何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
1/23 熱海 透明度:12m 水温:17℃
数日前の春のような温かさがまるで嘘だったかのような強い北風・・・
そして天気は雨・・・
ちょっと強がってみても、しょうじき寒いっす、
ボートに乗って浴びる風、冷たいっす、
ウィンターグローブ、フードありがたいっす、マスクもするとボートの上よりあったかい事知りました、、、
熱海の海、ザブザブしてました・・・。
えっ?
僕のポイント選びが間違っていたんじゃないかって?
そのような事はございません、
あの、ちょっと前に僕らもブログで書いた、超レア種のボロカサゴです、
まだ熱海では見れているのです、
前回見たときは綺麗な紫色でしたが、コケが付いたのか汚れが付いたのか、少し茶色になってきていて、名前の通りボロくなってきている気がします(笑)。
でもやっぱりこの希少種の価値がわかるダイバーなら非常に嬉しいんですよ。
透明度良し!深場にはたくさんのサクラダイ群れていました。
そしてヤヒくん発見のネコザメ、結構大きくて見ごたえありましたね、
しばらくすると泳いでどこかへ、
ですがまた見つけてしまいました、、、どうせ逃げるならもっとすぐには見つからないよう遠くへいきなさい!と言いたかったです。
ね、入っていしまえば中々面白そうでしょ、
陸上は寒かったですが、
常にみんなが笑顔でいられたのは、
潜った後に嬉しいことが待っているからなんでしょ(笑)。
今日はどんなに寒くても頑張れる!! って言ってましたよね(笑)。
ですよね。。。納得。。
まさし
2020.12.8 熱海 透視度15~17m 水温19.2℃
「熱海で潜りたい」と思ってから、早3年。
この日、ようやくヨシハルさんが熱海へ舞い降りた。
今までどれ程願っていたことか。
熱海へリクエストを出すも、人が集まらず。
熱海へリクエストを出すも、海況が悪く行けず。
熱海へリクエストを出すも、現地サービスが閉めて行けず。
どれだけ行きたかったことか。
3年間我慢し続けた熱海はどうでしたか。
冬の寒さはあるけども、天気は良好。
透視度、海況共に問題なし。
コンディションは最高でしたね。
水深30mに沈む、全長81mの石積船『旭16号』。
船内に大量にいる『ネンブツダイ』。
船の古びた骨組みの合間を縫うように泳いだり、
船側に媚びれ着いたソフトコーラルとハナダイを眺めたりと、
今までに見たことのない景色で、さぞ楽しかったでしょう。
水中でダンスなんかしちゃったりして。
ハコフグを捕まえては、
ヨシハルさんへ見せ、大笑いする。
何度やった事でしょう。
ヨシハルさんの中では、
『熱海=ハコフグの捕獲』と脳に刻まれたはず。
3年越しの熱海を満喫したあとは、
そそくさと器材を片し、小田原にある名店へ瞬時に移動。
誰も名残惜しさはなく、頭の中は金目鯛でいっぱい。
この美味しさは、3年待ったヨシハルさんへのご褒美ですね。
食べ終えて後の、お昼寝タイムもまた最高でした。
ゆきや
2020.11.21 熱海 透視度10~12m 水温20.8℃
初めてフロートを打ち上げるのは、なかなか難しいもんですね。
なかなか空気が入らない。
紐が絡まっちゃう。
紐を話すタイミングが分からない。
色々あって、自分ごと打ち上げちゃう。
体験したことがある人なら分かるはず。
あの大変さ。
あの難しさ。
かく言う僕自身も、
初めてフロートを打ち上げた時は・・・。
初めてフロートを打ち上げたのは、約2年前。
その当時は、インストラクターには既になっていた。
なぜフロートを打ち上げる展開になったかは忘れたが、
まだまだガイドをするのに、ひたすら緊張していた。
フロートなる道具を渡された僕は、
『これを打ち上げれば、良いのか。簡単そう。』
と思い、紐をぐるぐる巻きつけ、
やみくもにBCDのポケットに突っ込んだ。
ひととおり潜り終え、いよいよ打ち上げる瞬間。
ポケットから出し、ロープをほどき始める。
が、ほどいても、ほどいても、ほどいても、ほどき切れない。
もうぐっっちゃぐちゃ。
どうしようもないので、
一緒に潜っていたレナさんなる人物に、協力を要望。
が、それでもほどけない。
そうする頃に、ひとり、またひとり、
そしてまたひとりと残圧が0に近づいてく。
成すすべなく
レナさんなる人物にフロートの打ち上げを懇願。
これが、僕ファーストフロート。
酷いもんでした。
そんな僕が今まで色々な人のフロートを見てきて、
もっともヘタだったのは、紛れもなくボク。
たぶん、今後も超えられることはないでしょう。
チヒロさんみたいにフロートと一緒に打ち上がっても、
可愛いもんです。
デザキさんみたいに少しずつ深度が下がっても、
可愛いもんです。
その時の僕と比べれば、みんな合格。
あ、でも忘れないうちに練習した方が良いですよ。
先延ばしにすると、色々大変です。
ボクみたいになりますから・・・。
ゆきや
2019.2.15(土) 熱海 透視度12m 水温16.0℃
土日祝日と言えば、各年代がバランスよく揃うもの。
10代から60代まで色々な人が。
今日も6時20分になり、ぞろぞろと揃ってきた。
あれ?今日は随分と若い顔ぶれだ。
ゴウさん以外全員20代。
思わずゴウさんも
『今日はそういう日なの?』
と口にするくらい。
こうしてゴウさんの引率風で熱海へと向かった。
ワタクさんがいるおかげなのか、
それともいるせいなのか、
地上、水中共にずっと賑やか。いや、騒がしい。
『船に乗船する際に、不安定な筏があります。
渡るときは躓いて転んでしまうから、
十分気をつけてください。』
っと説明すると、
『またまたー、そんなことするはずないでしょ。』
と茶化してくる。
沈船を潜り終え、1人ずつ船から降ろしていく。
モナカ、ワタクさん、サンちゃん、ゴウさん、
そしてウサミちゃんの順で。
最後のウサミちゃんを下したあたりで、
急に『うわぁ』と男性の気の抜けた声が辺りに響いた。
何事だと、辺りにいた人が全員声の方へ顔を向けると、
そこには倒れているワタクさんの姿が。
潜る前に茶化していたことが、そのまま起きたみたい。
筏に躓いて転ぶ。
結構痛かったみたい。
茶化していたワタクさんがこけたおかげか、
心配の声よりも笑い声の方が多かった。
なかでも、一番笑っていたのは、先頭に歩いていたモナカ。
一段高い場所にいたモナカは、上から見下ろして大笑い。
誰よりも声高らかに、そして豪快に爆笑をかましていた。
食事の時や休憩中はワタクさんを中心にバカ話を繰り広げ、
ほほの筋肉がつかれてしまった。
ウサミちゃんは、『この人の正面嫌です。』
サンちゃんは、『噂のあの人ですね。』
モナカは、『わっはっはっはっはっは。』
なんだか、高校時代の修学旅行を思い出しました。
こんな感じで楽しかったぁ。
そして、ゴウさんは
『この修学旅行の引率は嫌だなあ。』
ごもっともです。
おたま
2020.02.10(月) 熱海 透視度15m 水温15.8℃
今まで僕は色々な物を手に持ってきました。
綺麗なもの、汚いもの、気持ち悪いもの、
そして、ちょっと危ないもの。
ただ、唯一触ってこなかったものがあります。
それは、命の危険を感じるもの。
これだけは触ったことがない。
いや、触りたくない。
野生の勘でこれはダメだ!っというのは触ってこなかった。
予定よりも強いうねりが熱海の小曽我洞窟に入ってきていた。
ウミウシを見たくても、その場に留まれない。
右に左にぶんぶん振り回される。
この自然の力には誰も勝てない。
人間も、ハコフグも、コウイカも。
彼らが一生懸命に泳いでも前に進まない。
それを見た僕はコウイカの背面にそっと手を近づけた。
すると、うねりの力に押されて、
コウイカが手の中に吸い込まれるように入ってきた。
『ラッキー!!』
皆を集めて、自慢する。
笑いながら、写真を撮るミズキちゃん。
まじまじと見るミクちゃん。
そして、羨ましそうに眺めるサホさん。
そうサホさんに見せてしまったのが全ての間違いだった。
洞窟を抜けだし、各々が生物を探す。
ウミウシであったり、ナマコであったり、ベラであったり。
すると、サホさんがミズキちゃんの方へ向かって泳ぎだした。
手には何か包んでいるようだ。
『うねりで飛んだウミウシでもキャッチしたのかな。』
その時僕はそう思っていた。
遠くから2人を見ていると、
ミズキちゃんが大慌てで、手で✖を作っている。
何か変なのを取ってきたなと思い、ゆっくり近づいてみると、
ミズキが興奮気味で阻止した意味がすぐに分かった。
ヒョウモンダコ。これを手の中に包んでいた。
知らないというのはなんて恐ろしいんでしょう。
ウィンターグローブしていたから、良かったものの。
『カッコ良かったんだもん。』
どんな言い訳ですか。
僕は今後彼女の前では水中で変な事をするのは、
やめた方が良いのかもしれない。
そう気づかされた1日。
最後にこの場をお借りしてご報告。
この日より前スタッフのリューさんが、
非常勤スタッフとして潜ることになりました。
スタッフ時代を知っている人、知らない人、
いろいろいるとは思いますが、
今後一緒に潜る機会が増えると思いますので
どうぞよろしくお願いします。
悔しい話ですが、間違いなく僕より生物を知っています。
ただ、僕の方が体力と筋肉はあります。
あと、食欲も。
お玉
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。