2023.11.17-19 宮城【女川】 透視度3‐7m 水温16₋17℃
これが僕の
オーシャントライブで開催する最後のBigツアー。
その場所がボクが育った地というのは、
なかなか感慨深いものがありますね。
そして、最高でした・・・。
何が最高かって、食事が全て美味しすぎる。
子供の頃では気づけなかった、宮城の食べ物の味。
上京してから10年経った後だから気づけた宮城の良さ。
幸せでしたね・・・。
初日から市場で始まり、
生牡蠣、ホタテ、秋刀魚・・・、どれをとって美味しい。
おまけに市場内にある食堂では
自分オリジナルの海鮮丼も作れるし、ビールも日本酒も飲める。
各々好きなものを好きなだーけ食べれて、良いスタート。
僕のおすすめはなんと言っても白子。
その場で湯引きしてくれて、さっと醤油で食べると・・・幸せ。
その後行った水族館。
行く前は全然乗り気じゃなかったのに、
「イルカのショー始まるよ!!行こうよ!!!」
と率先して、イルカショーに行くシオツキさん。
メインの水槽には「東北に棲む生物」たち。
それを前にした途端、そこはみんなダイバー、凄いんです。
「あれなんだろう。」
「みた事ないね。」
「潜るの楽しみだ。」
「この中で体験でもいいから潜りたいね。」
生物を知らない人からすると一見地味な東北の生物だけど、
僕らからしたら、新しい発見の連続。
入れ替わり立ち替わり他のお客さんが代わる中、
僕らはかれこれ30分強はいたでしょうね。
その後も水槽一つ一つじっくり観察。
「生物が見えない!!」なんてことがあれば、
どこだどこだと四方八方から取り囲む。
およそ2時間が過ぎた頃、またイルカのショーが始まりました。
(さすがに見ませんでした。)
合計3時間はいたでしょうね。
時間を持て余しちゃうのではないかと恐れていた初日・・・、
蓋を開ければなんだかんだ充実の1日。
そしてやってくる、美味しい夜ご飯。
秋刀魚のツミレ鍋から始まり、ほや卵を食べ、日本酒をクイッ。
「居酒屋ようこ」さんで過ごした時間も良かったなあ。
その後のカラオケなんかもしちゃってね。
すっかり酔いました。
でも食事で言ったら、今回は「いまむら」さんがダントツ。
慣れないカウンターにちょっと戸惑う大人10人。
いつもみたいには話せません。しかもコース料理。
ドキドキしながら、待つこと数分。
ドキドキは一瞬でなくなり、感動に変わりましたね。
一つ一つにこだわりを持って、作る大将の創作料理。
宮城で採れた地の食材をフル活用し、
提供してくれる素晴らしい食事。
一品一品が本当に美味しく、
ついつい呑み過ぎてしまいましたね・・・。
そして、決めました。
正月過ぎにもう一回行こうと。
いやいや、いいお店に出会ってしまった。
本題のダイビングはというと、
台風並みの低気圧の影響で透明度は全然・・・、
とはいえ、潜れば潜るほど目が慣れてくるもんで、
途中から気にならなくなり・・・。
伊豆とは違う独特の地形、生物はやっぱり面白い。
やたらと多い、ギンポ、ホヤ、そしてウニ。
嫌ってほど見ましたね。
そして僕はやられました、ウニに・・・。
伊豆のウニとは違う種の東北のウニ、「キタムラサキウニ」。
めちゃくちゃ硬いです。簡単には折れません。
お陰様で僕は太ももを「チクッ」とやられ、水没・・・。
せっちゃんは何故か無傷・・・。ズルいです。
温暖化の影響は、東北にも来ているようで・・・。
見たかった鮭の遡上やクチバシカジカは見れず。
またリベンジですね。
本当にお世話になりました。
終わってみれば、
本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。
メンバーにも恵まれ、
沢山笑い、沢山食べ、沢山飲んだ。
主催者側ですけど、
「あぁ、またやりたいな。」と思っちゃいました。
そして知っちゃいました。
宮城、結構楽しいです。
来年以降はせっかくの故郷なので、
もう少し深掘ってみてみます。
きっともっと楽しい事が分かるのでしょうね。
今までの僕は宮城について、
あんまり知らなかった男でしたけど、
来年以降は宮城について結構詳しい男になるでしょう。
そしてまた行きましょう。
でも一つ言わせてください。
これが最後のBIGツアーの僕より
最高に楽しんでいた男がいます。
絶対この人ですよね。
お世話になりました。
たま