何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020.8.9(日) 初島 透視度7~15m 水温19.8℃
この日の2日前、僕は初島に行っていた。
そして、ネコザメを狙い、約600mほど泳ぎ続けていた。
達成感は確かに凄かった。
ただ、同時に疲労感も凄かった。
この日、僕たちは再び初島へ向かう。
そして、ネコザメを狙う。
2日前は、自分の足の力でたどり着いた。
ただ、この日はそれは嫌だった。
どうにかお願いし、ボートのひと枠にねじ込むことが出来た。
これが功を奏すことに。
出船して5分で到着。
前回は20分泳ぎ続けてたどり着いたのに、
今日は船に5分乗るだけ。
らくちん。
しかも、入ってすぐにイナダの群れ。
テンションが上がる。
さらに奥に進む。
目的のやつがいた。
しかも一匹ではない。
至る所にいる。
少し動けば、岩の上にちょこん。
更に動くとまたちょこん。
計6匹ほど。
ネコザメがこんな簡単に見れるとは・・・。
文明の利器ですね。
ゆきや
2020.8.7(金) 初島 透視度3~20m 水温18.7℃
初島には、もうイルカはいない。
約3年ほど続いていた、
イルカが狙えるダイビングは、6月下旬頃には終了。
その為か、初島に訪れるダイバーは少なくなっていた。
『イルカ見れないなら、初島は何が見れるの?』
初島=イルカ
きっとそういうイメージが強いはず。
正直僕自身もそう思っていた。
なので、こういった質問は頷ける。
ただ、違う。
イルカだけでは無かった。
どうやら、ネコザメが100%見れるポイントがあるようだ。
そのことを、この日共に初島へ訪れた男性2人に話すと、
『それは、見たい。』と即答だった。
急いで、現地の人に話を聞きにいく。
『そのポイントに行けますか?』と。
それに対して、
『行けますけど、ボートポイントになりますよ。
ボートは今日出せません。
ビーチからだと300mくらい泳がないといけないです。』
・・・とおい。
『行けるとこまで行こう。』
この言葉により、僕たちは片道約300mを往復することとなった。
3人全員男なので、要注意はエアの消費。
エアーの節約を念頭に置いて、泳ぎ始める。
ずーっと泳いでいるため、18℃台の海も心地よく感じる。
一度も止まることなく、
久々の綺麗な水を堪能しながら、突き進む。
岩の上を一つ一つ確認する。
『ネコザメ、ネコザメ、ネコザメ』
時折、『今どの辺にいるのか』不安になりながら、
さらさらに進む。
泳ぎ始めて20分経過。
そろそろ引き返そうと考えていると、
いた。
片道約300m。
泳いで泳いで泳ぎ続けて、
ようやく見つけた、2匹。
正直、途中で諦めかけました。
ヒラメで遊ぼうか迷いました。
群れに突っ込んで、楽しもうか迷いました。
諦めずに良かった。
見れた時の達成感ときたら、言うまでもない。
そしてその後に
ビールを飲んでいた顔ときたら、言うまでもない。
ただ、ネコザメを見た後の帰路ときたら、
・・・言うまでもない。
ゆきや
2月8日(土) 初島 透明度:8~18m 水温:17℃
この1日の総まとめ動画。
編集したわけではないのですが。
あおり足の練習をしに来た、先週ぶりのスズカ。
冷や汗ものの待ち時間の後に現れた、イルカの大サービス。
そして・・・後方で起こる初心者ツアーのトラブル。
あおり足の練習をするスズカを撮るはずだった動画に、
たまたま、この1日がギュッと凝縮されていました。笑
外休憩の寒さも、気温と太陽のおかげで、
なにより優しいイルカの登場で、ふっとびました。
初心者ツアーのみんなも、
1本目はイルカよりもアルミタンクに苦戦して疲れ切って見えたけど。
2本目は風波にも負けずに笑顔で帰ってきました。
そんな初島イルカツアーに花をそえるかのように。
2本目はネコザメまで。
こんなにいいもの見て、いいのかな?
これは冬のダイビングのご褒美かな?
寒いけど、初島来てよかったでしょ?マキさん。
オータニさん、この調子でパラオも大物見ますよぉ!
そしてアオイケさん、イルカを呼んだ(?)私の腕を褒めてください!笑
パパさんの有り余るおもしろ話は伏せといてあげたのに、
写真はなんだかみんなの先生みたいになってますよぉ(笑)
みか
2019/9/5・初島 透明度8m 水温23-24℃
9月に入ってまだまだ暑い日が続いている。
去年の夏は短くて、9月に入ったとたんに気温が下がって
気持ちの整理がつかないまま夏と別れてしまったから、
ちゃんとゆっくりと順当な手順で、秋をじわじわ迎えたい。
とそう思う。
真新しいウェットスーツを手に入れて嬉しそうな
浜さん(通称)のリクエストはあったかい海。
3mmと薄めの、しかも半そで(シーガルという)の
本来南国で使うためのスーツを作ったから、
必然のリクエストだろう。
ということで、
水温があったかそうな、暖かければいいなと願いつつ、
イルカと泳げるかもしれない初島に赴くことにする。
だがしかし、
イルカが出るのをじっと水中で待っているあいだ、
ダイブコンピューターの表示は水温23℃をさしている。
3mmシーガルの適温は27℃以上だからね・・・、
ちょ、ちょっと足りないかな・・・。
震えを抑えるために
辺りを泳ぎ回る浜さんの姿がイルカのようでした・・・。
ごめんなさい。
はまさん。
浜さんの震え報われず・・・。
イルカさんたち現れず・・・。
天気が良くて
気温が高くて
夏らしかったこと。
タカベが群れてて、
カンパチも群れてて、
いきものいっぱい見れたこと。
それが救い。
金目の煮つけ食べれて
日本一の塩辛が食べれて
ご希望通りの時間に帰って来れたこと。
これがご褒美。
そして3日後、
3?歳になるこの子のこの表情。
残暑厳しい本日のハイライト。
まさ
2019.09.01(日) 初島 透視度4~10m 水温24.2℃
イルカにも会いたい。
美味しい物も食べたい。
美味しいビールも飲みたい。
そう思い、僕たちは船で初島へと向かった後、
小田原のイタリアンへと向かった。
伝説のような人、オオガミさん。
そう、今日は彼のおかげでイルカが見れたのだ。
彼は井田でマンボウを呼び寄せている。
まさしく幸運を呼ぶ人物。
そんなオオガミさんのおかげか、
初島へ向かう船上でカモメから僕の帽子の上に糞を落とされた。
まさしく『ウン』を呼ぶ男。
2チームがエキジットしたのは、12時25分。
目標としていた、船の出向時間が13時00分。
残り35分。
『間に合わない。』と、頭によぎる。
若干急ぎつつも、皆イタリアンは行けないムードになっていく。
残り20分を切る。
マサさんが周囲の状態を見渡し、
一瞬で判断する。
『行けそう。いや、行こう。』
その瞬間、その場にいた全員に周知し、
猛スピードで撤収し始める。
出船まで残り5分。
先に準備が出来たのは、男性陣6名。
マサさんを残し、残り5名でその勢いのままに船へと向かう。
船を少しでも時間稼ぎ出来るように、
間隔をあけ縦列で向かっていく。
1分後にマサさんが女性陣を引き連れ、走ってくる。
みんな汗をかきながら、必死に必死に走る。
奇跡的に出船時間に到着。
船の乗組員に急かされながら、メッシュバッグを詰め込む。
一番最後に船に入ったのはマサさん。
そのタイミングでゲートが閉ざされ、船は出航した。
歓喜の雄たけびが皆からおこる。
呼吸を乱しながら、皆でくつろぐ。
『いやぁ、ギリギリだった。』
『やれば、出来るね。』
とんでもない達成感だった。
すると、僕の携帯が鳴った。店からだ。
出ると、ミカさんの声が聞こえる。
『玉ちゃんは今初島なの?』
『はい。』
『船に乗ってる??』
『全員乗ってます。』
僕はミカさんが預言者なのか、
はたまたどこかから監視しているのか怖く感じた。
『今オオガミさんから店に電話きたんだけど、
船に乗り遅れたらしいよ。』
辺りを見渡すと、確かにいない。
どうやら、取り残してきてしまったらしい。
その瞬間の皆の目が丸くなったのを今も覚えている。
なんやかんやイタリアンには全員来ることが出来た。
物凄く美味しかったのは言うまでもない。
どこでオオガミさんが消えたのか聞くと。
男性陣が船に向かったタイミングで、
カメラの水槽にカメラを回収に行き、
その後誰もいないテーブルに戻ってきていたらしい。
その時、オオガミさんを除く男性陣と女性陣は
既に船へと走っていた。
僕たちはそこに気付くことが出来なかった。
ごめんなさい。
オオガミさん、
イルカを呼び寄せてくれてありがとうございます。
前代未聞の令和初の珍事件、これにて終わり。
良い勉強になりました。
ありがとうございます。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。