何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
平成31年3月21日(木) 伊東 透視度8~12m 水温15.1℃
今日は伊東リクエスト。
ダイビングっていうスポーツは、
本当に難しい、簡単じゃない。
つくづくそう思い知らされた今日は、
パパさん、ヒロシさん、イバヤシさん、そしてマナさん。
それぞれが伊東は、『初めて』、『久々』。
余計張り切っちゃいますね。
たまたま、一緒の船に乗船することになった、
都内のショップのインストラクターの方に、
『僕、伊東久々なんで生物の居場所とか教えて下さい。』
と言われる。
そんなことなんて今まで言われたことないから、
嬉しくなっちゃって、あれやこれやと伝える。
『オオモンカエルアンコウはあそこにいましたよー。』
『クダゴンベはあそこです。』っと。
まさか自分がこうやって、
初対面のインストラクターに
生物の情報を教える日が来るなんて。
すっごく嬉しかったなー。
・・・・・・。
結果からお伝えします。
教えた生物は、一匹たりともいませんでした。
もちろん、僕たちも見ることが出来ず、悲しい結果に。
都内の某ショップのインストラクターさん、ごめんなさい。
なんとか、ウミウシは少し見つけることはできたけど、
ボブサンウミウシは見つけれず、悔やみながら帰宅。
皆がどんな写真を撮ったか見ていると、
パパさんがボブサンを見ていた。
なんてことを!!
教えてくださいよー。
お互い様じゃないですか、そういうことは。
帰ってきてから、皆に責められるパパさん。
海は『最高』とはいかなかったけど、
美味しいご飯、気持ち良い温泉は満喫しましょう。
海を引き上げる準備をし、
皆の預けている貴重品を取りに行こうと
車内にあったダウンを取る。
ポケットに入れたコインロッカーの鍵を探すと、
『あれ??鍵が無い。』
『どこに行った?盗まれた?』など、
色んなことが頭に浮かぶ。
とりあえず、車の中から探そうと、ばあーっと探すと、
シートベルトの差込口の根元にある隙間に
オレンジ色のプラスチックのタグがチラリと見える。
なんでここに?どうやって?っと思いながらも、
太い指を突っ込んでみる。
全然入らない。
どうしよう出せない。
ヒロシさんに助けを求め、あらゆる方法を模索する。
『どうする?このカバーはずす?』
2人で考えた結果、はずすのが手っ取り早いと、
グイグイグイグイ引っ張ってみる。
外れない、また2人で考え、
どうしようか2人で困っている時に
そこにまたフラッとパパさんとマナさんが加わる。
ダイビングで使う指示棒とマナさんの細い指を駆使して、
どうにか大事な大事な皆の貴重品を救出することが出来ました。
マナさんの指がなかったらホント危なかったです。
天使の指と名付けましょう。
ご飯も、温泉も、もちろん良かった。
それでも、今日一番の思い出は、
マナさんの指で救った皆の貴重品、これでしょ。
ゆきや
平成31年3月8日(金) 江之浦 透視度8~10m 水温15.8度
ワタクさんは、こういう男。
カメラ向ければ、必ずと言って良いほど、変なことをする人。
今日もそんな変な人とマンツーマン。
どんなことになることでしょう。
ワタクさん、この人が来る日は大抵なぜか人が集まらない。
2か月前から申し込んでいた初心者ツアー、
来る日も来る日もワタクさんが申し込んだ日は、必ず1人。
他の日は人が入っているにもかかわらず、その日は1人。
次こそは次こそはと期待を寄せ、気づいたら今日。
結局1人になったものの、もう今回は行きます。
ワタクさんは、最初から中性浮力が上手。
やり方を説明する前からなぜか浮力をとれてた人。
フラフープで輪をくぐる練習をすると、
必ずと言っていいほど難なくクリア。
こっちとしては、引っかかって、笑いたいのに・・・。
僕が水中で石を叩き、ゴンゴン音を立て、
魚を集めていると、隣にいたワタクさんは、
両こぶしを握り、ゴンゴンゴンゴン打ち付けている。
まるでゴリラみたいに。
そんなことをしても、魚は寄ってこないんだけどねー。
とことんふざける人。
休憩中、時間が余ったため、2人で日向でひと眠り。ふた眠り。
それほど心地よかった。
心地良い時間を送った後は、
カレーとナンでお腹を満たす。
想像以上の量に、終始顔を曇らせながら、
一口、二口と手を口に進める。
あまりの苦しさに常にふざけているワタクさんも
だんまり。
水と共に胃の中で膨張しているナン。
内側から攻められたら、さすがの僕たちも厳しいですよ。
最後は春らしい風景と、
春にぴったりのお兄さんでさようなら。
ゆきや
3月5日(火) 井田 透明度:15m 水温:16度
行きたいところに行って、
見たいものを見て、
温泉はたっぷり1時間半。
なんて贅沢なんでしょう・・・
ねぇ、ヨシハルさん。
私のわがままに1日お付き合い頂き、
本当にありがとうございました。
見たいものを見させて頂きました。
春の訪れを告げるかのような、一面に広がる緑の海藻。
春を感じさせない、青くてクリアーな水。
マクロもワイドも撮りたいからと持って行った2台のカメラを、
手ぶらのヨシハルさんに『貸す』という名目で持って頂きましたね。
でも、かなり使いこなしていますね〜
あれ?これはこれは、とても珍しい生き物を見れました(笑)
走りたい道を走らせて頂きました。
道中は普段通ったことのない裏道を開拓して、
畑のど真ん中で目覚めたヨシハルさんの驚きはお察しします。笑
食べたいものを口いっぱい頬張りました。
大好物のアジフライ、尻尾まで美味しく頂きました。
ヨシハルさん、アジフライの尻尾は本当に美味しいんですっ。笑
体の芯までたっぷり温まりました。
1時間じゃ短いと、気持ちよ〜く長風呂。
お風呂上りに流血していたヨシハルさんには驚かされましたよ。笑
賑やかなふりしてみましたけど。
マンツーマンでの日帰り旅、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
みか
平成31年3月2日~3日(土・日) 田子 透視度15~20m 水温16.2℃
安全停止を開始しようとした瞬間、
ゴマキさんが水面に向かって浮いていくのを見て、
すぐさま止めにかかる。
ゴマキさんを捕まえた瞬間、
右手側にカクさんが浮いてくるのを見つける。
ゴマキさんを掴みながら、カクさんのとこへ行き、
2人を同時に降ろす。
水底にいるはずのサカさんを探すもどこにも見当たらず、
周りをキョロキョロすると、僕の左手側で発見。
結果4人全員が水面に。
そんな怪しいAOW講習。
OW講習を同じ日に受けてから約半年、
お互いそれぞれのペースで続け、
AOWを申し込む。それも全員同じ日に。
偶然だろうけど、こうも揃っちゃうと、
運命といってもいいのかもしれない。
なぜか苦手なことも似ている。
ナビゲーションでやる、コンパス。
直線ナビゲーションとナチュラルナビゲーション、
2つの方法を使って、やるんですよー。と伝える。
『・・・・・・。』
『分かりました。良いですかー、ここはですねー』
ともう一度力説。
『・・・・・・・・・・・・。』
怪しすぎる。どうしたものか。
結局、30分近く説明し、いざ海へ行ってみると。
ちゃーんと綺麗な四角形を作って戻ってこれちゃった。
僕としては、分けわかんない方向に行って、
皆で爆笑したかったんだけどなー。残念。
本人たちはだいーぶホッとしてたけど。
ナイトを潜るのが不安だったカクさん、
実際行ってみると、夜行性の生物がわんさか見つかる。
トビエイ、ヒラメ、スナダコ、夜光虫等々と
日中じゃ見つからない生物がたくさん。
カクさんはナイトを楽しんでくれたみたい。
良かったぁ。
ビールを持つと、全ての人がこの笑顔になる。
すんごいその気持ちわかります。
AOW最終ダイブでは、沖の浮島根へ。
予想外の北風に
船をどんぶらこ~どんぶらこ~っと揺らしながら、約10分。
到着し、すぐ潜降。
いよいよ本格的な海に行き、
今までとは全然違う海を体感した3人。
それぞれどういう思いを抱いたんだろうか。
全員エキジットして、船上で皆を見ると、
皆仲良く空気を飲んじゃったみたい。
いい経験をしたね。
これで皆は一回りも二回りも強くなったよ。
こんな姿になっても
みんな立派なAOWだよ。
より面白い海。精一杯楽しみましょう。
僕も精一杯楽しむし、楽しませられるように頑張るんで。
ゆきや
平成31年2月28日(木) 田子 透視度18m 水温15.6℃
何も考えず、ただ泳ぐ、浮く、そんな日があっても良いよね。
田子の沖の浮島根の中層をただただ泳ぐ。
そんな日があっても良い。
生物はソウシカエルアンコウ。ウミウシは探さない。
そういうのも悪くない。
今日はベストワイド。
『生物見たいですか?』
『・・・・・・。』
良いでしょう、縦横無尽に泳ぎましょう。
初マイドライを着たワカナさん、
浮力とってひたすら泳ぐ今日は絶好の練習になる。
新しいGoproを片手に、泳ぎまくる準備満タン?のナツミさん。
ボートの乗り、いざ出船。
あれ?ナツミさん、どうしたの?
どうやら電源がつかないみたい。
仕方がない、ただただ泳ぎましょう。
僕自身もこんなに生物を見ないのは初めてかもしれない。
泳いでも、泳いでも、泳いでも、
どこを見渡しても、青い世界。
まるで自分たち以外誰も存在しないんじゃないかと
錯覚を起こしそうになるくらい静か。
安全停止に入り、5m付近集合しようとした瞬間、
ワカナさんのフィンが脱げる。
焦るワカナさん、笑う僕。
良いんです、今後やらなければ。
面白ければ、大概のことはオッケーです。
2本目の白崎も端から端まで泳ぎ、
鮮やかな緑色のヒメエダミドリイシの群生を見てうっとり。
まるでここだけ南国なんじゃないかと思うくらい、
緑色とソラスズメダイの青色が一面を染める。
気持ちがいい。
安全停止で3分なんてあっという間、
結局5分以上5m付近で遊んじゃったりして。
たまにはこういう日も良いかもしれない。
何も考えず、自然と向き合う。
幸せですね。
海を泳いで、山で蕎麦を食べ、温泉に入る。そして帰る。
心地良い1日。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。