何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「北海道ダイビング」カテゴリーアーカイブ

はしゃいでいいとこ。

 

ドコ ココ?

 

 

知床とこさん@北海道流氷ダイビングツアー

 

 

シレトコ!

 

 

 

どうやら、ここは『知床』らしい。

 

 

 

2023/02/16-19 北海道・知床 気温:-15℃~ 水温:-2℃

 

 

 

ついに、来たのですねー。
知床流氷ツアー。

 

 

飛行機の窓から真白な世界を見下ろす。
じわじわと実感が湧いてくる。

 

 

 

 

2年前、自分の冬休みを利用して参加した流氷ツアー。
海の彼方から、日に日に近づいてくる白い大地?
それが、人生で初めて見た、流氷でした。

 

 

しかしこの年、帰る日まで接岸する事はなく。
悔しくも、これが自然。

 

 

また来るから。
そう思って、帰ったのでした。

 

 

 

 

今年はなかなか初接岸さえしない流氷に、
ドキドキしながら2月を迎えました。

 

 

それが・・・

 

 

流氷@知床ダイビングツアー
流氷もりもり

 

到着時、女満別(めまんべつ)空港の外気温、-15℃

 

ちらついていた雪は、激しさを増し、視界を妨げる程に。

 

普通なら重なる悪条件にうろたえるところ。

 

 

でも・・・

 

 

この景色を私たちは楽しみにしていたのです。

 

マサシさんの嬉しそうな横顔がすべてを物語っています(笑)

 

 

 

 

さぁ、流氷ツアーの、はじまりはじまり。

 

 

 

 

到着日の吹雪が噓のように、快晴に。
風はなく、最高のコンディション。

 

 

そりゃあもぅ、笑顔が溢れる、こぼれる。

 

 

アイスダイブ@知床流氷ダイビングツアー

 

 

んー・・・

 

 

アイスフード被ってるとわからないですねぇ。笑

 

 

 

 

だいの大人がみんなでキャッキャ。
流氷に飛び乗って、寝っ転がって、たまに落ちて。
爆笑。

 

 

流氷@知床アイスダイビングツアー

 

流氷ウォーク@知床アイスダイビングツアー

 

 

 

こんなに楽しいのに、
一つだけ残念なお知らせがあるのです。

 

 

うねりが・・・。

 

 

安全を考慮して、ダイビングは中止に。
この最高のコンディションでそんな・・・
簡単には引き下がれないですよね。

 

 

だって、顔をつければこの景色。

 

 

流氷@知床ダイビングツアー

 

 

 

 

顔を、つければ・・・?

 

 

 

 

アイススノーケル@知床流氷ダイビングツアー

 

 

アイスフード被って、スノーケル咥えて、
(おまけにそのスノーケルから涎垂らして笑いながら)
流氷の隙間に頭ツッコんでた集団。

 

 

私たちだけでしたね(笑)

 

 

 

アイススノーケリング@知床流氷ダイビングツアー
行き倒れ・・・?

 

アイススノーケリング@知床流氷ダイビングツアー
いえいえ、お楽しみ中です(笑)

 

水面からだってこの景色。

 

 

 

 

潜ってないのにこんなに笑って、こんなに楽しいとは。

 

 

びっちりと海を覆ってしまった流氷を眺めながら、
明日の海へと思いを馳せるのでした。

 

 

流氷@北海道知床ダイビングツアー
誰よりも流氷愛の強い女、背中で語る・・・

 

 

 

 

迎えたダイビング2日目。

 

 

 

知床連山、絶景です。

 

 

知床連山@流氷ダイビングツアー

 

 

うねりよ・・・。

 

 

自然ってのは、時に厳しいものです。
でも、それが自然で遊ばせてもらうってコト。

 

 

陸のコンディションはホント最高で。
スノーシューなるものをGETしてみんなで未踏の地を冒険。

 

 

だいの大人がみんなでキャッキャ。
雪玉投げ合って、雪に顔つっこんで、大の字!
あ~今日も爆笑。

 

 

スノーシュートレッキング@知床流氷ツアー
はしゃぐ大人。

 

スノーシュートレッキング@知床流氷ツアー
はしゃぐモンゴルのお偉いさん・・・?

 

スノーシュートレッキング@知床流氷ツアー
身体動かしたら、水分補給はこまめに・・・ね?

 

雪遊び@知床流氷ダイビングツアー
こ、こわぁっ!!笑

 

フレペの滝トレッキング@知床流氷ダイビングツアー
あれ?トコさん??

 

 

 

雪に覆われた大地は、とても美しい。

 

 

あらゆる音が吸い込まれて、しんとしていて。

 

でもそれはある意味、生物にとっては過酷な環境。

 

そんな厳しい自然の中、逞しく生きる沢山の生命が。

 

 

 

オジロワシ@知床流氷ダイビングツアー
オジロワシさーん。

 

キツネ@知床流氷ダイビングツアー
キツネさんともこんちは。

 

オジロワシにキツネ。
オオワシにエゾシカにエゾライチョウに・・・
2年前も君を見たぞ。

 

 

北こぶしホテル@知床流氷ツアー
足、寒いしね。

 

存分に山を冒険しても、
やっぱり最後は海が名残惜しくって。
日が暮れるまで遊んでいたのは、うちらくらいでしょう(笑)

 

 

流氷ウォーク@知床ダイビングツアー

 

 

流氷は生き物。

 

 

その言葉の通り、
広大な海をびっしりと覆っていた流氷は、
たった二日で岸を離れ始めていました。

 

 

ドリフトアイス@流氷ダイビングツアー

 

 

潜る事は出来なかったけど、
海を覆う流氷、あの光景に出会えた事に、感謝です。

 

 

 

 

でもねぇ・・・

 

 

今夜は飲みましょう(笑)

 

 

 

 

マスターの粋な計らい。
北海の珍味が並ぶテーブル囲んで。

 

 

頂きます。

 

 

番屋@知床流氷アイスダイビングツアー

 

 

飲んで。

 

男前ジョッキ@知床番屋
男前かんぱーい!

 

食って。

 

鹿肉ステーキ@知床番屋
目がハート(笑)

 

飲んだくれて。

 

アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
ついにマキさんも・・・!?

 

いやぁ楽しいですねぇ。

 

番屋@知床食事処
1,2,3・・・13番屋

 

沁みますねぇ。

 

番屋@知床食事処
〆の味噌汁が(笑)

 

 

お店の日本酒ぜーんぶ開けました。
帰り道にワインとビールも仕入れました。

 

 

そしたらもっと楽しそうですねぇ。笑

 

 

アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
弟はけっこう甘えん坊。
アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
絡む男。パート1
アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
絡む男。パート2
アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
加害者マサシ氏。
アフターダイブ@知床流氷ダイビングツアー
被害者・・・タツさんごめんなさいーっ

 

暴走する姉弟、マサシさん。
ベッド奪われビールかけられ、被害者多数。
でも、ほんと笑って笑って。

 

 

 

翌日二日酔いの人がいなかったのは、
きっと薬の売人トキワ氏のおかげ。

 

 

 

 

どうしたって最終日。

 

後ろは振り返らずに前に進みましょう。

 

 

ツーラーメン@えきばしゃランチ
2年越しのラーメン!!

 

最後の最後まで、
ずっと笑って食べてはしゃいで、
めいっぱい北の食と雄大な自然を身体に感じて。

 

 

網走湖@知床流氷ダイビングツアー
後ろは見ずとも足元はたまに見て。

 

 

他に浮かぶ言葉もないけど。

 

みなさま、ありがとうございました。
そして来年のエントリーも承りました。

 

 

アイスフード@知床流氷ダイビングツアー
えっとー・・・誰だったかなー

 

 

知床、また来るからね。

 

 

もう一回、言っとこう。

 

 

私も、また来るからね。

 

 

みか

 

 

なんもねぇ北海道

 

 

2022/4/28-30

北海道 -支笏湖千歳川に潜り、山では山菜を採る

 

 

 

 

 

4月の北海道には、なーんにもねぇっ。

 

雪解けからまだ日が浅く、木々は未だ新緑とは程遠いし、

夜は冷え込むから、生き物たちはまだ土の中で

薄ら目を開けてはまた眠る。

 

 

 

森進一が「襟裳(えりも)岬」にて、

えりぃ~ものぉ~春はぁ~なにもない春ですぅ~♪

と唄うが、それは襟裳に限った話しなんかじゃなく、

全道的な情景と、元道民のぼくはそう認識している。

 

 

 

 

 

冒頭の写真は、北海道の玄関口千歳空港から、

車で15分の勇払原野(広大な日本有数の湿地帯)

にあるウトナイ湖にて。

 

 

 

東京のダストに目詰まりしそうだった心肺機能を

北海道の酸素豊かな新鮮な空気で換気・洗浄する為に

バードウォッチングしながら散歩した。

 

 

 

 

本来ならば多くの白鳥や鴈、何種にも及ぶカモ達、

そしてそれらを狙う猛禽類達、

あわよくばタンチョウヅル等も見られるが、

いまは4月・・・。

 

渡り鳥達はすでにシベリアや繁殖に適した土地を目指し、

旅立ってしまった後だった・・・。

 

 

 

小鳥数種類、遠くにオジロワシ、

コゲラというキツツキの仲間などを、

辛うじて数種の野鳥を見る事が出来た。

 

 

 

 

 

 

 

ほどなくして誰かが、

「お腹減ってきたっ」と絶叫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車を30分走らせ、苫小牧の市場にて。

 

 

 

 

 

肺は新鮮な空気で満たされたことだし、

今度は水揚げされたばかりの海の幸で

からっぽの胃を満たそう。

 

 

 

 

 

そうして我々には

名物のホッキ(北寄貝)カレーをシェアし、

生ビールや日本酒にまで手を伸ばし、

ウニやらイクラやらサーモン、

ホッキの刺身などを頬張るなどした疑いが

もたれている。

 

 

 

 

 

 

腹が満たされたら、次は道内観光に行こうっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新鮮な魚介で満たされた車内はうとうとタイム。

 

 

途中競馬ファンには垂涎ものの、

「社台(しゃだい)ファーム」を通りかかる。

 

 

社台は有数の競走馬の産地・調練場で、

南に太平洋、北は樽前山に挟まれた風光明媚な草原に

馬たちは走り、草を食んでいる。

 

 

乳をせがむ産まれたての仔馬は、

もしかしたらこの数年先にダービーを制する

駿馬に成長するのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

満腹なのか眠いのか・・・車から降りずに、

その眺めを横着に楽しむ女性達の写真も添えて。

 

この直後に立ち寄った

美味しいハンバーグが買えるお店では、

スムーズに車から降りてたくせに。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社台のある町は白老(しらおい)町と言い、

黒毛和牛ブランドの白老牛や養鶏などの畜産が盛んで、

古くからアイヌ民族の生活の場としても栄えていたと聞く。

 

 

 

 

 

 

そこに国立アイヌ民族博物館はあって、

当時の生活様式や、自然と共生するアイヌ民族の

カムイという考え方について学ぶなどした。

 

 

 

 

 

 

 

おそらくみんなの記憶には、

焼きたてのアップルパイとアイスクリームが

美味しかったこと・・・ではなかろうか・・・。

 

 

 

 

そして、

明日以降のダイビングに備えて我々は

この日の目的地、「支笏湖へ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖畔にたたずむホテルは

部屋良し、酒良し、料理良し。

 

 

 

部屋くっついてる露天風呂、

2階のテラスからの眺め・・・etc

冷えた体に沁みいるおもてなし。

ああ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて明日は、この美しい湖でダイビング。

 

今日は早く寝よう。

 

 

 

 

 

 

・・・とはならない・・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンと冷たい澄んだ真水。

 

 

湖底に沈む太鼓の森。

 

 

冷水の中でも逞しく息づく魚やエビ、

そして真水ゆえに、昆虫の幼虫も観察できた。

 

 

〆は

支笏湖から流れ出しやがて太平洋に注ぐ、

千歳川の流れに身を任せ。

 

風にそよぐ草野原のようにたなびく水草と・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖と川底に魅せられて、

そしていま僕らは暮れなずむ湖面を眺めている。

 

 

 

 

 

 

少し寒いけど、空気が凛としていて気持ちいい。

ホテルに帰れば、

暖かいお風呂と、美味しい夕餉にすぐにありつける

アドバンテージがぼくらにはある。

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・今宵も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色んな地酒の4合瓶が用意されていて、

そしてこのホテルの酒蔵は、

ぼくらの泊まった2日間で

ただのがらんとした手薄な蔵になった・・・。

 

 

 

 

 

翌朝・・・支笏湖を後にして、

もう一つのメインイベントが待っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

この季節の1週間程しか生えない山菜、

その名もアイヌネギ(行者ニンニクとも呼ぶ)を探しに

今度は山に入るのだ。

 

 

 

 

 

4月の何もない北海道に来る理由は、

実はこれが一番の狙い。

 

 

 

 

今回はアイヌネギ狩り何十年のガイド付き、

その名もハマベ トシアキ(ぼくの父とも呼ぶ)につれられて、

幸運にも沢山の収穫を得る事が出来ましたっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドのお家(ぼくの実家とも呼ぶ)に移動して、

自家栽培のシイタケをもいで、

近所で取れたホタテやアスパラなどを加え、

生ラム肉を用いて盛大なアイヌネギジンギスカンっ。

 

 

 

 

 

森進一にも教えたい北海道の春。

 

 

 

 

 

 

北海道は4月の支笏湖ダイビングツアー。

アイヌネギ狩りからのジンギスカン付き。

 

 

 

 

 

 

 

開催3回目の今年も大盛況。

豊かな自然と、出演者に恵まれて、

目いっぱい、腹いっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京の母 せつこ

実母 せつこ

が揃う光景に

そして僕も胸いっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

 

このツアーをリクエストしてくれたシオツキさんをはじめ、

参加してくれたみなさま、

手伝ってくれて、

おやじにも付き合ってくれて、

ほんとうにぼくはうれしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とおちゃん、かあちゃんも

ありがとうー。

 

 

 

 

 

 

 

 

並々ならぬラム&アイヌネギ臭を漂わせ、

周りの乗客に気を使いながら、

羽田への機内は少し肩幅狭めておとなしく・・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

 

なまらうれしいしょ

 

 

2019/9/20-23・北海道 積丹半島    透明度8-15m   水温22℃

 

 

積丹半島 神威岬にて

 

 

 

 

 

 

 

「夏の北海道も潜ってみたい」という、クサカベさん

からのリクエストを頂いて、水温の一番高く、実りの

秋を迎えた北の大地に降り立った。

 

 

 

 

 

 

札幌市街を左手に見ながら、

石狩平野を貫く札樽道(サッソンドウ)を我々を乗せた

レンタカーは小樽へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

道端に咲く綺麗な花々を見て、おそらくたぶん9月の北海道は

僕が上京した20数年前、以来ではなかろうかとふと想う・・・。

 

 

 

 

 

 

 

もの凄く遠く懐かしい風景で、

でもしっかりと記憶に残っているこの光景・・・。

 

 

 

 

 

 

 

秋の大地のにおいやその景色に一番感激していたのは、

ツアー催行者側のぼくだったはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

車はあっという間に薄暮迫る小樽に入る。

 

 

 

名前なんでしょう・・・

 

きれいですねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日は観光のみ。

 

 

 

 

明日のダイビングに備えて、そんなに深酒はできないけれど、

この旅のサブタイトルは「秋の北海道グルメツアー」であり、

 

要するにこの時期の北海道ときたら、サケやサンマなどの

海の物、

 

トウモロコシ(北海道ではトウキビという)やジャガイモなど

畑の物など、

 

その辺に落ちてるものを拾って食ったってうまい季節。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルのチェックインを急いで済ませ、徒歩2分の市場内の

滝波食堂へと駆け込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

海の幸を手当たり次第に注文し、口に運び、うなり、

奪い合い、日本酒をあおり、また注文を繰り返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはもう、推して知るべし。

 

 

 

 

 

 

これ以上のしあわせな時間はない。

 

 

 

ウニ!

 

イクラ!かに!

 

さんま!!

 

三角市場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして酔い覚ましの散歩を兼ねた、小樽散策にて。

 

 

 

小樽運河に船を浮かべ、かつて渋沢栄一や財閥の所有していた

レンガ造りの倉庫群を見て回った。

 

 

これまた素晴らしい時間で、僕も知らない小樽がそこにあった。

 

 

 

旧日銀に押し入ろうとするあきらさん

 

小樽運河

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝を迎える度にメシの旨さに毎日唸り、

本題の海へと向かう。

 

 

 

 

 

積丹岬のダイビングポイントへと、1時間車を走らせる。

日本海を右手に眺めながら、そのごつごつとした地形に

掘られたトンネルを抜ける。

 

 

視界が開けた平地に出ると、その平地を作った河川に

今遡上を始めたサケたちが川面を揺らし、

その両岸ではアングラーたちそのサケを狙っていた。

 

 

ニッカウヰスキーの蒸留所を有する、余市町を抜けて、

ワインで有名な仁木町の果樹園を後ろ髪引かれながら

やり過ごし、

 

 

 

積丹半島の海に小躍りしながら飛び込んだ。

 

 

 

オキカズナギ

 

ウニウニウニ

 

リュウグウハゼ

 

スナエビ

 

ウマズラハギ

 

キツネメバルの幼魚

 

ジュズヒゲアナエビ

 

北海道ではサケの事秋アジっていいます。

 

 

 

 

 

海況的には抜群ではなかった。

風があり、いつもの積丹ブルーと呼ばれる海とは程遠い。

 

 

 

 

しかしそこには、まるで地味を競い合っているような、

魚達、ウニ、ホタテ、ホヤなどが北らしい海を演出している。

 

 

 

 

 

僕も初めて知った、ホタテの何十倍も旨いとされる

ババテ貝なるものの存在、

 

どんな白身の魚よりも美味とされる、

キツネメバルなる魚、

 

現地をダイビングポイントとして開拓し、ガイドしてくれた

カギヤさんに、今度こそは情報だけではなく、実際の味を確かめ

させてもらおうと強く決意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖から港に帰ってきたサケ漁師達の誇らしげな笑顔も

すばらしい光景だったが、

 

メスの丁寧な扱いとそれに対してオスへの雑な扱いが、

しばし我々から言葉を奪った事も素敵な社会科見学だったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニッカウヰスキー 蒸留所

 

ナナカマドとリタの家

 

 

アキラさんや、ジュンさんを要するこの布陣で、

「竹鶴」を素通りにはできない。

 

ニッカウヰスキーの蒸留所内のマッサンとリタが過ごした家には

ナナカマド(北海道の木)が、真っ赤な実をつけ、

ウィスキーを楽しんだ我々の頬とその赤さを競い合うように・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

神威岬の帰り道

 

 

 

 

冒頭の写真と併せ、この神威岬では人を寄せ付けない厳しい地形と、

 

そこに暮らしたアイヌへの畏敬、

 

ここを切り開いていった先人達の神がかり的な強さを同時に感じた。

 

 

 

 

 

 

ブランコとアキラさん

 

 

 

そして我々は、

現代にもどり、のびのびと暮らす・・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイスクリーム屋の素敵なおばちゃん

 

 

のんびりと店を構える、

たまたま見つけたアイスクリーム屋のおばさん面白かったよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の食材イタリアン

 

 

 

地元の食材をふんだんに使った、小樽のイタリアン、

なんまらうまいべやっ。(まじうめーじゃんっ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥をばらすジュンさん

 

鳥のまる上げに夢中にかぶりつく

 

 

 

 

北海道のソウルフード、ザンギ(鶏のから揚げ)なんだけど、

まんま鳥の形で、手でバラし、むしゃぶる。

 

 

華奢なのりちゃんザンギに目がハートで、

その姿揚げ丸ごと食ったしょ。(食ってたよ)

 

 

みんな会話忘れてたしょや。(忘れてたじゃん)

 

 

 

 

 

バーとあきらさん

 

 

 

飲んで、

 

 

 

これが藪半のにしんそば

 

 

食って、腹かかえて笑い転げて、

 

 

 

 

 

お腹さすって。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昆布のある風景に乱入してくるじゅんさん

 

 

 

海の中でも転げまわって・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道ツアーリクエスト、ご参加、

 

誠に、本当に、なんまら、うれしかったですっ!!

 

 

 

 

 

 

小樽水族館のセイウチがデカかった・・・。

 

全長3mのミズダコも、冬の積丹に姿を見せるトドも見たいけど・・・。

さむいしょやぁ~。

 

 

 

 

 

 

まさ

NORTH OCEAN TRIBE 2018

今年もまたこの時季がやってきた

 

僕の大好きな季節

 

海の上をどこまでも歩いていける季節。

 

2/22~2/25  北海道知床  気温:-10℃ 水温-1℃

 

NORTH OCEAN TRIBE 2018

 

東京から北へ1500キロ、北海道は知床。

 

今年で3年目を迎えたこの流氷ダイビングツアー、

 

なぜだか、やっぱり今年もついていました(笑)。

 

このツアーの2、3週間前から流氷情報を見始めるのですが、

 

なんとも今年は流氷が来るのが早い、そして強い北風が多かったためか、

 

早い段階で流氷は結氷し定着氷となったのです。

 

僕らが現地入りし、まず初めに立ち寄った能取岬では、びっくり!

 

今ままで僕が見てきた中で一番の氷の量、

 

みんなで岬の上から広いオホーツク海を眺める、

 

今年もここに来たんだなぁ、

 

これから始まる楽しい4日間にテンションがあがったのでした。

 

そしてタイムリーだったのが、カーリング、

 

ちょうど平昌オリンピックでカーリングが盛り上がっていましたが、

 

僕らもカーリングで盛り上がっていたのです。

 

最初は練習、

 

みんなコケる、コケる(笑)、

 

ストーンを投げる力加減、回転、絶妙ムズイのです

 

そして戦略、守るのか、攻めるのか、邪魔するのか。

 

えっ、カーリングってこんなに難しいの(笑)

 

そしてマサさんチームVSマサシチーム

 

夜のビールをかけて(笑)。

 

結果,

マサさんチームの勝利・・・,

 

なんでかなぁ・・・(笑)

 

カーリングチーム 雪道をひた走る

 

チューブスライダー トシいい顔

 

そして2日目からは本題のアイスダイブ、

 

それがさ、ほんとにコンディション良い!

 

天気もいいし、氷の状態もいい、

 

今回も、氷に穴を開けてそこから潜っていくアイスダイブならではホールエントリースタイルで。

 

水温は-1℃、

 

でもね、グローブもフードも極寒地仕様だから意外と寒くないんだよね~って言ってもやってみないと信じられないよねー。

 

そしてやっぱり最初の1本目はみんな緊張するんだよねー、

 

ホールから入っていくときはドキドキワクワク。

 

そして、

 

ホールから光が差し込む

 

エントリーホール ヒダベリイソギンチャクが綺麗

 

オショロミノウミウシ属の仲間 クサウオ

 

エントリーホール 流氷が凄い

 

水中は美しかった。。。

 

水面には覆い尽くされた流氷、

 

氷の厚さで変わる青のグラデーション。

 

北の海ならでは生物をたくさんみました。

 

なかでもクリオネ、

 

これも今回はついてたな、

 

ほぼすべてのダイビングで観察することができました、

 

なので今回は写真を撮る時間もそれなりにあったのが更に嬉しかったです。

 

クリオネ発見!

 

クリオネ クリオネ:ハダカカメガイ     両極を囲む寒流域に生息する、日本では北海道沿岸の海で見ることができる。

 

いやぁ、何回見てもかわいい。

 

そしてよかったのはそれだけじゃないよ、

 

今回でなんと、かおりさんが100ダイブ!!

 

流氷の上をどこまでも歩いて記念写真。

 

ダイビングを終えると、また陸上探検に繰り出す、

 

北海道の壮大な景色や、そこで出会う野生の動物たち、今回もエゾ鹿、オジロワシ、オオワシ、キタキツネを観察することができた、

 

中でも感動だったのが、

 

僕らは滝を見るために森を抜けていた、

 

すると遠くを走るキタキツネを発見、みんな大興奮、

 

「ルールルルルルー」と叫ぶ僕とマサさん(笑)。

 

すると、僕らのすぐ近くまで来てくれる(あんなに近くに来てくれることはまずない)、

 

すかさずみんなカメラを構え、激写(笑)。

 

これはねぇ、よかったなぁ。

 

そしてなんと言っても「食」ですよ、

 

寿司にラーメン、焼きたてホッケに網走牛の焼肉♪

 

夜はカニやいくらが食べ放題、

 

そして北海道限定のサッポロクラシックビール♪

 

部屋に戻ってからは美味しいウイスキーを飲みながら、

 

みんなでオリンピック観戦、もちろんカーリング(笑)。

 

さっき初めてやったばかりでルールさっき覚えたばかりなのに、

 

もう選手に向かってあーだこーだ言い始める(笑)

 

何様だっつーの(笑)。

 

いやぁ、そんな毎日ですからね、そりゃ太りますよ(笑)

 

絶景スポットで 窃盗団? 壮大。

 

丘を目指す3人 キタキツネ接近 特製塩ラーメン

 

ワカサギ釣りレクチャー 釣ったーーー!! ホッケーうまそー ターニー釣ったーーー!!

 

オオワシだー!! 氷って重いのね・・・ 流氷投げー

 

穴開けてー 18キロ続く一本道 網走牛頂きます

 

オホーツク海の見える駅 ここは湖の上 念願のウニ

 

そして最終日は景色のいいところを巡って、

 

最終目標地の網走湖でマサさんのお姉さん家族と合流、

 

ワカサギ釣りの準備をしていただてレッツワカサギ釣り!

 

釣りの結果は、みんなワカサギget!

 

ショーダイだけ一匹もつれず(笑)。

 

夜は飛行機の時間まで焼肉宴会(笑)。

 

毎年来ていただいてるマサさんのお姉さんの旦那さん、

 

なんと、流氷の事を研究している大学の教授さんなのです!

 

美味しい焼肉を頂きながら、

 

世間では間違った流氷の話やクリオネの生態、知床の水中の生物の話からさらには世界の海の循環の話、の特別授業をして頂きました!!

 

ほんとにおもしろい話でした、先生ありがとうございました!

 

そんな先生の授業を〆に東京に戻った僕ら、

 

まだまだ寒いはずの東京ですが、とりあえずその温度差で上着を脱ぎましたね(笑)。

 

この4日間、流氷の定着具合や4日間すべて晴れていたこと、クリオネのget率(水中ガイドは結構プレッシャー(笑))、出会う野生生物、ほんの少しのタイミングで見る事ができた夕日・・・まだまだある気がしますが。

 

今年も最高の流氷ツアーにする事ができました!

 

お世話になった現地サービスの方々、ホテルの方々、

 

毎年来てくれて色々お手伝いしてくれるマサさんのお姉さんと先生。

 

そして4日間、ともにすごしたみんな、

 

ありがとうございました!

 

今回のブログ写真を含め、たくさんの良い写真を本気で撮ってくれたカメラマンのショーダイ、ありがとう。(ワカサギは釣れなかったけど(笑))

 

さてさて、毎年きれいな冬の北海道の景色を見るのが恒例になってきて嬉しく思います、

 

来年もやります!!

 

カオリさん100本!

 

まさし