2019.11.18(月) 江之浦 透視度5~8m 水温21.8℃
平日だというのに、
なぜ個性豊かな男性陣が揃うのだろう。
揃いも揃って、面白い人ばかり。
フルキさんを筆頭に、クロケンさん、そしてワタクさん。
富士山を見せろという人がいれば、
週刊少年ジャンプを買ってくる人もいる。
そんな男性陣に付き合ってくれた、カホさん、マナミさん。
最初に言わせて頂きます、ありがとう。
水の中に入って呼吸するという行為、
普通の生活では絶対あり得ない行動だ。
ダイビングだから、出来る事。
このセカンドステージ言われる物体を咥えてさえいれば、
呼吸することができる。
そんなことは、分かっている。
でも、何故か水中に入ろうすると恐怖心が増してしまう。
きっと多くの人が、最初はそういう感情を抱いているのだろう。
ただ単に、僕がそういう感情にならないだけ。
だから大丈夫。きっと潜れる。
そんな感情と格闘している間、
江之浦の浅瀬では、フルキさんにより統率された人たちがいた。
ダイビングの大先輩の指示に従い、
お互いが離れないように、その場で練習。
その姿、見守るフルキさん。
『1、2、3。よし、全員いる。』
きっと気が気ではなかっただろう。
『早く玉ちゃん来い!』
きっとそう思ったんだろう。上がってきてから、
『インストラクターの気持ち、ちょっと分かりました。
全員いるか、心配でしょうがないですね。』
と言っていた。
それぞれが次の目標を目指し、コツコツ練習をする。
逆立ちになってみたり、仰向けになってみたり、
うつ伏せになってみたり。
『上手くなる』
この思いを心に掲げ、ひたすら空気をいれる。
陸上、水中ともにふざけているワタクさんは、
残念なことに上手。
下手だったら、とことんいじるに・・・。
このカエルアンコウを皆に教えているときに、
事件は発生した。
これまで、
水中で完璧なプレーをしてくれていたフルキさんがいない。
ほんの数分までは、感謝しかなかったのに。
やってくれましたよ。
必ずオチを作ってくるんだよなぁ。
いろんなことがあって、意気消沈していても、
こんな美味しい物を食べれば、復活しちゃう。
迷子になったって、美味しいビールを飲めば、
全てチャラ。
週に1度のジャンプより、
月に1度のダイビングと旨い飯。
そして、AOWに行けば、
さらに面白い海と旨い飯が待ち構える。
店に帰ってから、各々次の目標へと向かっていった。
カホさん、相棒が出来たんで、
来週は相棒と共に雪辱を果たしますよ。
フルキさん、もずくごめんなさい。
そしてご馳走様でした。
ゆきや