令和元年7月14日~15日(土・日) 田子 透視度12~20m 水温23.4℃
OW終え、2か月。
あっという間にAOWになったモギ―とタカちゃん。
その2人に追いつけ追い越せと、
やってきたのは、サンちゃん。
どうにかこうにかこの日にねじ込み、
深い海へと向かう。
水中ナビゲーション。
本当の兄弟のように協力し合い、四角形を描いて進む2人、
サンちゃんとタカちゃん。
先に進む2人の背を追いかけるモギー。
見ていて微笑ましい。
日中の明るさは微塵もなく、
見えるのは自分ライトの先のみのナイトダイビング。
ボートの音すら聞こえることのない世界。
目を閉じて、ただただリラックスしていると、
『すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。
すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。』
誰かの呼吸がおかしい。
誰だと思い回りをキョロキョロすると、
1人だけ泡の出る量が異常だ。
その犯人はカイト。
急いで全員のゲージを確認すると、
5人中4人は残圧が100。
カイトだけ20。
どういう吸い方をしたらそうなるのか不思議でしょうがない。
すぐさま僕のオクトパスを渡す。
奇跡的に現れたカエルアンコウに皆大興奮。
生き物を見るのが大好きなモギーはひたすら見つめる。
見つめられ、困っているのかカエルアンコウは背びれを全開に。
それすらも可愛いのか
いつまでもいつまでもモギーは見続けていた。
いろんな生物を見た後は、安全停止。
パっと自分のゲージを見ると、
残り10に。
カイトはカイト自身の空気を使い切り、
僕の空気まで使い切った。
恐るべき12歳。どういう呼吸をしているのか。
1日3本潜り、マサシさんとスナオさんのOWチームと合流。
お腹を満たし、お風呂でサザエさんを歌い、
部屋飲みへと向かう。
この時点でAOWチームはクタクタ。
どんどんお酒が進み、気がついたら腕相撲の話に。
酔っぱらった男たちは、
自らの強さを証明するため相手の腕を握りしめる。
皆年齢関係なく全員が笑顔になれる貴重なひと時。
代償がデカすぎるけど。
好きなように潜り、ご飯を食べ、お酒を飲んで、寝る。
皆がただただ自分のやりたいことだけをやる。
本当に楽しい2日間。
3人ともAOW、おめでとう。
ここから1週間、僕の腕は使い物になりませんでした。
ゆきや