何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
6月2日 安良里 透明度:10m前後 水温:20℃
安良里リクエストのこの日。
リクエストをくれたまゆさんに安良里の何がリクエストか尋ねると、
「行ったことないから。安良里にしただけ―。
だから、安良里じゃなくてもいいんだよねー。
どこがおすすめなのー??」と。
私:「えっ?そーなんですか?」
一瞬安良里じゃなくなる説も流れましたが、
ネジリンボウが見たいということで、無事
安良里に決定!
お目当ての1つであるネジリンボウでは謝罪記者会見のように
カメラを構え、撮りまくる!
ネジリンボウはどんな悪い事をしたのか・・・。笑
そして、隠れ上手なカスザメがいるかも。
いたら、激しく教えるようにと言ってたのに、
自分一人で見ちゃってる方が。
あんだけ教えてって言ったのに!一人でずるいなーっ。
ねーあつこさん!(笑)この罪は重いですよー!(笑)
同じように見える上の2匹も全く違う生物。
ヒレナガカサゴとウミテング。
どちらもまっくろちびすけで可愛い。
特に目が。クリっとした目で、カメラを見つめております。
沢山泳いだけど、ちょっと珍しいこの子。
名前は「ミズヒキミノカサゴ」
キリンミノとかネッタイミノカサゴと似ている。
何が違いかというと・・・
・背鰭の棘の数が13本でやや短い。
・胸鰭の糸状に伸びる部分に赤褐色の縞模様がある。
ミズヒキっていう名前はこの胸鰭にある赤と白の縞模様を
「水引き」に例えているらしい。
うーん。ミズヒキミノカサゴって教えてもらうから、みんなにもそう伝えるけど、
ネッタイミノカサゴって聞いてたら自信を持って、
「ネッタイミノカサゴだよ」って教えるでしょうね。
うーん難し!
なにはともあれちょっと珍しい子に会えたのです!
安良里で潜った後は、ほとんどが安良里初めての人ばっかだったので、ちょっと観光しに馬ロックへ!
私の説明では全くイメージがつかなかったイトヤマさんは、
到着すると、
「ほんとだ!想像以上に馬だ!」と。
だから馬ロックって言ってるのにー・・・。笑
という事で、観光客に混ざってダイバーも記念写真!
なんか並び方的に家族写真みたいになってます。(笑)
すなお
令和元年5月24日(金) 井田 透視度8~10m 水温18.9℃
360℃カメラをアオリイカが産卵している漁礁に置く事30分。
皆はその映像を見たことはあるだろうか。
その映像は、ビールを片手に持てば、
永遠に見てられるような不思議な映像。
それを今回、ムラタさんが撮ってくれた。
ただ、その映像は載せることが出来ない。
画像が重すぎて・・・。
写真を練習したいアヤカさん、
今回こそは、じっくり写真の上達を目指す。
普段、土日祝日にツアーに参加しているムラタさんにとって、
平日のまったりは最高らしい。
どんなにゆっくり潜っても、どんなゆっくり休憩しても、
どんなにゆっくりご飯を食べても、
どんなにゆっくり珈琲を飲んでも、
時間は余る。
今年ウェットスーツを初使用のムラタさん。
ドライスーツとは全然違い、海を直接身体で体感し、
心地良さそうに泳ぐ。
全く寒くないらしい。
僕もGWくらいウェットスーツにしているけど、
結構寒いですよ。
どんな感覚しているんですか。
アヤカさんが撮ったケラマハナダイ。
ワイド好きでウェットスーツを
楽しんでいるムラタさんを他所に撮影する。
写真練習にはもってこいの、
綺麗なソフトコーラルの背景と鮮やかな体色のケラマハナダイを
黙々と撮る。
見事、前回のリベンジ達成。
前回は撮る写真がほとんど明るくなってしまい、
眩しい写真になっていたのが、
今回はしっかりと生物の顔にピントがあった写真に。
でも、まだまだ上手くなれますよ。
休みで、一緒に海へ行ったミカさんが撮ってくれた写真、
僕たちはどこにいるのでしょうね。
もっとウェットスーツが快適になる季節早く来ないかな。
ゆきや
令和元年5月22日(木) 安良里 透視度2~8m 水温20.3℃
夫婦でダイビングを始め、
潜った場所は、全て静岡と神奈川。
そして、全て日帰りツアー。
そんな中で、1週間遅れで夫婦揃って迎えた300本。
先週がタツルさん。この日がミナさん。
日帰りだけでこの本数を迎えたのは、
OCEANTRIBEでこのご夫婦のみ。
まさかこの日、僕がご一緒できるとは。
せっかく、リクエスト頂いた伊東もあいにくの大うねり。
2番目に行きたいところ、安良里へ。
『トビエイ見たいなあ~。』
記念ダイブにトビエイが見れたら、最高。
見れることを願って、いざダイブ。
2日前に降った豪雨のせいか、水深10mまでは透視度2m。
全然見えない。
きっと見えるだろうと期待を込めて、
そのまま水深20mへ。
良くはないけど、見える。
イワシの群れ、カンパチの群れ、メジナの群れ、
キンギョハナダイの群れ。
まるでここは生簀の中ではないかと思うような状況で
ウミウシを探す。
あちらこちらにいるムラサキウミコチョウ。
ムラサキウミコチョウしかいないなーっと思い、
別の場所に行こうとした次の瞬間、
目の前からトビエイが来た。
ただ、小っちゃい・・・。
『トビエイ!トビエイ!!トビエイ!!!』
急いで2人に伝え、一目散に追いかける。
トビエイは遥か彼方へ飛び去ってしまい、
ぱっと後ろを振り返ると、
遠くにタツルさんが。
全然ついてきていない。
『はい、すぐに戻ります。』
ところで、タツルさんは何かと1人で生き物を見がち。
帰ってから、写真を見ると、
『あれ、こんなのいました?ミナさん見ました?』
というやつばかり。
それはずる過ぎます。
奇跡的に300本目で見つけたセナキルリスズメダイ。
幸運なことに、僕たちの他にダイバーはいない。
撮り放題。
一度引っ込んでしまっても、
もう一度出るまで待つ。
そして撮りまくる。
300本目にこんなに綺麗に撮れるなんてさすがですね。
これからも、綺麗な生物を探すので、撮ってください。
そのためなら、僕は馬車馬のように、
水中を動きます。
どうぞ、使ってください。
本当におめでとうございます。
次は400本、楽しみですね。
ゆきや
令和元年5月9日(木) 透視度5~8m 水温18.2℃
この日は、写真練習ツアー。
写真を練習したのは、ユウキさんとトシさん。
毎回写真練習ツアーに行っているのに、なかなか・・・。
どうやら、毎回同じことを聞いているみたい。
今日もまた同じことを・・・・・・。
いい加減覚えてもらっても良いですか。
GW明けの今日、
道も空いていれば、海も空いている。
空いているからこそ、他を気にせず、
ゆっくり撮れる。ラッキーですね。
獲物を探し、3人で群がって、あらゆる方向から撮影する。
もちろん、ぼくも含めて。
このガラスハゼ、体長は5㎜にも満たない。
目を凝らすと、やっと見つけられる。
そして、カメラを構えると見失う。
見つけては、カメラを構え、見失う。
これを3人で繰り返しながら、なんとか撮影。
やっとの思いで撮れた全体像が、これ。
まさに極小。
これを撮るだけで1本潰せちゃうね。
店に帰ってきて、マサさんにも、
『どうせ、大したの撮れてないだろ。』
と言われ、
『今日は、違います。かなりいい感じです。』
と返す。
マサさんに見せると、
『確かにちょっと上達した』と褒められる。
ちょっと嬉しそうな2人。
でも、まだまだ上達できる。
いつかマサさんをギャフンと、言わせられるように。
まあとりあえず、次のレスキュー頑張りましょ。
今度は手加減しませんよ。
ゆきや
令和元年5月5日(日) 井田 透視度10~15m 水温17.8℃
『どうやら、推定5㎜ほどのガラスハゼの幼魚がいるらしい。』
ヒロコさんは、この日を迎えるまでにその情報を得ていた。
『井田に行くなら、それが見たいなー。』
・・・・・・見ましょう。
見つけたら、マキケンさん、
その一眼で良い写真お願いしますね。
ヒロコさんも、オリンパスのOMDでお願いします。
ユキさんも写真お願いします。
チヒロさん、とりあえず写真をください。
マナさん、目に焼き付けてください。
AOW後、初のファンダイビングのサカさん。
幾千もの海を潜り抜けてきた先輩ダイバーたちの中に入り、
緊張のご様子。
セッティング、潜降が早い人たちに囲まれながら、いざ海へ。
一目散にガラスハゼがいるポイントへ向かう。
どこだどこだと、
辺りのムチカラマツ、ムチヤギを一本一本見渡す。
幼魚どころか、ガラスハゼの成魚もなかなか見つからない。
内心、少し焦り始める。
と、思ったその時、ガラスハゼを見つけた。
『え、これ?』
ぼくとヒロコさんは顔を見合わせる。
どう見てもデカい。3㎝くらいはある。
首を傾げながら、写真を撮るヒロコさん。
ガラスハゼへの疑問を脳裏に浮かべながら、
エキジット。
『え、あれじゃないですよね。』
『絶対違うでしょ、あれは。デカいもん。』
間の休憩中、
現地サービスのスタッフにガラスハゼの情報を聞く。
『次は大丈夫ですよー。完璧です。』
なーんて強気なことを言っているものの、内心かなり不安。
続く2本目、一目散に幼魚の所へ。
『さー、探しましょう。』
と伝えた次の瞬間、『いた!!』
急いで、アピールをして皆を呼ぶ。
なーんて小さいんだ。
1本目に見たやつとは雲泥の差です。
写真はまたリベンジしましょ。
幼魚の可愛さは、成魚とは比べ物にならない。
愛おしすぎる。
ちゃーんと見ることが出来た後のビールは最高だね。
あっチヒロさん、写真ちゃんと下さいね。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。