2020.3.1(日) 雲見 透視度15m 水温17.4℃
カイトが小学生として最後のダイビングとなった今日。
思えば、彼と出会ったのは約1年3か月前、
2018年12月23日と24日。
当時僕は、スタッフになりたてでした。
初めて喋った時は、『なんて生意気なんだ。』
そう感じてました。
『ドライスーツは嫌だ。』
『潜りたくない。』
と嫌だ嫌だ攻撃をされて、困ったのを今でも覚えています。
大瀬崎の砂浜を駆け巡り、行方をくらます。
大瀬崎の湾内を隅から隅へ駆け巡り探し続けました。
ようやく発見した場所は、波打ち際。
自分で作った砂の防波堤が、
波に勝つか負けるかを観察していたのを覚えてる。
そんな彼が、お母さんと一緒に月一回のペースを崩さず、
コツコツ潜って、気づけば40本をまじかに控えている。
早かった。
最初は貝を拾い、熱湯消毒をして友達へプレゼント。
魚がいても、興味のある生物がいなければ、
『生物がいなかった』と言われた。
そんな彼が、今ではシュノーケリングをしている人を見て、
『潜ればいいのに、もったいないな。』と言うまでに。
本当に成長した。
いや、成長させてもらったのかもしれない。
彼と出会ったのは、小学5年生の12月。
来月からは中学生に。
寮に入ってしまうから
今までのような頻度ではきっと来れなくなってしまうだろう。
これから中学に入り、寮に入り、いろんな人に揉まれ、
どう変わっていくのだろう。
少し寂しくはなるけど、
また会うその時を楽しみに。
卒業おめでとう。
おたま