冷たいエリアは範囲を上へ上へ広げてく。
それに追われるように、
ハンマーヘッドシャークも上へ上へと上がっていく。
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1本目を終了するころには、ほぼ真上に移動。
そこに真夏の太陽が指すことで、
シルエットがくっきりと見える。
推定100匹ほどはいたであろう。
透視度はいまいち、ただ当たりと言って良いだろう。
神子元とは思えないほど穏やかで快適な海。
このままでは、凄く簡単な海と思って帰ってしまいそう。
2本目に、『らしさ』味わってほしい。
何度も神子元で潜る何名かも、『らしい』海を期待する。
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2本目、ハンマーはあまり見れなかった。数匹程度。
ただ、終始流された事と、
最後安全停止に差し掛かる時に、
8mか浮上したくても出来なかった事。(緩いダウンカレント)
この2つを体験出来たから、良しとしよう。
1本目と、2本目。
違う神子元らしさが出た海。
相変わらず、緊張はするし、怖い部分もある。
でも、やっぱり面白い。
大漁だ、大漁だー
あっ、拝啓マサさん。
またサメ見てしまいました。
ごめんなさい。
ゆきや
8月1日(土) 神子元 透明度:6~15m 水温:21℃
梅雨が明けました。
3日前に、この夏初めて聞いた蝉の声。
気の早い子だと思いましたが、あの蝉が正しかったようです。
そしてこんな梅雨明けの晴れの日に。
ぜひとも見たい・・・
ハンマーヘッドシャークの群れ。
まずは激流がお出迎え。
タカベが必死で泳ぎます。
私たちは諦めて流されます。
あちこちでサメの出没を知らせるベルが鳴る。
上も下も必死で探します。
私たちは諦めません。
ダイブタイム28分。
迫るタイムリミット・・・
あきらめ・・・ません・・・
でも・・・
で、出たぁ。
まさか本当に出るとは・・・笑
あ、いえ、諦めない気持ちが大切ですからね。
・・・見れて、よかった(笑)
私の気づかぬところで、
どうやら、しっかりサメにも見られてもいたようです。
※ちょっと酔いやすい方はご注意ください・・・
みか
2020.7.25(土) 神子元 透視度8~20m 水温25.8℃
7. 26(日) 雲 見 透視度2~8m 水温21.0℃
神子元に行く時の緊張感は、未だに変わらない。
①出船出来るのか。
②激流なのか。
③透視度は良いのか。
④ハンマーヘッドシャークは見れるのか・・・。
などなど。
緊張する要素は沢山だ。
その中でも最近では、④ハンマーヘッドシャークが見れるのか。
ここへの緊張度合いが増え始めている。
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連日続いた大雨の影響の濁りと、
南方から押し寄せてくる黒潮の影響で、
移動するごとに透視度が変わっていく。
強い流れに立ち向かいながら、
根にしがみつき、腕の力でゆっくりゆっくり進んでいく。
『よし、ここでハンマーを待とう。』
たまに来る強烈な流れに飛ばされないようにしっかりと掴む。
『カンカンカンカン』
近くにいたおじさんがタンクを叩き始めた。
周りにいた人は、一斉にきょろきょろ頭を動かす。
・・・いない。
見えたかどうか確認する為、
後ろにいた2人に聞こうと振り向くと・・・、
リビング?
なんという事でしょう。
神子元でこんなにリラックスしながら、
ハンマーを待った人は今までいたでしょうか。
いいや、いなかったと思います。
この人に流れなんて関係なかったんでしょうね。
その後も『カンカン、カンカン』鳴らすおじさん。
2度目鳴らすも、見えず。
3度目も見えず。
周りにいた人がこのおじさんを疑いだす。
それでも気にせず、再び鳴らすおじさん。
『懲りない人だなあ。』と内心疑っていた。
しかし、今回は正しかったようだ。
遠くに幽かに見えるサメの群れ。とりあえず一安心。
今回は10匹ほど。
見れないよりかはマシだけど、納得がいかない・・・。
そして、カンカンおじさんよ。
むやみやたらに鳴らすものではないですよ。
見えるまで、完璧に疑われてましたからね。

初日の神子元も結構緊張してましたけど、
2日目の雲見は入ってからの方が緊張したかも。
だって、全く見えないんだもん。
こういう時はカンカンおじさんいてほしいもんです。
また、あの『カンカン』が聞きたい。

ゆきや
7/20~21 雲見 神子元
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南伊豆に向かう道中、僕らは寄り道を楽しんでいた。
高台から望む棚田の緑がとてもきれいだな。
本当にのどかで、
世間のざわつきがまるで嘘みたい。。
先ほどは雲見で水中洞窟を潜った僕ら、
いつも通り雲見の水中洞窟は面白いし、
カラフルなソフトコーラルや、魚の群れ、そして小さなアイドル達も水中を彩ってくれる。

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西伊豆から南伊豆に抜ける、
明日はずっと行きたがっていた初めて神子元島でのダイビングですね、
南伊豆は神子元島
ダイバーたちの間では、言わずと知れた上級者ポイント、
伊豆で唯一ハンマーヘッドシャークを狙えるポイント、
とりあえず流れが凄い、、、、色々と言われていますが、
どんなにすごいのか、とりあえず潜ってみたい。
潜降、浮上、中性浮力、泳力、エア持ちなどなど、
ダイビングにおける多くの技術が必要になる神子元島、
神子元島でのダイビングをまずは知れればいい、
そして安全に、無事に潜りきれればそれでいい、
無理はしない、無茶もしない。
そして楽しむ。
そんな目標でしたね。
そして、
海は青かったですね、

物凄い数のタカベの群れに巻かれた、
何分たっても途切れない群れ、圧巻でした。
そして例の流れ、

よく耐えました、
そして僕らの前に姿を現してくれたのは、
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大きなカンパチの群れです、
こんなにたくさんのカンパチの群れ、初めてでした♪。
何か一つ足りない気もしますが、、、(笑)
本来の目標である、
神子元の海を知る、
安全に、無事に潜りきる。
楽しむ。
目標達成においては100点満点ではないでしょうか。
夏、、、
海は青いし、
田んぼはきれいな緑色、
今年も変わらずきれいな夏がやってきましたね。
まさし
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。