2021.1.20‐21 本栖湖 透視度10m 水温6.4℃
お試しでやってきた、『冬の本栖湖』。
初日の地上は、最高2℃、最低-4℃。
さぞ寒いのだろうと思い、
皆に防寒対策を諄いくらい言い、臨みました。
水の温度は5℃、若しくは6℃台。
水道水よりも冷たい水を、初めて体感する僕たちは、
潜る前の作戦会議が、いつもよりもだいぶ長めになった。
冬の伊豆で、多用する3㎜のフードでは寒さに耐えられない。
もう少し分厚く、
そして顔全体にフィットしたアイスフードを装着する。
初めて使う僕たちは、
あまりの慣れなさに何度も何度も、
着けては外し、着けては外しを繰り返した。
やっぱり、アイスフードとアイスグローブで潜って正解だ。
口元に触れる水がとんでもなく冷たい。
試しに、僕は水中でアイスグローブを外してみた。
すると、冷たさで急激に手に激痛が走る。
この2つを着けずに潜りに来ていたら、
僕たちは、数分で浮上して、
当分部屋から出てこなかったでしょうね。
しかし、それにしても魚がいない。
泳いでも泳いでも泳いでも、魚がいない。
3本潜って、見れた生物は4匹。
まぁ、生物がいないけど、
夜の楽しさを考えたら、少しは許せる。
気温は氷点下まで下がった。
サラダ用に千切ったレタスを火から遠い場所に置いておくと、
あっという間に凍ってしまう。
前歯に凍みるし、シャリシャリ音がするし、何とも言えない。
ただ、暖かい火の近くで飲むビール。
本当に旨い。
そして、周りを見ると、
東京よりも遥かに綺麗な満天の星空。
こんなにも自然を満喫できるとは、贅沢だ。
思い起こせば、2日間は最高だった。
水の中は、冷たくて生物が少ないけど楽しい。
陸は、ちょっと寒いけど楽しすぎる。
どれだけ楽しかったことか。
また行きたい。
5人は、春夏秋冬でやりたいと誓い、解散したのでした。
最高です、本栖湖。
ゆきや