何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
8月1日(日) 千葉・西川名 透明度:20m 水温:26℃
8月2日。
私を悩ませるのは、二の腕と胸筋の痛み。
筋肉痛、ですね。
一番手にエントリーして、みんなをサポート。
どうにか全員無事潜降するのを見守ってはいますが・・・
実は自分も自然のパワーをひしひしと感じることに精一杯でした。
ナガミルが凄い速さで流れていきます。
イサキが渾身の力で尾びれを動かしています。
そして私たちは、水底を必死に這っています。
激流ポイントとして有名な、千葉の西川名。
言うてもそこまでの流れに当たることはほぼなく、
真剣なブリーフィングも、拍子抜けなんてことが多々あります。
しかし。
この日、西川名で潜った皆さんは、
自然の、潮流の、人が敵わないパワーを心に刻んだことでしょう。
悠々と泳ぐメーター越えのクエ。
西川名のシンボル的存在のヒゲダイ。
潮待ちの間に出会った港内のドチザメの赤ちゃん。
人間の力なんて微々たるものと感じるこの海中を
フィールドにするこの子達の逞しさ。
またぜひ、落ち着いて会いに行きましょう。
駆け込みで受けて頂いたマスター。
ヘトヘト&へろへろの私たちの胃袋に、
あっという間に消えていった絶品海鮮の品々。
ごちそうさまでした!
みか
2020.11.4 伊東 透視度8~12m 水温22.3℃
伊東の船着き場を出て、15分。
ダイビングポイント『白根南』に到着した。
水面が少々バシャついているが、流れはない。
ただ潮の色はあまりよくない。みどり色だ。
呼吸を整え、水中へと入っていく。
入ると、潮の色なんて関係なかった。
潜り、根の頭に到着した途端、
頭上を往復し続けるキビナゴ群れ。
キラキラ、キラキラと体を光らせながら、
縦横無尽に泳いでいる。
キビナゴの川の向こうに行ってみる。
ただ、一向に対岸にたどり着かない。
進めど進めども、現れるキビナゴに、
どれだけ頭を振らされたことか。
美味しそうな体をしたイナダに追いかけられ、
さぞ疲れただろう。
一体何匹が胃袋に消えていったのか。
ただ言えるのは、時間が経てども、
キビナゴの数は減ったようには感じない。
今日の伊東は、正解だ。
2本目も、『白根南』に行くのに迷いはなかった。
1本目に行っていることもあり、船の上は慣れたもん。
目を閉じ、揺られながら、到着を待つ。
ただ、ここからが違った。
激しい流れだ。いわゆる激流。
脚力ではなく、腕力で進んでいく。
根に到着した時、すでにショウコちゃんは疲れていた。
うん、お疲れ様です。
相当焦ったでしょうね。
うーん、やっぱり不正解か・・・?
一方、ツルタさんは焦ってない。
流石なもんだ。
ただ、別のことで焦っていた。
ディープ講習で、水中でペットボトルに空気を入れてみる。
間違っても離さないように、注意する。
もし離してしまえば、水面までロケットのように打ちあがる。
ペットボトルをパンパンにし、
ちょっと手を離し、すぐキャッチ。
これがなんとも言えない。
楽しいのか、ツルタさんは何度もやっている(笑)
ただ、一瞬掴み損ねた。物凄く焦っていた。
その瞬間の動きと言えば、それはもう笑えて笑えて。
結果として、正解だったかもしれない。
流れはともかく、群れは最高だ。
そんなテンションが上がっている僕に、
ジャンケンを持ち掛けてくる他のお店の人。
・・・僕は負けた。
そして、何故か飲み物を全員分交わされた。
やっぱり、不正解だったかな??
ゆきや
9月22日(祝・火) 西川名 透明度:18m 水温:18℃
今年はだいぶ遅かった水温の上昇。
ようやく9月に入り、どこもかしこも安定してウエットが適温に。
おまけに今日は晴れている。
『水温何度くらいですかー?』
『わかんないけど温かいですよー』
私達の会話を聞いていた現地の方がボソリ。
『18℃ですよ。』
『あははははー!冷たすぎですよー(笑)』
『でもまあ魚はおかげで元気ですよ。』
『あはははー・・・は?本当に18℃ですか?』
『はい、18℃です。』
衝撃が走りました。
ようやく伊豆全域の水温が25℃くらいで安定したというのに。
そう、ここは伊豆ではなく、千葉の海。
飛び込むと、噂に違わず痺れる水温・・・。
でも確かに、おっしゃるとおり。
18℃の水温にイサキの群れはムクムク巨大化して、見応えたっぷり。
特大クエやネコザメもごろごろ登場。
寒さを除けば。
安全停止ラインの激流を除けば。
ウサミちゃんがギュッと握った私の手の傷口を除けば。
最高の海でした(笑)
そして、麺好きの私にとっては、最高のランチでした(笑)
みか
8月30日(日) 西川名 透明度:15~20m 水温:24℃
上級者限定。
腕の力でも進めない程の激流。
それでも行きたい絶対的な千葉の大物ポイント。
色々な噂が飛び交う西川名。
蓋を開けてみたら、
全員男、男だらけのツアー。
そして、緊張感高まるいい流れ。
しかし、大物がゴロゴロしていると散々言ったのに、
常駐の特大モロコやネコザメさえも会えず、
今回の西川名は正直、ふるわなかった・・・。
目に浮かぶのは、青くて温かい海。
いや、よく考えればこれでもう十分です。ね。
慰めてくれるのは、噂に違わぬ美味しい食事。
そのフレンチのランチのようなお洒落な前菜を頂きながら。
『このランチを推したら女性も来るんじゃない?』って。
えっと、、、女性の皆様。
激流ポイントと名高い千葉の西川名。
アフターダイブにはお洒落なランチがあります。
ご参加、お待ちしてます。
・・・こんなイチ押しポイントでいいのでしょうか?笑
みか
8月2日(日) 西川名 透明度:15m 水温:21℃
髭を生やすと印象がガラッと変わります。
ちょっと強面になったり、ダンディーになったり、お洒落になったり。
この子は、髭がないとどんな印象でしょうか?
他の海ではあまり見かける事のないヒゲダイ。
ここ、千葉の西川名では、ずらりと整列する事も珍しくなく。
今日も髭を突き合わせて井戸端会議をしておりました(笑)
にしても、この髭って、なんのためにあるんでしょうか・・・?
パラパラカタカタ調べてみると、
『顎の髭のような部分はセンサーの役割があります』
『砂の中のエサを探り、味をも感じられるとか・・・』
魚の髭(っぽいもの)には往々にして、センサー機能が備わっています。
なるほどなるほどーやっぱりねー。
でも、何よりもヒゲダイを調べていると目に留まるのが・・・
『非常に美味』
気になりますねぇ・・・
いつかご報告したいと思います(笑)
ちなみに世の中にはヒゲソリダイという子もいるようで。
髭剃ると印象変わる方もいますからね。
優しそうになったり、若返ったり。
ヒゲソリダイもいつか会いたいなぁ。
ということで、この日の西川名。
晴れの陽ざしを遮るイサキ雲。
そのイサキの壁の向こうから姿を現したのは・・・
房総半島、熱いです。
みか
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。