2018/3/14・伊東 透明度6-15m 水温15.0℃
子供には「たかいたかいー」
大人には「ふかいふかいー」
こんなはなしを聞いたことがあるだろうか?
水深が深ければ深いほどほどケタケタと喜ぶタカハシご夫婦という大人がいる。
お守(もり)を任された僕は、いやーな汗をかきながら、
それはそれは慎重に、この2人を深い深~いダイビングでもって
あやさねばならんのです・・・。
ふかーい所に生息するハナダイ達に、どーしても会いたいと言って聞かんのです・・・。
一番目当てのコウリンハナダイには会えませんでしたが、
スジハナダイ、ナガハナダイ、レンテンヤッコがうじゃうじゃ♪
ぼくも危なく深場の魅力に憑りつかれ、
浮上するのをうっかり忘れてしまうところでした・・・。
しかし、
この日の皆さんを喜ばせたハイライトは、
このウマヅラハギでもなく、
この、川奈漁港近くの海女小屋食堂の海鮮丼でもなく、
ウツボの捕食。
そう。
食べられたのは僕の人差し指。
なついたウツボの鼻を撫でていたら、無性にウツボの牙に触れてみたくなり・・・
すっかり慣れたかのように見えたウツボちゃんの、
がばーっ、と開いた上あごと下あごの牙を交互にちょんちょんしていたら、
がぶーっ、と、やられました・・・。
大丈夫。
悪いのはこっち。
指もちゃんとつながってます。
でも出血は激しく、海中に吹き出す血液が海水を濁らせます。
僕の人差し指にも、ふかーいふかーい傷がのこったのです。
それが今日の、ハイライト・・・。
ケンさん、ミナさん、しょうだいと、
思い出深いダイビング。
まさ