何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
平成31年4月12日(金)井田 透視度20m~ 水温16.3℃

青すぎる。
透視度20mを優に超えている。
スズメダイの群れ、クロホシイシモチの群れ、
そして、キンギョハナダイの群れ。
青い海に点在する無数の群れに飛び込むノドカさん。
彼女は、来世はイルカになりたいみたい。
来世まで待たなくても、少しずつ近づいているのかも・・・。


そんなノドカさんとは初対面のゴマキさん、
イルカのように泳ぐノドカさんを見てマネしたくなったのか、
クロホシイシモチの群れの中へ。

遠くが果てしなく見える今日は、
たまたま同じポイントを潜る人たちはいない。
見える範囲を自由に広がり、ひたすら泳ぐ。
約半年ぶりに潜るトミナガさん、
ドライスーツってこんな感じかな?
カメラってどうやるんだっけ??
と試行錯誤しながら、
少しずつ少しずつ思い出していく。
今日はカメラを持っていないメンツだから、
せっかく見つけたクダゴンベを撮る人がいない。
トミナガさんを除いては。
急いでトミナガさんを呼びつけ、
カメラを貸してアピール。
トミナガさんの肩からスナッピーコイルを伸ばし、
カメラを向ける。

無事撮ることが出来、トミナガさんへカメラを返すと、
すぐどこかへ泳いでしまった。
そんなにクダゴンベに興味なかったみたいですね。
これは失礼しました。

久々のダイビングを終え、疲れたご様子。
休憩中、ふとトミナガさんが
ダイビングが出来なかった事情の話に。
ラジオ好きなトミナガさんは、
そこから得た面白うそうなイベントに行くのが趣味のよう。
葉山の砂浜で行う上映会、
六本木で行うクラフト酒の会などなど。
これを聞きつけたお酒好きのチーさんと僕は、
急にニヤニヤ。
チーさんに関しては、今日一かも。


色々な面白いイベントを知っているトミナガさんは、
『洒落てますねー』なんて言っていると、
『ダイビングの方がお洒落でしょうが』っと一言。
今までこの方ダイビングをオシャレって思ったことがない。
だいたい僕みたいなのがやっているんですよ、
それをお洒落って言うものなのか。
お洒落ってなんなんでしょう。

帰りの足柄PAでの一枚。
美味しいコーヒーを片手に撮影。
一見5人にしか見えないようだけど、
実はもう一人。
イクセさん、もっと分かりやすいと居てくださいよ。
よーくよーく見ると、
さらにもう一人見えるかも・・・・・・。
ゆきや
平成31年3月27日(水) IOP 透視度10~12m 水温16.1℃

『コーヒー飲みたいと思いませんか?』
この日、最初に出た質問。しかも僕から。
ただ僕が飲みたかっただけですけどね。
平日だから許して。

長~い試験期間を終え、ようやく潜ることができたホリケン。
平日のゆったり感に味を占めたのか、今週2回目。
約8か月ぶりに潜るナホさん。
ようやく家を飛び出し、海へ。
よく食べるヨシハルさん、
食欲に関しては、20代?と思っちゃうくらい食べる。
今日も・・・・・・、
・・・・・・食べましたね。

結果としては、IOPに行ったものの、
そこに辿り着くには、いろいろと・・・。
店に皆が集まり、今日向かうポイントを決める。
今日は、透明度重視ベストポイント。
南西風強め。
自ずとほぼ東伊豆になってくる。
ぼく
『どこかなー。熱海行きたいねー。』
みんな
『熱海良いねー!!』
ぼく
『じゃあ熱海にしましょっか。
小曽我洞窟っていう季節限定ポイントもあるし。
そこだったら、久々のナホさんも練習になるし。』
ヨシハルさん
『熱海この前行けなかったから、リベンジしたいな。』
ぼく
『じゃあ、そうし・・ま・・・・?
待ってください。そーいえば、熱海は定休日が出来たはず。
いつかは分かんないけど。
直前で電話します。
それまではIOPあわよくば、熱海って感じで。』
そんな始まり方。

熱海の近くのコンビニまで約1時間。
朝の7時半過ぎには到着し、長めの休憩。
20分近く休憩し、いよいよ緊張の電話の時間。
2コール目には、サービスの人が電話に出る。
ぼく
『おはようございます。今日やってますか?』
サービスの人
『おはよう。え?今日水曜日は休みだよ。』
ぼく
『あらー。』
サービスの人
『ちょっと待って。船を出せる人いるか聞いてみるわ。』
皆でどうにか船が出ることを願う。
数分後、その後の行く末を決める大事な電話が来る。
サービスの人
『無理だねー。』
淡い期待を膨らませたが、結果はダメ。
気を取り直して、IOPに向かう。
『カメでも狙っちゃいます?』とか言いながら。

残念ながら、カメは見れなかったものの、
透明度の良さを生かし、生き物をあまり見ないダイビングを。
水底は30m~35mくらい。
その中層をゆーっくりゆーっくり泳ぐ。
何も考えず泳ぐ。
広々と広がる砂地を見渡しながら、ゆっくりと。
あわよくば、カスザメいないかとか思いつつも、
余計な邪念は捨てる。
初めてそういう泳ぎ方をしたホリケン。
下がってしまいそうになりながらも、なんとか抑える。

今日は食いしん坊メンツ。
皆が皆、その性別の中では食べる人ばかり。
ナホさんも含めて。
男全員400gステーキ。
ぼくとホリケンはともかく、
ヨシハルさんもだから凄すぎる。
しかも、ご飯ともやしのおかわり。
ナホさんもジューシーなハンバーグにご満悦の様子。

熱海は行けず、カメ見れなくても、
美味しいビールとステーキを食べれば
結果オーライかな。
ヨシハルさん、次はマンボウ狙いましょ。
ゆきや
平成31年3月21日(木) 伊東 透視度8~12m 水温15.1℃
今日は伊東リクエスト。

ダイビングっていうスポーツは、
本当に難しい、簡単じゃない。
つくづくそう思い知らされた今日は、
パパさん、ヒロシさん、イバヤシさん、そしてマナさん。
それぞれが伊東は、『初めて』、『久々』。
余計張り切っちゃいますね。

たまたま、一緒の船に乗船することになった、
都内のショップのインストラクターの方に、
『僕、伊東久々なんで生物の居場所とか教えて下さい。』
と言われる。
そんなことなんて今まで言われたことないから、
嬉しくなっちゃって、あれやこれやと伝える。
『オオモンカエルアンコウはあそこにいましたよー。』
『クダゴンベはあそこです。』っと。
まさか自分がこうやって、
初対面のインストラクターに
生物の情報を教える日が来るなんて。
すっごく嬉しかったなー。

・・・・・・。
結果からお伝えします。
教えた生物は、一匹たりともいませんでした。
もちろん、僕たちも見ることが出来ず、悲しい結果に。
都内の某ショップのインストラクターさん、ごめんなさい。
なんとか、ウミウシは少し見つけることはできたけど、
ボブサンウミウシは見つけれず、悔やみながら帰宅。
皆がどんな写真を撮ったか見ていると、

パパさんがボブサンを見ていた。
なんてことを!!
教えてくださいよー。
お互い様じゃないですか、そういうことは。
帰ってきてから、皆に責められるパパさん。
海は『最高』とはいかなかったけど、
美味しいご飯、気持ち良い温泉は満喫しましょう。
海を引き上げる準備をし、
皆の預けている貴重品を取りに行こうと
車内にあったダウンを取る。
ポケットに入れたコインロッカーの鍵を探すと、
『あれ??鍵が無い。』
『どこに行った?盗まれた?』など、
色んなことが頭に浮かぶ。
とりあえず、車の中から探そうと、ばあーっと探すと、
シートベルトの差込口の根元にある隙間に
オレンジ色のプラスチックのタグがチラリと見える。

なんでここに?どうやって?っと思いながらも、
太い指を突っ込んでみる。
全然入らない。
どうしよう出せない。
ヒロシさんに助けを求め、あらゆる方法を模索する。
『どうする?このカバーはずす?』
2人で考えた結果、はずすのが手っ取り早いと、
グイグイグイグイ引っ張ってみる。
外れない、また2人で考え、
どうしようか2人で困っている時に
そこにまたフラッとパパさんとマナさんが加わる。
ダイビングで使う指示棒とマナさんの細い指を駆使して、
どうにか大事な大事な皆の貴重品を救出することが出来ました。
マナさんの指がなかったらホント危なかったです。
天使の指と名付けましょう。


ご飯も、温泉も、もちろん良かった。
それでも、今日一番の思い出は、
マナさんの指で救った皆の貴重品、これでしょ。
ゆきや
平成31年3月8日(金) 江之浦 透視度8~10m 水温15.8度

ワタクさんは、こういう男。
カメラ向ければ、必ずと言って良いほど、変なことをする人。
今日もそんな変な人とマンツーマン。
どんなことになることでしょう。

ワタクさん、この人が来る日は大抵なぜか人が集まらない。
2か月前から申し込んでいた初心者ツアー、
来る日も来る日もワタクさんが申し込んだ日は、必ず1人。
他の日は人が入っているにもかかわらず、その日は1人。
次こそは次こそはと期待を寄せ、気づいたら今日。
結局1人になったものの、もう今回は行きます。

ワタクさんは、最初から中性浮力が上手。
やり方を説明する前からなぜか浮力をとれてた人。
フラフープで輪をくぐる練習をすると、
必ずと言っていいほど難なくクリア。
こっちとしては、引っかかって、笑いたいのに・・・。
僕が水中で石を叩き、ゴンゴン音を立て、
魚を集めていると、隣にいたワタクさんは、
両こぶしを握り、ゴンゴンゴンゴン打ち付けている。
まるでゴリラみたいに。
そんなことをしても、魚は寄ってこないんだけどねー。
とことんふざける人。

休憩中、時間が余ったため、2人で日向でひと眠り。ふた眠り。
それほど心地よかった。

心地良い時間を送った後は、
カレーとナンでお腹を満たす。
想像以上の量に、終始顔を曇らせながら、
一口、二口と手を口に進める。
あまりの苦しさに常にふざけているワタクさんも
だんまり。
水と共に胃の中で膨張しているナン。
内側から攻められたら、さすがの僕たちも厳しいですよ。

最後は春らしい風景と、
春にぴったりのお兄さんでさようなら。
ゆきや
平成31年2月28日(木) 田子 透視度18m 水温15.6℃

何も考えず、ただ泳ぐ、浮く、そんな日があっても良いよね。
田子の沖の浮島根の中層をただただ泳ぐ。
そんな日があっても良い。
生物はソウシカエルアンコウ。ウミウシは探さない。
そういうのも悪くない。


今日はベストワイド。
『生物見たいですか?』
『・・・・・・。』
良いでしょう、縦横無尽に泳ぎましょう。
初マイドライを着たワカナさん、
浮力とってひたすら泳ぐ今日は絶好の練習になる。
新しいGoproを片手に、泳ぎまくる準備満タン?のナツミさん。
ボートの乗り、いざ出船。
あれ?ナツミさん、どうしたの?
どうやら電源がつかないみたい。
仕方がない、ただただ泳ぎましょう。

僕自身もこんなに生物を見ないのは初めてかもしれない。
泳いでも、泳いでも、泳いでも、
どこを見渡しても、青い世界。
まるで自分たち以外誰も存在しないんじゃないかと
錯覚を起こしそうになるくらい静か。
安全停止に入り、5m付近集合しようとした瞬間、
ワカナさんのフィンが脱げる。
焦るワカナさん、笑う僕。
良いんです、今後やらなければ。
面白ければ、大概のことはオッケーです。

2本目の白崎も端から端まで泳ぎ、
鮮やかな緑色のヒメエダミドリイシの群生を見てうっとり。
まるでここだけ南国なんじゃないかと思うくらい、
緑色とソラスズメダイの青色が一面を染める。
気持ちがいい。
安全停止で3分なんてあっという間、
結局5分以上5m付近で遊んじゃったりして。
たまにはこういう日も良いかもしれない。
何も考えず、自然と向き合う。
幸せですね。
海を泳いで、山で蕎麦を食べ、温泉に入る。そして帰る。
心地良い1日。

ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。