2019.11.27(水) 平沢 透視度8m 水温20.4℃
プールでは平気だった。
昔、水泳をやっていた。
水に対して恐怖心はないはず。
僕、そして彼女自身もそう思っていた、海に入るまでは。
先週一緒に行った江之浦。
ロープを掴みながら、ゆっくりゆっくり水中へと潜っていく。
しかし、カホさんは入ることが出来なかった。
それでも諦めず、1本目20分、2本目も20分挑戦し続けた。
でも、遂には潜る事が出来なかった。
それでも、彼女は逃げ出さず、今日また海へと向かった。
恐怖心はあったことでしょう。
それには打ち勝とうとする気持ち。
それさえあれば、きっと潜れる。
今日は、カホさん、ユウコさん、そして僕を含めた3人。
ただ今日に限って水中は常にマンツーマンで潜る事に。
まずはユウコさんと行くことに。
平沢のエントリー口にある傾斜は、コケまみれになっていた。
僕はカメラを持ちながら、
『ここすっごく滑りやすいんで、気を付けて下さい。』
とユウコさんに告げ、手すりを使わず傾斜を降りていた。
すると、注意喚起していたはずの僕は、
コケに足を取られ、転倒。
こうして、僕が持っていたカメラのワイドレンズは亡き者に。
衝撃の出だしとなってしまった。
次はカホさんの番。
平沢の一番西側にある、沖縄かのようなビーチ。
ここの膝をつけば、頭がすっぽり入る深度から始める。
前回は出来なかった入るところは、まずクリア。
とりあえずホッと一息。
そーっとそーっと下がっていく。
2mクリア。
続いて3mクリア。
約5m付近で深ーくゆっくりと吸ってみる。
何もせず、ただ呼吸をする。
周りを見渡して、魚たちを観察。
先週は水中に全く入れなかったカホさん。
今日はスキルとかは全くやってないけど、
『入ることが出来た!!』
これだけで僕は嬉しかった。
潜り終え、祝杯をあげるべく、ご飯屋へと向かう。
向かうのは、蕎麦屋は『橋本』。
今日は水曜。定休日は火曜。よし、行ける。
・・・電話が繋がらない。
なぜ??
不安を抱えながら、行ってみると、なんと臨時休業。
やられた。
他のお店は今日が定休日。
『こういう時はマサさんに聞けば、大丈夫!』
っと、頼みのマサさんに聞いてみる。
『ウナギなんてどう?』
さすがだ。返答が早い!!
皆に聞いてみると、
『うなぎーーーーーー!!』
大歓声。一気にうなぎの口になってしまった。
教えてもらったうなぎの店を調べ、
そこに電話してみる。
もう皆はウキウキに。
・・・・・・うなぎも定休日。
急いで再びマサさんに電話をする。
ここしかないと、沼津港の店に直行。
もうお腹はペコペコ
この際祝杯をあげれれば、どこでもいい。
カホさん、明日もっと美味しい祝杯あげましょうね。
ユウコさん、AOWで最高な祝杯あげましょ。
その時はお供します。
ゆきや