何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「知床」カテゴリーアーカイブ

NORTH OCEAN TRIBE 2020

 

 

2/13-16 北海道 知床ウトロ 透明度 8~10m 水温:-1℃

 

 

 

IMG_2647

 

 

今年もこの時季がやってきた、

 

 

 

壮大な、真っ白な世界に、

 

凛とした寒さ、

 

 

とは言ってもスキー旅行に来たわけではないよ(笑)。

 

目指すは山・・・

 

ではなく

 

海。

 

 

 

オホーツク海に、この時季にだけ流れ着く流氷、

 

 

そう、

 

その流氷の下に潜りに来たんです、

 

ぼくら。

 

 

だけど、

 

例年来るはずの時季になっても今年はなかなか流氷が来なかった、、、

 

 

だけど、一週間ぐらい前に低気圧による北風で急激に最接近、

 

 

やった、やっぱもってる、ぼくら!

 

と思っていた・・・・

 

 

 

 

 

いつもなら流氷を一望できる能取岬、

 

びっくりした・・・

 

 

 

 

能取岬

 

 

 

流氷あーりません・・・(笑)

 

 

 

なんと、せっかく近づいた流氷、

 

昨日と今日の南風で離れていってしまった・・・(笑)

 

 

だからって全然落ち込んでないよ、

 

何も不思議じゃない、これが自然さ、

 

北海道にはついたばかり、

 

楽しい事も美味しいものもたーくさん待ってるから。

 

 

 

 

網走、北見で遊び終えた僕ら、

 

空港のある女満別から僕らの滞在、潜水地である知床ウトロ地区まではおよそ90㎞、

 

到着するころには日が暮れ、辺りも暗くなっていた、

 

海の見える海岸線、

 

 

やっぱり流氷はなかった・・・・

 

 

 

 

ホテルに戻ってから現地のガイドさんとダイビングの打ち合わせ、

 

「この2日間、流氷下でのダイビングは見込めないかも知れませんね・・・」

 

「なるほどう・・・・」

 

今まで流氷ツアーだけはツキまくっていた僕らも、

 

とうとう、こういう時が来たか・・・

 

顔を見合わせるマサさんと僕・・(笑)

 

 

とは言っても、

 

さーて、温泉に浸かって、サウナ入って、北ならではの旨い飯をあてにサッポロクラシック♪

 

 

 

夜は北風が吹いていた。

 

 

 

 

翌日

 

朝、眠い目をこすりながら浸かる、海が一望できる大浴場、

 

なんと、

 

 

流氷が来ていた。

 

 

 

たった1日で流氷は岸まで近づいていた

 

その光景を目の当たりにした僕ら、

 

自然の凄さを身をもって感じた。

 

流氷がが来たー!

 

 

 

少量ではあるけど、

 

ないのとあるのでは大違い、

 

氷の下で、僕らはダイビングする事ができたのだった、

 

 

そして北の果ての奇跡はこれでおわりではなかった

 

 

なんとこのまた翌日!

 

 

 

 

流氷もっと来たーー!

 

 

自然ていうのは凄いね、ほんとに

 

 

 

流氷がっつり。

 

 

ありがとう北の神様。

 

 

 

 

 

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オショロミノウミウシ DSC06338

 

 

 

 

 

流氷の下に潜る目的は達成した、

 

 

 

 

 

 

欲を言えばもう一つ。

 

 

 

 

クリオネ!

 

 

 

 

 

ありがとう、クリオネ。

 

 

 

 

クリオネと流氷

 

 

 

分厚い氷、

 

太陽の光、

 

そしてクリオネ。

 

 

 

それだけで満足できるほどうれしかったんだけど、

 

 

さらに陸も最高に

 

美味しかった、

 

楽しかった、

 

 

けど痛いことも(笑)。

 

 

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やってみて初めて分かる楽しさと難しさ、奥深いカーリング。

 

ジュンさんまさかの転倒・・・カーリングは危険も伴う事も身をもって体験。

 

 

車で走る道はどこも広大な雪景色、何もないんだけど見ていてもなぜか飽きない、

 

マサさんがハンドルを握る傍ら僕は眠いのだけど、

 

いつエゾシカが見れるかわからない、

 

キタキツネが見れるかわからない、

 

オオワシが、オジロワシが、

 

常にどきどきが止まらない、、寝ようにも眠れない。

 

大自然の滝を見に雪原をトレッキング、流氷に埋め尽くされたオホーツクの海を一望、

 

2日前までこの流氷がなかったなんて信じられない。

 

 

夜はこの時季限定の氷のフェスへ、

 

氷の滑り台を滑って子どもに戻り、アイスバーでホットウイスキーを飲んで大人に戻る(笑)。

 

もはや毎年恒例のワカサギ釣りは過去最高に釣れたね、

 

ただそれはみんなの事で、

 

僕だけがなかなか釣れない・・・

 

そう思っていたけど、

 

そっと釣竿を氷から上げると、

 

もう、しばらく前から釣れていたであろうワカサギに鮮度はなく、

 

すでにお亡くなりになっていた(笑)

 

美味しく天ぷらで頂きましたが(笑)

 

そして流氷の上をどこまでも歩く流氷ウォーク、ではなく・・・

 

流氷と流氷をジャンプで渡っていく僕等発祥のアクティビティ、

 

その名も流氷ジャンプ!(笑)

 

 

これがスリルと楽しさと痛さ・・・(笑)、

 

トミー、カオルが以外にもたくましい(笑)。

 

 

 

 

そんなこんなで陸も休む暇なくよく遊んだね。

 

 

食べるものものはとりあえず全て美味かったなぁ、

 

その中でもこの時季の高級魚めんめ(キンキ)は脂のノリが半端じゃなかった。

 

 

 

 

 

なんでこんなに楽しいんだろうか、

 

自分でもわからないんすよねぇ、

 

こんに寒いところなのに、

 

こんな極所のダイビングなのに、

 

みんなに、

 

え~寒そう、そんなところでダイビング?

 

って言われてもね(笑)

 

ほんと楽しくて楽しくて、

 

結局行った人じゃないとわかんないんだと思うな、

 

この感じ(笑)。

 

結局何が言いたいかというと、

 

 

 

俺ら今回もやっぱりツイていた!

 

 

って事(笑)。

 

 

 

 

 

今回最果ての知床にて、記念ダイブの

 

1日遅れて合流した、生物大好きショウイチロウと

 

流氷ダイブに一番アジャスト?いつもげんきなおとぼけノリちゃん(笑)

 

本当におめでとう。

 

 

女満別空港で合流した北海道民トミー、

 

寒いからやだと言っていたカオル、

 

流氷のベテランになりつつあるオウちゃん、

 

今回ついていたのはお払いに行ったあなたのおかげか?イマイズミさん

 

そして手首を負傷しながらも気合いと根性ですべてをやり切った、やんちゃオヤジ、ジュンさん(笑)。

 

これにてアイスダイバーsp講習も無事終了、

 

みんな、氷の下でのダイビングのいろは、

 

しっかり覚えましたね、

 

がっつり着いていない流氷を残念に思った初日ですが、

 

日に日に増える流氷、

 

毎日変わる水中の景色、

 

これを味わえたのはむしろラッキーだったのかもしれないね。

 

これにて、みんなアイスダイバー認定です。

 

ありがとうございました!

 

そしてお疲れ様でした。

 

 

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最後になりましたが、

 

毎年毎年、ぼくらのお世話をしてくださる、

 

マサさんのおねぇさん、

 

そのおねぇさんの旦那さんで大学教授で流氷の研究などをされている先生、

 

現地でワカサギ釣りの準備やご教授、

 

本場の教授からの、流氷や、北の海に生きる生物、生態系、そして、世界の海のお話、

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

記念ダイブおめでとう

 

来年はどんな景色が待ってるのか、

 

今から楽しみだ。

 

 

まさし

NORTH OCEAN TRIBE 2017

みなさんは、

 

一生のうちに見たい景色はありますか?

 

僕も1回はと、そう思っていたけど、

 

まさか今年も見られるとはね。

 

3/2~3/5  北海道知床   気温:-5~5℃ 水温:-1℃

 

流氷の上で

 

今年もここに来られたことが素直にうれしい。

 

ミラクル続きだった昨年流氷ツアーに引き続き、

 

今年もやっぱりついていた僕等、

 

2月に入り、今年は割と早めに流氷が着岸した、

 

今年は安定した氷に恵まれそうだな、なんて思っていたら、

 

僕等が現地入りした当日は激しい南風、そして気温も7℃とか、東京と変わらない、

 

その影響で

 

昨年、沢山の雪と流氷を眺めた能取岬では、

 

雪がなく、そして流氷も岸の近くに少しあるだけだった・・・

 

そう、激しい南風で流氷が沖へと流され、岸から離れて行ってしまったのだ。

 

明日のアイスダイビングが危ぶまれる・・・

 

だけどやっぱりついてるね俺ら。

 

夜から激しい北風、

 

なんと朝には、流氷カムバック、ぎっちり接岸、

 

そのかわり吹雪(笑)。

 

ハード・・・? 吹雪に負けるな

 

今年は、

 

陸から50mぐらい氷の上を歩いていき、

 

氷に穴を開け、

 

その穴からエントリー。

 

アイスダイビングならではのエントリースタイル。

 

もちろん装備も流氷仕様でね、

 

昨年の経験から今年はみんなオーダーメイドのアイスフードで。

 

 

いざ、ホールエントリー

 

この上の写真の時、なんだか決まってるけど、潜降直前に自分のラインに絡まって、がんじがらめだったミヤキさんとコッシー(笑)。

 

 

 

初日は吹雪いていたけど、

 

2日目は晴れて最高のコンディション!

 

快晴。

 

2日目で慣れたのもあり、この日は割とみんな余裕がありました。

 

そして今回のお目当ての1つであったクリオネ、

 

初日は見ることができなかったけど、

 

2日目には無事に全員見る事ができました、

 

でもねぇ、今年は昨年以上に厳しい戦いだったな・・・

 

この景色が素晴らしい クリオネだー ホールからみんなが見える ラインをしっかり

 

クリオネ by HIROKO はばたくクリオネ ミジンウキマイマイbyHIROKO

 

これは何だろう オショロミノウミウシキタユウレイクラゲ

 

そして2本潜り、午後には気温の高さ、天気の良さ、風の影響で氷が動きはじめ、

 

ダイビングが出来ない状態に。(ギリギリの2本でした!)

 

ダイビング以外にも沢山の事をした4日間、

 

流氷ウォーク、ドライブで色んな所をまわり、いい景色を求めて歩いて探検。

 

これもほんとに楽しかった。

 

そして網走湖でのワカサギ釣り、

 

今年はみんな大漁!

 

その中でもレナちゃん、セッちゃんが釣れ始め、

 

それに続いてミヤキさんが釣りまくり、調子に乗って釣れないセオちゃんに指導(笑)。

 

でも俺が最下位の1匹・・・

 

最後にみんなの釣ったワカサギを天ぷらにして美味しくいただきました。

 

そして意外にみんな白熱した試合を繰り広げたカーリング、

 

東京でカーリングなんてできないからねぇ、

 

簡単そうに思っていたカーリングもやってみたら、

 

そうとうムズイよ、ストーンの投げ方や、方向、力加減も絶妙なんだよね。

 

1時間練習、そしてマサさんチームとマサシチームに別れて1時間試合。

 

結果はマサシチームの勝利。

 

何しろヒロちゃんのミラクルショットが光っていたね。

 

そして、自然の動物たちだって今回はたくさん見れました。

 

エゾシカにキタキツネ、オジロワシにオオワシ、

 

なにせオオワシがかっこいいんだ。

 

そして忘れちゃいけないのが飯です、

 

最高です、

 

カニでしょ、イクラでしょ、サーモンでしょ、ホッケでしょ、寿司でしょ、カキでしょ、ウニでしょ、ラーメンでしょ、それにシカ肉でしょ、もう色々食べすぎて覚えてないですねぇ(笑)。

 

先生のお手本を見て カニだー 氷に穴を開けるのだIMG_2733

 

野生のオオワシ発見展望台を目指せ ウトロ崎灯台と

 

wで釣れたラーメン食べ比べ氷の滑り台毛蟹だー

 

オホーツクに一番近い駅 雪で遊ぶみんな エゾシカ

 

タオルが凍ったよ 網走湖でワカサギ釣り まさしチームの勝ち!

 

ほんとに充実した4日間、

 

今回も色んな事に恵まれました。

 

東京じゃ味わえない体験や、

 

見る事できない景色。

 

吹雪きだって、寒さだって楽しく感じられる。

 

きっと、来た人にしかあの感じはわからないんだと思うんだなぁ。

 

ねぇ、そうだよねぇ、みんなー。

 

次はもっとクリオネをゆっくりと写真撮りたいね。

 

今回集まってくれたみんな、ありがとう、

 

僕とまささんの方が楽しんでいたと思うよ(笑)。

 

そしてお世話になった現地スタッフの皆さま、とカーリングの先生、

 

そして今回もいろいろサポートして、興味深い話をたくさんしてくれた先生とおねぇさん(マサさんの)、

 

本当にありがとうございました。

 

海をバックに

 

また来年もあの景色が見れるだろうか?

 

絶対に見るぞ。

 

 

 

まさし

NORTH OCEAN TRIBE

 

 

みなさんは、

 

水平線の彼方まで覆いつくされた流氷に沈む夕日を、流氷の上から見たことがあるだろうか。

 

 

ぼくは、ある。

 

 

2/27~3/1   北海道知床半島  気温:-10℃  水温:-1℃

 

二度と見れないかもしれない景色

 

 

僕らのホームである伊豆から北へ遠く離れた、世界遺産、北海道は知床半島。

 

気温は-10℃

 

その北国の凍えそうな寒さの中でも、たくましく生きる生命や、壮大で美しい自然を感じることができる。

 

そして北海道の冬の風物詩としてもしられていて、2月中旬ぐらいから3月上旬にオホーツク海に流れてくる流氷、

 

接岸した流氷は、海の上を水平線の彼方まで覆いつくし、海はどこまでも白一色の平原となる。

 

その景色は誰しもを魅了してやまない。

 

僕は、

 

その景色がこの目で見てみたかった、

 

そしてその流氷の下の水中の景色がこの目で見てみたかった、

 

そんな想いにのっかってくれたみんなのおかげで開催出来た今回の知床流氷ツアー。

 

僕らの潜るポイントであるウトロに流氷が接岸したのは、僕らが 現地入りするつい4日前だった、ほんとラッキーだった。

 

現地入りした初日は、

 

北海道出身のマサさん、のおねぇさんの旦那さん(大学の准教授で流氷を研究している先生)がネイチャーガイドとして来てくれて、

 

流氷の話をしてくれたり、景色の綺麗なところとか、地元の人も行くおいしいご飯やさんを案内してくれました。(現地の人が陸上を案内してくれるなんてほんと贅沢だなぁ)

 

能取岬からの景色は絶景で、流氷の上をオジロワシが飛んでいたり、流氷の上をキタキツネがあるいていたり。

 

これといって何もないんだけど、景色を見てるだけでとっても楽しい、そしていつまでも見ていられる、なんでこんなに楽しいのか自分でも不思議でした(笑)。

 

そして時間も大幅におしてしまう・・・(笑)。

 

網走湖でワカサギ釣りのやり方も先生が教えてくれて、氷に穴を開けて12人でワカサギ釣り、

 

なんと、12人揃って、釣れたのはミサコさんの一匹だけ!(笑)。

 

0と1の差はでかいよね。

 

ミサコさんだけが釣ったワカサギ

 

釣れる時は1っ回に1000匹ぐらい釣れる事もあるらしい・・・って、せんせーが言ってたけど、嘘でしょ、せんせー(笑)

 

全然釣れなかったんだけど、すっげー楽しかったなぁ。。

 

そして先生とここでお別れ、ホテルに着いた僕らは夕飯、新鮮な北海道の蟹や魚介が食べ放題、ちなみにこの日、朝食はラーメン、昼食は寿司・・・(笑)・・・北海道は美味いよ・・・。

 

さてさて、2日目からは本題であるアイスダイブ。

 

4日前までは来ていなかった流氷も僕らに合わせてくれたのかのようにぎっちり接岸、

 

天候によって180℃状況が変わってしまう極限状態でのダイビング。

 

だけどほんとについてるよ、僕ら、

 

天気は快晴、そして無風。

 

美しい白一色の海が僕らを迎えてくれました。

 

ここは海、エントリー風景。

 

ダイビングもがっつり流氷仕様でね。

 

寒冷地仕様

 

海に潜ったら、

 

その景色に感動。

 

水面はぎっしり氷、

 

氷の厚さによって光の入り方が変わるのもまた綺麗なんだ。

 

この景色が見たかった

 

緊急浮上用ホール

 

そして、生物なんだけど、

 

あんまりいなそうに思うかもしれないですけど、意外といるんですよね。

 

ハナサキガニやホッカイエビ、クサウオ、ウリクラゲ、ミノ系のウミウシもたくさん、流氷近くには見たことない形のプランクトンもたくさん、ほんと小さな生命の宝庫なのです。

 

ハナサキガニ

 

そんで、なんといっても、やっぱりお目当ての・・・ね

 

クリオネちゃんね。

 

わーい見れたー。

 

クリオネちゃん!

 

 

 

これが見たかったんだよ、

 

水族館でみてもダイバーである僕らにとっちゃ意味ないからね、

 

やっぱり海の中で野生のを見ないとさ。

 

かわいいよなぁ、

 

ほんと見ててあきないんだよね。

 

そして、ほんと写真撮るのも、動画を撮るのも最上級にムズイっす・・・

 

あとみんなが心配してた寒さ、

 

胴体部分は意外と平気で、やっぱり末端がね・・・冷えるねぇ、っていうか感覚がなくなるんだよねぇ。

 

後は器材の事、レギュレーターが凍るのよ・・・

 

僕とまささんのレギュレーターが1番先にフリーフロー・・・(笑)

 

そんな問題もあって1回のダイビングは大体15分。

 

ランチは焼きたてのホッケを一匹ずつ、これがまた美味いんだ。

 

ここは海です。

 

午後からは、またどんどん空も青くなって、日が暮れる頃には最高の夕陽。

 

どこまでも流氷の上を歩いて、そこから見る夕陽。

 

流氷に沈む夕日、

 

水中の景色もそうだけど、

 

一体この景色をどれだけの人が見れるだろうか?

 

そんな事を思ったら、今見てる景色がとっても貴重だなぁと。

 

最高の夕陽をバックにまりちゃんの200本、アケモさんの100本のお祝い。

 

流氷の上で撮る記念写真、なかなかないよねぇ。

 

流氷の上でおめでとう。

 

こんな最高のコンディションの1日。

 

とは打って変わって次の日は、

 

天気が荒れ模様に・・・

 

天気が一変・・・

 

そして午後からは北海道では数年に1度の大荒れ、

 

本格的なブリザードに。

 

だーけーど、

 

楽し~

 

風ちょーつえー、目の前真っ白で何にも見えねー、

 

テンションあがるーおもしれー、

 

東京じゃぁ絶対味わえねーよこりゃー、

 

とまぁ、僕はこんなかんじだったのですが、

 

そんなにふざけてもいられない話になりまして、

 

この猛吹雪は翌日の僕らの帰る日まで続き、

 

帰る飛行機飛ばないんじゃないか説浮上。

 

さらには道が通行止めになり、空港までも行けないんじゃないか説も浮上。

 

本当は朝9時にホテルを出るはずだったけど、

 

道産子の野生の勘なんでしょうか、まささんの一声で急遽出発を30分早めて出発。

 

地元の人でも外出をさけるほどの、猛吹雪の中、目指すは80キロ先の網走・・・

 

ひとたび風が強く拭けば1メートル先も見えない・・・

 

北国の厳しさもしっかり感じましたね。

 

そして網走まであと少しのところで情報が、僕らが今まで通って来た道が次々に通行止めになってると、

 

しかも僕らの通過した5分後に・・・

 

あと少しでも出発が遅れていたら・・・アウトぉぉ!!でした。

 

そして無事に網走に到着する事ができました。

 

まささんの一言がなかったら・・・まささんすげぇなぁ・・・と思った矢先にまささんにふりかかる悲劇・・・(笑)。

 

そんなこんなはあったけど、ゆっくりとお土産を買って、ランチは魚貝の炉端焼♪、んまっ。

 

魚貝にビール!!

 

だーがしかし、安心したのもつかの間、

 

僕らの前の飛行機が次々に欠航・・・

 

ぼくらの乗る飛行機だけが調整中の表示のまま・・・

 

だけど欠航が濃厚・・・

 

網走に延泊の予感。

 

みんなも仕事場に連絡を入れ始める・・・

 

楽しい雰囲気とは打って変わってちょっと深刻なムードに・・・

 

僕も網走のホテルをとってもらう手配をしたり明日の朝一便を予約したり。

 

何度見ても表示は調整中のまま。

 

その時、とある情報が、

 

どうやら飛ぶらしいと。

 

みんなで勝ったーと歓喜し、

 

うきうきでキンキの姿造りと雑炊をお目当てに居酒屋に向かったのでした(笑)。

 

そして無事に飛行機は飛び、

 

東京に帰ってきたのでありました!!

 

いやぁ、今回の北海道は、

 

何かに守られているんじゃないかと思うぐらい奇跡がたくさんでした。

 

僕らの来るちょっと前に流氷が接岸して、僕らがダイビングを終えた日の猛吹雪で流氷が一切なくなってた事。

 

地元の人も珍しがるほどの流氷に沈む夕日が見れたこと。

 

通行止めを間一髪ですり抜けた事。

 

欠航がほぼ決まってたはずの飛行機が飛んだ事。

 

ほんとすごかった。

 

楽しかった。

 

寒いのですら、

 

楽しくて楽しくてしょうがなかった。

 

ただ、残念だった事もあるよ、

 

楽しみにしてたオオワシが見れなかった事。

 

楽しみだったカーリングができなかった事。

 

楽しみだったホタテバーガーが食えなかった事。

 

でもいいんです。

 

色々経験して次に活かせそうです、

 

そして、来年もやろうと、こっそり思ってますから。

 

またあの景色が見たい。

 

まりちゃん、あけもさん、おめでとう。

 

網走の先生、色々ありがとうございました!またお世話になると思いますので、その時はよろしくお願いします(笑)。

 

P1270509

 

たっくさんの良い写真を全部載せきれなかったので、

 

流氷ツアーのギャラリーをミカに作ってもらいました!

 

覗いてみてください!

 

↓↓

2016 知床流氷ツアー

 

 

 

まさし