何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「奥沢ダイビング」カテゴリーアーカイブ

うけいれられざるもの

 

 

 

2017/7/18・神子元     透明度5m-7m  水温20-24℃

 

 

 

ロマンストレッチ

 

 

 

 

爽風をうけて大海原へと漕ぎだした大型のクルーザーの甲板の上

ハンマーヘッドシャークへのロマンを求める「漢シオツキ」の図

 

 

 

 

 

 

その奥にはこの数日後には北海道へと引越ししてしまうトミーが

伊豆のラストツアーとしてハンマーヘッドシャークの大群を狙い

楽しみに心を躍らせているの図。

 

 

 

 

 

 

と、その横で

期待に応えたい僕が、そのプレッシャーに押しつぶされそうにな

る弱い心を鼓舞するために、腕立て伏せを繰り返す  の図・・・。

 

 

 

 

 

 

入念に打合せ。ハンマーヘッドシャークとは・・・

 

 

 

 

だが…サメへの熱い思い込めたブリーフィングも報われず・・・

毎度のごとく…僕等のすがる願いを冷徹に突き放す神子元の海…。

 

 

 

 

 

大物狙いの精神的支柱?神様?イシムラさんを擁立してたって

急激に落ちた透視度に何もできず、サメ見れず、無力感と漂う…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁごめん。

今日もまた神子元の海に、

受け入れられざるぼくかな・・・。

 

 

 

 

トミーとアジフライ

 

 

 

 

伊豆を離れるトミーにはなむけとはいかなかったけれど、

トミーよ元気でまた会おう。伊豆の海を忘れぬようまたおいで。

 

 

 

 

最後までカッコ付かなかったけど、次会う時はおそらく多分、

何も変わらない僕で待っています・・・。

 

 

 

 

 

オオセだぁーっ   byしおつき

 

 

 

 

 

 

 

 

滅多に見る事の出来ないサメの仲間「オオセ」

今までこれほどまでに至近距離で見れた事のない「トビエイ」

どれほど救われたか・・・心の友たち、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、神子元の海を生業にする皆さま、

 

折角良い流れが出来かけていたのに、

僕のお陰で一度調子落としてしまって申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

 

また行きます。

割とすぐに。

 

 

 

 

 

 

どうか、受け容れてくださいまし。

 

 

 

 

 

まさ

 

きまぐれなるうみに

 

 

2017/7/9・初島    透明度18-10m    水温21-23℃

 

 

本日のメイン

 

 

 

熱海からの船旅25分。

 

ダイビングポイントとしては潮通しが良く魚影の濃い初島の海の中。

 

 

 

 

 

 

 

前日までの透明度をアテにして、そこに群れる魚を眺めようと漕ぎ出すが・・・、

気まぐれな潮のおかげでまんまと裏切られてしまう。

 

 

ならば・・・

 

 

ピークを迎えているアオリイカの産卵を見よう、と産卵床をめぐり巡るが・・・

気まぐれなイカたちにあっさりとスカされてしまった。

 

 

 

 

 

ちょっとだけ焦る・・・。

 

 

 

 

「白い砂の広陵な海底に、自然の美しい営みを眺めながら、

魚の群れとともに気持ちよく泳ぎましょう」

 

 

そう打ち合わせた一本目は、

そんなのんきな初島の自然に半分くらいの満足しか与えてもらえ

ずに終わってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも2本目。

 

 

 

 

 

 

ネコザメとその卵、

 

海底に穴を掘って暮らすジョーフィッシュ、

 

真っ赤なハナタツ、

 

そして、

少しだけきれいな潮が入ってきて、

白い砂に太陽の光が反射し明るくなった海中に、アオリイカたち

の産卵ショーを見ることができた。

 

 

 

 

 

 

これぞ、初島の海。

 

 

 

 

 

ネジネジたまごは誰の卵? タマゴのおかあさん

 

 

 

 

でもこの日の初島は臨時の連絡船が出るほどの混雑で、

早めに島を出たほうが良さそうです。

 

 

 

 

 

のんびりと島時間を味わう暇もなくフェリーに飛び乗って熱海へと戻り、

今度はおいしいご飯を目指して車を走らせます。

 

 

 

 

むぎとろ「わらべ」でみんなは思い思いのメニューを頼んで絶品

のカニ汁とともに楽しみます。

 

 

 

 

きどっちのウナギ白焼き丼も

しょーいちろーのウニ丼も

ひろしさんのいくら丼も

まりこさんのしらす丼も

ぼくのマグロぶっかけ丼も

 

 

 

よく遊んだご褒美に・・・(笑)

 

 

 

 

ツブツブたまごは誰の卵? とろとろの卵巣はウニのもの

 

畳と海

 

 

 

 

このあとに立ち寄った湯河原の気持ちのいい露天風呂で

腕立て伏せと腹筋を、ひろしさんと一緒にしたのもこの日の良い思い出です。

 

 

 

 

 

まさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨコシマペア―

 

 

2017/5/28・IOP      透明度5‐8m  水温17‐19℃

 

 

 

ヨコシマエビですよっ

 

 

 

 

見つけてしまったのです。

 

超希少種のその名は

 

「ヨコシマエビ」

 

 

 

名前はね・・・そんなにね・・・、大きい声では言いずらいけどね・・・

 

そう言われてみれば、なんとなくいやらしい目つきに見えてきてね・・・

 

 

 

 

なーんてことはなく、

無数の横縞が入るその独特の模様と、胴体に顔がくっついてるような

2cm程の特徴的フォルムは、なかなかお目にかかれない。

 

 

 

それをめっけてしまったのです。

 

 

 

しかもペア♪

 

 

 

 

 

 

 

実は見つけたのは3日前のせっちゃん達ときた写真じっくりツアーのときだったんだけど、

その時はすぐに割れ目の奥に隠れてしまったために写真に収めること叶わず・・・だったのです。

 

 

 

 

 

 

いやー、とても興奮しましたし、まぁね、

実際この子に費やした時間、はんぱなかったですよね・・・。

 

 

 

 

 

 

正ー直に言うと、

「みんなに見せたい欲」より「自分で写真撮りたい欲」の方があっさり上回ってました。

自分。

 

 

 

 

 

 

 

それに加え、

この日は念願懇願満願叶い、

ベニシボリも、げっとーーーーーーーっおおーーーうっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

やりました。 じぶん。

 

とても素晴らしい。 じぶんとベニシボリ。

 

ふちの青色がやばい。 ベニシボリ。

 

 

 

 

 

ベニシボリですよーっ

 

 

 

 

 

綺麗でありましょう。

 

そうでありましょう。

 

そうなのですよ。

 

きれいなのです。

 

 

 

 

 

これを見つけた時も正ー直・・・

なんで良いほうのカメラを持ってこなかったのかが悔しくて、

 

「みんなに教えてあげたい欲」よりも「どうにかしてきれいに撮りたい欲」

 

に突き動かされている自分がそこにおりました・・・。

 

 

 

 

ミアミラウミウシ byひろこ おおぉっペアのヨコシマエビ byあきほ

 

コガネミノウミウシ産卵中っ byせいわ アイスタイム

 

 

 

 

 

不快指数0%のカラリと吹き抜ける風と、

雲3つしかない青空と、

ヤシの木に括りつけられたハンモックでのお昼寝と、

ヨコシマなエビと。

 

 

 

 

邪な要素0%の一日。

 

 

 

今気づいたけど、ミサコさんとアキホもヨコシマペア―ね。

 

 

 

まさ