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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「屋久島ダイビング」カテゴリーアーカイブ

山に登って森に帰って海で遊ぶ

10/11-14  屋久島

 

 

木漏れ日の森とせせらぎ

 

 

 

屋久島空港に着くと「お久しぶりですモトムラさん!!」と山ガイドさんに声をかけられる、、

 

 

 

あぁ、屋久島の趣ある空港も懐かしいが、、ガイドさんのその声も懐かしい(笑)

 

 

 

き、来たんだ屋久島

 

 

 

この自然そのままの島で

 

 

 

ボクもまた自然力を取り戻す時が来たんですね(笑)

 

※ここで言う自然力とは人が本来持っている自然を感じる力)のことでアール

 

 

 

 

 

 

台風10の影響で橋が土砂崩れで通れず今までのルートから更に大回りして太鼓岩を目指します。

 

 

 

時折小雨がぱらつく天気でしたが、、

 

 

 

歩き出しから次第に雨は止み、晴れ間が見えてきました。

 

 

 

いつ、雨が降ってもいいように、と下だけはレインウェアを着て出発したものの、

 

 

 

イシイさんとボクだけは下半身の蒸れに耐えられなくなり、、「これなら濡れた方がマシだ」と早々に脱ぎ捨てる(笑)。

 

 

 

「366日雨が降る」と言われるぐらい雨が多い屋久島

 

 

思い出すなぁ2年前、、、ずっと雨でした、、しかもドシャ降りね(笑)。

 

 

 

雨の屋久島は緑や苔が青々と潤って美しいけど

 

 

山登りはやっぱり晴れていた方が快適だと思う、、蒸れないし(笑)。

 

 

 

 

のんびりペースで歩きながら

 

 

 

山ガイドさんから自然力を鍛える指導が入る(笑)

 

 

 

携帯で写真を撮って満足しないでください

 

 

 

自分の目でよーく見て、観察して、何か気がつきますか?

 

 

あの木、あそこからは違う種類の木です、、

 

 

 

 

よーく見てください

 

 

あの木、同じ種類の木ですが、、別々の木です、

 

 

数百年後には一本の木になるでしょう、、

 

 

 

 

目で見てるだけじゃなくて触ってみて

 

 

木だって、苔だって、、

 

 

苔だけで屋久島で600種類、、、まるで苔天国

 

 

それぞれの触り心地ある、、、

 

 

 

 

えぇ?屋久杉は樹齢1000年からじゃないともらえない称号なんだ、、

 

 

屋久島の杉は1㎝成長するのに20年近くかかるんですか、、、、

 

 

ってことは、、この大きさで、、、100年近くかかってるってこと。。

 

 

僕らの考える100年なんて、この大古の森にとってはほんのひと時の時間なんだろう。

 

 

 

ちょくちょくその辺の湧き出る水で水分補給

 

 

多少入る砂もミネラル補給ってことにしちゃおう

 

 

その水のおいしさにいちいち感動する(笑)

 

 

 

 

森の包まれた道中、話しが止むことはないし

 

 

 

景色が変わる度にそこのストーリーを説明してくれるガイドさん

 

 

へぇ~~~も尽きることはない(笑)

 

 

 

 

 

朝ご飯食べたばかりなのにどうしてこんなにお腹がすくんでしょ

 

 

海の時もそうかもしれないけど、、

 

 

山の中で食べるお弁当が本当に美味しすぎて、美味しすぎて

 

 

質素な飾り気のないお弁当だけど、、

 

 

ただのご飯ってこんなに美味しかったっけ?

 

 

塩っけってこんなにありがたかったっけ(笑)

 

 

そう感じるのも自然力が高まってるからかな(笑)

 

 

思わず笑顔がこぼれちゃう、、

 

 

 

 

天気も良くて話しも弾んで足取りも軽い

 

 

なんだかあっという間に

 

 

一つの名所「苔むす森」。

 

 

ここが宮崎アニメ「もののけ姫」のモデルになった森だけあって雰囲気抜群♪

 

 

 

 

最終地点はもうすぐそこだ

 

 

 

帰り道の所要時間と登山道迄の通行止めまでの時間を考えるとおそらく僕らがこの日最後の登山者

 

 

太鼓岩!!

 

 

しかも晴れている♪

 

 

20年前に来た時は霧がかかってまるで雲の中

 

 

2年前は雨が強すぎて、そもそもここまで来れていない、、

 

 

太鼓岩から広がる景色を初めて見ました♪

 

 

 

最高に気持ちがいいんですよ♪

 

 

暑くもない、、寒くもない、、

 

 

ずっとここにいられる、、ってかいたい(笑)。

 

 

ここで昼寝したいよねぇ、、、

 

 

一杯やりたいよねぇ、、、

 

 

なんて話ながら、、

 

 

もうそろそろ帰る時間だ。

 

 

 

もちろん帰路も話が尽きる事はなく(笑)

 

 

 

 

トラブルはあったものの、

 

 

怪我もなく、

 

 

屋久島の山、森、木、苔から

 

 

パワーをもらって自然力アップできたきがするな、、うん(笑)。

 

 

とりあえずこの日はみんな21:00には就寝(笑)。

 

 

おまけ:帰路でつぼっちのソールぱっかーん

 

 

 

 

 

 

 

山に登ると更に海が恋しくなる(笑)。

 

 

山があるから更に海が楽しいと思える、、逆も言えるけど(笑)

 

 

まさに自然の相乗効果とはこのことだと思う。

 

 

いつもより海が楽しく思えたのは

 

 

山と、ナチュラルなイタルさんのおかげだったと思う(笑)

 

 

 

実は貨物船のトラブルで我々の器材が届いてなくて、、

 

 

イタルさんに事情を説明すると、、

 

 

 

「これが、、島クオリティの配達なんだよ、ごめんねぇ、、、」

 

 

と逆に謝られ、、

 

 

「でも大丈夫だよ~ちょうどレンタルあるよ~」

 

 

とまるで慌てる素振りはない、、、ナチュラルな人なんだ、、(笑)

 

 

何十年かぶりのレンタル体験(笑)。

 

 

風の影響でポイントは限られていたんだけど、

 

 

一湊エリアのポイント、、まぁ面白いの何のって、、

 

 

 

正直ここだけで十分面白いじゃん!って思える

 

 

 

何せ昨日は山にいたし(笑)

 

 

 

 

 

イタルさんの絵本の代名詞のゼロ戦というダイビングポイント

 

 

 

何もない白い砂地にプロペラ機の朽ちたエンジン部だけが落ちていて、

 

 

そこに住む生物たちのストーリー、

 

 

もちろん今回もイタルさんが話してくれたけど

 

 

いつ聞いても面白い

 

 

みんなも食い入るように聞いて、、

 

 

水中に行くとそれぞれ答え合わせが始まる。

 

 

 

その辺を探すとオトヒメウミウシ、、

 

 

 

シンデレラウミウシ、、ゾウゲイロ♪、、、ウミウシも多い♪

 

 

 

勝手に良いやつ見ていないかリューいっちゃんもちょくちょくチェック(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、、いきなりヨーコさんがフリソデエビ見つけた時にはイタルさんもビックリしていたよね、、、(笑)

 

 

みんなにもっとしっかり見せたかったイタルさん、、、

 

 

 

細い棒でフリソデエビ奥から手前に出そうとしたんだけど、、、

 

 

その隙間は思ったより奥に続いており、、

 

 

その奥にエビはどんどん入っていき、、やがて見えなくなったのです(笑)。。

 

 

イタルさん、、、、、チーン(笑)。

 

 

 

まだまだ潜れていないポイントだらけの屋久島の海

 

 

 

こんなに制限されているのに、、これ以上楽しくなっちゃったらどうなっちゃうの??

 

 

 

そりゃ、、屋久島の海だけツアーもできるのも、、納得(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日森にひっそり佇む山荘に帰るのも楽しみの一つ

 

 

 

川の見えるお風呂に浸かって今日の余韻に浸る

 

 

 

美味しい夕飯と屋久島の焼酎を頂けば今日のハイライトもトラブルも酒のつまみ(笑)。

 

 

 

やっぱり全力で遊ぶと夜は早いもので、、自然と瞼が、、、それに抗う事もしません、、自然体で(笑)

 

 

 

なんだかんだ毎日規則正しい生活、そのおかげで毎日みんなホントに元気でしたね(笑)

 

 

 

朝は外のテラスで裏の川を見ながらモーニングコーシーを頂いて、、、なんて素敵な朝なんでしょうか(笑)。

 

 

 

最終日は屋久島一周ドライブ

 

 

 

滝もビーチも景色の良い所は一通り周って

 

 

 

お目当てのお土産屋さんで片っ端から物色して通りすがりのスウィーツ屋さんにに立ち寄る

 

 

 

 

 

イシイさんお目当てのやくとろを探して手に入れて

 

 

 

そんなにトロロ好きなんですね、って聞いたら

 

 

 

頼まれてるだけで僕は興味ないです、、

 

 

 

って興味ないんか~い!激しくツッコミましたっけ(笑)。

 

 

 

お土産屋さんの屋久杉のテーブルの金額にもビビりましたっけね。

 

 

 

 

やっぱり屋久島ならではの山道「西部林道」はほんとによかった

 

 

 

そこいらじゅうで出会える屋久鹿

 

 

 

車が通れないほど道を埋め尽くす屋久猿、、チビ猿が可愛すぎる♪

 

 

 

 

生き物に出会うたびに車を止めて、、降りて、、を何回繰り返したでしょうか

 

 

 

 

 

旅にトラブルはつきもの(笑)

 

 

行こうと決めていたお蕎麦やさんは蕎麦がなくなって早仕舞い。。。

 

 

 

浸かりたいと思っていた温泉も臨時休業、、、(笑)

 

 

 

でも、そんな事にもめげずに代案に突っ走ってどうにかなった(笑)

 

 

飛行機ギリギリまで走り周って遊び周って

 

 

地元感満載の温泉に浸かってポッカポカの身体で飛行機に乗り込む

 

 

いつも海に潜っているとはいえ

 

 

こんなにたくさんの自然に触れる事、、感じること、、、屋久島以外じゃそうはない、、、

 

と言っても過言じゃないでしょう

 

 

 

屋久島の山、海、、そのどっちか一つでも素晴らしいのに

 

 

 

どっちも感じられちゃうのだから、、満足感2倍か、、それ以上です。

 

 

 

山に登って森に帰って海で遊んで

 

 

自然体な人たちと一緒に過ごして(笑)

 

 

そんな生活してたからか、

 

 

 

僕達の心も体も自然体になったんでしょう

 

 

 

体調がすこぶる良かった4日間(笑)。

 

 

きっとみんなそうだったはずです。

 

 

 

最後に山ガイドのタカダさん

 

 

海ガイドのイタルさん、サポートのルナちゃん、

 

 

本当にお世話になりました!!色々とありがとうございました!!

 

 

 

来年も山と海と、、、自然力を充電したいっ!

 

 

今回ご一緒頂いた皆さま、ありがとうございました!

 

 

晴れの太鼓岩より

 

 

まさし

 

 

優しい雨の中、からだいっぱい自然を感じた

10/14-17   屋久島  雨  霧

 

 

 

 

こんにちは!まさしです!

 

 

 

自分、18年ぶりぐらいでしょうか、、、(そ当時はまだダイビングインストラクターではなかった)

 

 

 

久しぶりに屋久島の地に降り立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋久島には「366日雨」という言葉がありますが

 

 

 

 

屋久島といえば雨

 

 

 

 

雨と言えば屋久島

 

 

 

雨は屋久島の常

 

 

 

 

その雨があってこその屋久島

 

 

 

 

そんな神秘に満ちた美しい雨の屋久島

 

 

 

その山や森、そして海を

 

 

 

 

身体いっぱい感じてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

現代人は人間の自然力がどんどん衰えているそう。

 

 

※ここでいう自然力とは、

 

自然の中で生きるために人間が本来持っている自然を見たり、聞いたり、感じる力でアール。

 

 

 

 

現代人、スマホやパソコンの画面はよく見るけど、、

 

 

 

 

自然を見る力が弱っている、、

 

 

 

 

視力は低下傾向にあって、森や山に入っても、遠くは見えないし、、

 

自然の変化や不思議に気が付けない、、

 

 

 

 

 

 

えっ?なんで?、、枝が下に向かって伸びてる?

 

 

 

 

えっ?どして?、、根がどこまでも伸びて違う木にくっついちゃってる?

 

 

 

 

えっ?そなの?、、この木、違う木なんですか?

 

 

 

 

 

森の木々たちは、みんな仲良く共存、、している訳ではないみたい、、

 

 

 

 

 

そこには生き残るために沢山の生存競争があるようだね、

 

 

 

 

少しでも養分を得るために、

 

 

 

 

違う木の根の間を通って根が伸びたり、、

 

 

 

 

 

生い茂った森の中、薄暗い中でも、少しでも太陽の光を得ようと

 

 

 

 

枝は上に、横に下に、光を奪い合う様に伸びている。

 

 

 

 

 

 

 

 

現代人、普段イヤホンをして流行の音楽やYouTubeは聴くけど、

 

 

 

 

 

自然の音に耳を傾ける事はほとんどない、、

 

 

 

 

 

自然からは、本当は色んな音がしているけど、聞こえるだろうか

 

 

 

 

 

耳を澄まして色んな音を探してみました。

 

 

 

 

 

 

大雨が降り続いた屋久島

 

 

 

 

増水した激しい川の音

 

 

 

 

 

 

 

 

凄い流れ・・・コワイ・・・落ちたらどうなる・・・

 

超ど級の天然ウォータースライダーみたいでおもろそ・・

 

いや・・命ないか・・・なんて話しつつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連日の雨の影響で、そこいら中に水が流れている、、

 

 

 

 

 

耳を澄ますと激しく流れる大きな川の音の中に、優しい小川の音が折り重なる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段はそうじゃないところも、そこいら中が川になって

 

 

 

僕たちが歩いているのは道なのか川なのかわからなくなる。

 

 

 

 

 

 

普段は石の上を渡っていける川も、

 

 

 

 

足を突っ込みながら川を渡る、、

 

 

 

 

 

新しいみんなの登山靴はいいよね、、

 

 

 

 

 

へぇ~水入ってないんだぁ~。

 

 

 

 

 

ほとんどないと言っていいほど、防水性がはぎとれた僕の10年物のトレランシューズ、、

 

 

 

 

川の水がジャブジャブ入ってくる、、、、最初は冷っとして気持ちが良かったけど、

 

 

 

 

すぐに、靴の中でグッチョングッチョンと音を立て、、、

 

 

 

気持ちよさは直ぐに不快感に変わる、、

 

 

 

 

森の清々しさと、足の不快感と、、この二つの気持ちが複雑に絡み合いながら探検は続きます。

 

 

 

 

 

そんなことより、、この僕の10年物のトレランシューズ、、、どこも壊れずにどうか持ってほしい。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな川が遠くなるにつれて、もっと小さな水の音も耳に入ってくるようになった

 

 

 

雨の音

 

 

 

その雨が苔に落ちる音

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苔に耳を近づけると

 

 

 

苔を伝う水の音も聞こえる。

 

 

 

そういえば、今までこんなに小さな音に耳を澄ましたことはなかったな、、

 

 

 

 

 

 

同じように見える苔も、手で触れてみて初めてわかる、、苔によって柔らかさや弾力、感触が全然違うのね。

 

 

 

 

どれも違った良さがある、、どれが好みかな。

 

 

 

 

 

 

 

たくさん歩いて喉が渇いてもザックからペットボトルを取り出すなんてしないんだ、

 

 

 

 

そこいらに流れている川や湧き出す水が給水所、、

 

 

 

まさにこれがリアル天然水

 

 

 

今まで飲んだどんな市販のミネラルウォーターよりも美味しい、、、

 

 

 

 

欲を言えば、この水でコーヒーを入れたい、どんなに美味しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿にも会うことができました。

 

 

 

伊豆で見る鹿はすぐ逃げてしまうけど、

 

 

 

なんででしょう、屋久島の鹿は人間を見ても逃げない

 

 

 

 

ガイドさん曰くそれは人間は敵ではない、と認識しているからだそうだ。

 

 

 

 

 

しばらく一緒に森を並走して、、

 

 

 

 

一緒に歩いていたユウジョンさんが言ったですよね。

 

 

 

「鹿って美味しいですよね♪」

 

 

 

 

鹿は逃げて行った(笑)。

 

 

 

 

 

実は、、

 

 

屋久島の鹿肉は美味しいらしいのです、、

 

 

「えっ!?食べるんですか!?」って感じでしたが、

 

 

国立公園に指定されている所での猟は禁止されているけど、

 

 

それ以外では屋久島でも鹿は害獣扱いらしい、、、

 

 

駆除という名目で猟もされていて、

 

 

鹿肉も卸されているそうだ。

 

 

なんか知らなかったな、、。

 

 

 

でもそれなら美味しい鹿肉食べたいね。

 

 

どうにかして鹿肉を手に入れよう、

 

 

そう、みんなと決めたのでした。

 

 

 

 

 

 

気がつくと、、いつの間にか、雨が降っている事に違和感を全く感じなくなっていることに気がつきました

 

 

 

 

 

東京で降る雨は好きではないけど、

 

 

 

 

潤った森、緑が活き活きとしてる苔、立ち込めた霧、

 

 

 

 

優しく降る雨、、

 

 

 

 

無性に雨が心地よく感じる。

 

 

 

 

 

足は相変わらずグッチョングッチョンだけど・・・。

 

 

 

 

 

 

最終地点の苔むす森に着いた時にはそのグッチョングッチョンの足すら気にならなくなっていました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

身体全てで屋久島の山や森を感じました。

 

 

 

僕の10年物の靴も頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくにとって、初めての屋久島の海

 

 

 

潜れる事も楽しみでしたが、

 

 

 

 

実は、お店に屋久島の海の本が置いてありましてね

 

 

 

 

僕も何度読んだかしれないですね。

 

 

 

 

その本の著者であり、屋久島の海のガイドであるイタルさんと一緒に海に潜れる事

 

 

 

一緒にお話しさせてもらえることがほんと楽しみでした。

 

 

 

実は今回、イタルさんにお会いするのは初めてだったのですが、

 

 

 

僕は何度もイタルさんの本を読んでいたのでなんか初めてな気がしなかったですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本を読んで、なんとなくイタルさんがどんな人なのか分っていた気がするけど、

 

 

 

ほんとに自然です(笑)。

 

 

 

普通種、希少種、そんなことは関係なく

 

 

 

 

今、目の前にある海を自然のまま紹介してくれて

 

 

 

 

魚、エビ、カニ、イカ、サンゴ・・

 

 

 

 

どんな生物にもストーリーがあって、

 

 

 

 

そんなイタルさん話の後はどれも面白く感じる。

 

 

 

 

だけど、、まだ、自然なりきれない僕たち(笑)

 

 

 

透き通った海に、、紹介してくれる生物に、、

 

 

 

嬉しさ満点、、、テンションが上がって、

 

 

 

激しく生物によっていく、、、

 

 

 

イタルさんになだめられる・・(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも僕が一番嬉しかったのは、

 

 

 

本で何度も見ていたゼロ戦

 

 

 

 

真っ白な砂地にポツンと落ちてるゼロ戦のエンジン部

 

 

 

そこは本の通り、まさに一つの王国でした。

 

 

 

 

何度も砂に埋もれそうなゼロ戦を守るアザハタ

 

 

 

 

一匹の王様と三匹の女王様、

 

 

 

 

その王様が女王様にアプローチをかける、そんな様子や

 

 

 

それ以外の民、ハナダイやエビ

 

 

 

 

その教えてもらった一種一種を観察してフムフム、、

 

 

 

あれが例のあいつかぁ、、、なんて

 

 

 

僕は楽しんでいました。

 

 

 

このゼロ戦ポイントも魚が群れてるポイントです。

 

 

なんて一言で言ってしまえばそれまでだけど、

 

 

 

実はそこにも色々生物たちのストーリーや関係性があって、

 

 

 

そんな素敵な見方ができるイタルさん、

 

 

 

 

自然力高いなぁ、、、、勉強になりますっ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山、森、海で遊んで

 

 

 

これまた自然の中にひっそり佇む素敵な山荘に帰ります。

 

 

 

 

 

 

 

毎晩屋久島焼酎、三岳を呑んで

 

 

 

 

 

 

三岳にのまれて・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終日は念願かなって鹿肉のBBQ♪

 

 

 

鹿に会って喜んで

 

 

 

鹿を頂いて喜んで

 

 

 

きっとこれもまた自然ってやつでしょう。

 

 

 

でも、ほんとに旨かった♪

 

 

 

 

 

 

屋久島の自然を

 

 

 

目で見て

 

 

 

耳で聞いて

 

 

 

鼻で匂って

 

 

 

口で味わって

 

 

 

 

肌で触れて

 

 

 

心で感じた四日間

 

 

 

ぼくたちも屋久島の人たちのように

 

 

 

 

自然力が高まったに違いない。

 

 

 

 

自然に帰れる場所

 

 

 

それが屋久島の魅力なんでしょう。

 

 

 

 

 

 

そんな素敵な屋久島の山と海を案内してくださった、タカダさん、タマキさん

 

 

 

そしてイタルさん、サポートのルナちゃん

 

 

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

またきます!

 

 

 

 

 

 

まさし

守られていた森の探検記

 

 

2019/10/11-14・屋久島    透明度5-15m  水温25℃

 

 

 

永く深くこのもり

 

 

 

 

 

 

 

霧が木漏れ日に沿って降りてきて、

一面緑の斜面はあっという間に分厚いレースに覆われて、

苔の葉先にはクリスタルの装飾がキラキラ。

 

 

 

 

 

 

苔に水滴る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち止まると、深い静けさに、

自分の吐息とカケスが飛び立つときに発しただみ声が

遠くに聞こえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

みずみずしくってひんやりとした空気が、

喉に潤いを与えながら心地良く肺に満たされていく。

 

 

 

 

苔と共生の植物

 

霧に包まれる森

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音もなくいつの間にか目の前に立っていたヤクシカと目が合い、

しばらく動けずにお互い見つめ合った。

 

 

 

 

 

 

 

様子うかがうヤクシカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所々、立ち止まって集合写真を撮ってもらった。

 

 

その時以外は、みんな、「森とひとり」。

 

 

 

 

 

 

 

空っぽになって、自分の中の森に入り込む。

 

 

 

 

 

苔むすもののけの森っ

 

2000年の樹命

 

さて入山っ♪

 

これから養分という第二の役わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苔の狭間から今年芽吹いた一年目の杉は、

そびえる何千年の先輩たちのわずかに見落とした隙間から

太陽をもとめ、

誰も何もしてくれないこれからの千年をどう生きていくんだろう。

 

 

 

 

 

一年目の杉

 

何千年の杉

 

 

 

 

 

 

 

 

太鼓岩の眼下に広がる、今登ってきたあの森は、

そういう一つ一つが集まって出来ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

何分も、

何分でも、眺め続けられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

深い森、蛇行する川の流れ、雲、海を眺め何分も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋久島の苔むす森を抜けて、源流を手ですくい、

木々の間をすり抜け登った白谷雲水峡の山歩きは、

ここが一つのゴールになっている。

 

 

 

 

 

 

 

雲が晴れたーっ

 

 

 

 

 

10月第2弾の屋久島ツアーは、台風の影響を回避しながら、

多くを屋久島の陸の上を遊び倒した4日間。

 

 

 

 

 

 

これほど陸に遊んだオーシャントライブは、

未だかつてあっただろうか・・・。

 

 

 

 

ヤクザル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海の様子はどうやら厳しいようだ・・・。

こりゃだめだぁー

 

 

 

イタル氏は湿った口調で、

一向に収まらない海の様子を伝えている。

 

 

 

猛威を振るった19号の波は、予想よりも長引いていた。

 

 

 

レンタカーに載って翌日も山に向かった我々は、

紀元杉を見に行き、独自ルート?で巨木を探したりした。

 

 

 

道端に咲く、

恐ろしくセンスのある紫の花とオレンジの実をつける樹に

心奪われて写真を撮ったり、

 

 

 

誰か教えて、この木何の木?

 

 

 

 

轟く滝の下に立って、マイナスイオンと言うには濡れすぎる

気流を浴びたりもした・・・。

 

 

 

爆マイナスイオン滝

 

滝からの爆風

 

 

 

海辺の、島民が昔から使用しているという

ほぼ混浴の露天風呂にも入った。

 

水着禁止の、板一枚隔てた入浴に野生を感じながら、

でもそのぬるさに風邪をひきそうになった。

 

 

 

露天風呂も入りました

 

 

 

小さな町のはずれにある蕎麦屋の評判を聞き、

ナビを頼りに、細い砂利道やでこぼこ道を恐る恐る進んだ。

 

 

同時に料理を出せないことから、6人以上の団体は断ってしまう

小さなお店がそこにあって、

僕の頼んだお蕎麦は本当においしかった。

 

 

 

ぜっぴん

 

 

 

 

そして、食後のデザートも、

 

 

わたしたち、ぼくたちは忘れない。

 

 

 

(その時のつぼっちと、シオツキさんの少年のような笑顔も忘れない)

 

 

 

黒蜜氷とつぼっち

 

グァバ氷としおつきさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、3日目の朝。

 

とうとう海は開かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

湿っていたイタル氏の受話器から、やっと、

「おいでくださいまし」が聞けた。

イタル氏もホッとしたに違いない。

 

 

 

 

 

 

海は優しく迎え入れてくれた。

 

台風の猛威から、アザハタは居城を守り抜いたようだった。

 

おびただしい生命がいつもと変わらぬ逞しさで、

折り重なり生きていた。

 

 

 

 

ゼロ戦にも潜れました

 

ハナゴイの乱舞

 

アカオビハナダイ カシワハナダイ

 

アザハタ

 

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キンメモドキ

 

砂原に翔ぶ

 

 

 

 

1日海にどっぷりと入れただけでも、ツイている。

 

 

 

一日ズレると屋久島にさえ

上陸できなかった方達もいっぱいいるのだ。

 

 

 

 

ほんとうによかった・・・。

 

 

 

 

その自然からのギフトに恥じない宴を毎晩ぬかりなく。

 

 

神々に感謝の気持ちを込めて、たくさん飲んでたくさん笑って。

 

 

 

旨いのよこの飯が

 

美味い空気といい酒と

 

刺身美味しかったねー

 

パノラマにてレバーパテ

 

ごんどー温めシステム

 

 

 

最終日を迎えた我々は、マスクとスノーケル、

ウェットスーツだけをもってまた海へと出かける。

 

 

タイドプールとサンゴ綺麗なリーフで最後まで海に浸かって

遊ぶ。

 

 

お尻だけ水面に残す不細工な素潜りを繰り返し、

少しづつ深く潜れるように上達した。

 

 

水深30cmのタイドプールで遭遇したシロオビハゼに大興奮。

イタル氏が次々に紹介するヤドカリ達の可愛さにズキューン。

 

 

イタルと深酒してしまい2人風呂で眠り込んでからの、

カップラーメン&ウィスキーで、飛び切り気持ち悪い僕も

イタルも力の限り遊んだ・・・。

 

 

楽しかったスノーケリング

 

タイドプールにいたシロオビハゼ 

 

タイドプールの力尽きたイタル

 

 

 

 

力の限り登って、
思いっきり潜って、

最後の力振り絞って泳いで、

(ぼくは帰ってきてから力尽き体調を崩して・・・)

 

 

 

 

やはりまた僕らはここを目指して来てしまうのでしょう。

 

 

 

 

 

思いっきり自然を感じに、また戻ってくるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

二転三転する旅行程に合わせて、付き合って頂いたみなさま、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ぎすぎすせずに、楽しい思い出に出来たのも皆様の人柄と、

屋久島の濡れすぎるマイナスイオンのおかげです。

 

 

 

 

 

 

 

いきまぁすっ

 

くぐりすぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かに守られているような気がした4日間。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ