何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
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筋肉の貯金はできる
ミカ:
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すぐ寝る。
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マサ:
脳が硬式野球
10月20日(水) 熱海 透明度:10~12m 水温:23℃
沈船、冒険、宝探し・・・
その響きに、わくわくしてくるのは私だけでしょうか。
水底に沈んだ旭丸。
残念ながら、
財宝は積んでいなかったようですが。
1986年に沈んだその船は、
30年以上の年月の内にソフトコーラルに覆われて、
そのソフトコーラルをも覆う勢いのハナダイに包まれています。
かつて砂利を運搬した頑丈な船の内部は、
30年以上の年月の内に錆びて崩れ、
その隙間から差し込む青い光と魚の影のコントラストが美しい。
久々の海にちょっと緊張気味の2人には、
冒険とは違うドキドキも相まっていたようですね・・・
頭上のイサキの群れ、見えましたか?
ヒゲダイの顎髭、気づきましたか?
ナガハナダイは、綺麗認定してくれますか?
海に、おかえりなさい。
まずは、それがとても嬉しいです。
あとは、ちょっとずつ勘を取り戻しましょ。
凪よく、透明度良く、お天気よく。
復活にはベストコンディションな良い一日でした。
唯一欠けていたのは、カレーだけ。
カレー・・・
完全にカレーモードだったのに・・・
ごめんなさい・・・。
みか
6月27日 熱海 透明度8-12m 水温 22度
関東に近づく予報だった台風も進路を大分はずれ、
海はべったり穏やかに。
今日のリクエストは熱海!
この日の沈船は、群れがすごかったっ!
船内にも所狭しとグッチャリ。
船内を出れば、キビナゴたちが沢山。
アジやらマダイやらに追いかけられて、右に左に逃げまくる。
その中に突っ込む人間たち。キビナゴの周りは皆敵だらけ。
目の前で逃げまどうキビナゴ達、迫力満点でした。
驚かしてごめんね。
そして、キビナゴをたくさん食べたのか、
沈船内にはおおきなクエも!
80センチはありそうな、クエ。
私でも知ってます。クエが高級魚だということを!
調べると、キロ単位、15000円くらいで取引されるらしいです。
あの大きさなら、50000円くらいだったかも。
天然ものですし。
なんだか惜しいことをした気分・・・。(笑)
沈船初めてチームはアドベンチャーでよかったなーと。
ベテランチームは群れはすごいけど、
もう少し小さいもの(マクロ生物)も見たいなーと。
2本目は、ちょっと小さいものも狙ってソーダイ根へ。
でもね、透明度は悪くなってるし・・・
小さいものは全く見つけられず、
大玉砕しました。
皆様ごめんなさい。
まだ、沈船の方がいたかもですね。。。
2本とも沈船行くべきだったかな・・・ー?
すなお
2021年5月30日(日) 熱海 透明度:15m 水温:17℃
前日、クジラが熱海の港に迷い込んできたそうです。
アカボウクジラという珍しい種だそうです。
今朝は、少し沖合を傷ついた身体で泳ぐ姿が観察されたいるそうです。
そんなクジラの姿が一目見れたらいいな。
そんなクジラの声がちょっと聴こえたらいいな。
どうですか?
ボリュームONにできるところで聴いてみてください。
みか
5月22日(土) 熱海 透明度:10~12m 水温:17℃
映画『イントゥ・ザ・ブルー(Into the Blue)』を知っていますか?
実は子供のころ、洋画が大好きでした。
その中でもこの映画で見た海中の映像は、子供心によく覚えています。
たぶん、沈没船の宝を探すというのが、
宝探しに(本気で)憧れていた私の心に印象的だったのでしょう。
熱海の沈船を潜る度、
砂利運搬船を漁礁にしたこの船に宝があるはずはないと知っているのに、
どこかワクワクした気持ちが湧いてきます。
私の心のどこかで、まだ金銀財宝を夢見ているからでしょうね(笑)
今週末もせっせと綺麗な生き物を探してきます。
みか
2021.4.18 熱海 透視度7~12m 水温16.8℃
むかーしむかーしあるところに、
「旭16号」という名の砂利運搬タンカー船がありました。
それはもう大きくて、
全長約81m、全幅約18m、総トン数約5,000トンもありました。
旭16号は、
全盛期は砂利運搬船として活躍していましたが、
老朽化が進んできたため、
遠くから運んできた砂利を海上で一時的に保管する、
「保管船」にシフトチェンジしていました。
当時も熱海の沿岸部にあった、
「汚水処理場」を埋め立てするべく、
砂利を過積載の状態でじっと待機していました。
ところが1986年1月30日、
甲板作業員は、船の異音を耳にしました。
慌てた作業員たちは、
すぐさまベルトコンベアで繋がれていた
周囲の砂利運搬船を撤収させたそうです。
その後、遂に限界が来たのでしょう。
砂利積載部分から真っ二つに折れ、
現在の地点で24時間かけて沈んだそうです。
旭16号は、曳船を必要とする砂利保管船だった為、
沈没した時は、エンジンは積載されていませんでした。
エンジンを積載していなく、不安定だった為、
タンカー部分にゴロタが投入されました。
沈没した当時は、さぞ綺麗な船体が残っていたでしょう。
それが年を重ねるごとに、
船体の壁面には、鮮やかなソフトコーラルやウミトサカがつき、
船内部には大量の魚が住み着くようになりました。
僕がダイビングを始めた4年前までは、
旭16号は割と綺麗な形を残していました。
それが、1年、また1年過ぎるたびに、
台風にやられ、船側面の壁はエグれていき、
今ではすっかり壁がありません。
いつまでその姿が見れるのでしょう。
今年の台風でもまた形を変えるんでしょうね。
1年後か、2年後か、はたまた5年後か、
見れなくなる前にたくさん潜っておきたいです・・・。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。