2019.09.17(火) 雲見 透視度12~15m 水温26.8℃
ドローンとは・・・
名前の語源は、雄の蜂が由来。
無人の小さい機体が飛行する時の、
プロペラが風を切る音が
蜂が飛ぶ時の音『ぶーん』に似ているからだそうです。
※ちなみに、防水ではない。
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ドローンの話はさておき、
北川に行く予定が早々に断念し、
向かったのは雲見。
フルキさんの好きな富士山は、
何故か見ることが出来なかったが、天気は快晴。
海は青く輝いている。
これは期待が出来る。
洞窟に差し込む光が、大量のキンメモドキにあたる。
キラキラと輝くその光景は、眩しく感じる。
この光景を眺めながら、、
暗い暗い洞窟の中を右へ左へ、上へ下へと泳ぐ。
初めて雲見という地へ訪れたコウキにとって、
こんなにも写真の撮りがいのある水中景色はないだろう。
『あれコウキがいない』
なーんて思っていると、だいーぶ下へ。
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終始ハイテンションだったコウキ。
この約1時間後、コウキのテンションはガラリと変わった。

休憩中はコウキの初おろしドローン
期待に胸を膨らませ、上空へと飛ばす。
『どこ行った?』
『あ、あった。あそこだ。』
『これで集合写真撮ろう。』
『良いねぇー!!』
なかなか撮ることのない上空からの集合写真。
店で見るのが楽しみだ。
ドローンの姿が見えなくなった。
『どこ行った?落ちた??(笑)』
『落ちたんじゃないですか?(笑)』
コウキ『いや、まだ飛んでます。』
『あった。あそこに。』
遠くを指差し、位置を確認する。
欲を出したコウキは、水面すれすれの写真を撮影する。
皆は、お菓子を食べたり、トイレに行ったり、散らばる。
すると、
『あっ!!』
コウキの気の抜けた声が、辺りに響き渡る。
ぱっと振り返ると、コウキの表情が悲壮感満載に。
どうやら、水中に落としてしまったらしい。
冒頭にも書いたが、ドローンは防水ではない。
こうして、
コウキのドローンは雲見の水中のどこかに消えていった。
満面の笑顔とともに。

『・・・・・・。』
コウキ、皆に笑顔をありがとう。
保険で新しいの手に入れるんだよ。
こんなに笑った誕生日初めてかもしれない。
ゆきや