何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「伊東」カテゴリーアーカイブ

必要ですか?

10月25日(日) 伊東 透明度:12m 水温:23℃

 

 

エントリーして顔をつけると、
パパさんのスーパーグラスが落ちていくのが見えました。
すかさずキャッチして、後でお渡ししようとポケットに保管。

 

『スーパーグラス』は大切です。
小さいのが見えづらい時もこれがあれば安心。
マサさんお手製の老眼鏡・・・なんて呼びませんっ。

 

 

のんびり潜降していると、早々に写真を撮り始めるパパさん。
何を撮っているのかな?覗き込むと・・・
情報にない、黄色くって可愛らしいイロカエルアンコウのおチビを撮るパパさん。

 

 

イロカエルアンコウ幼魚@伊東ダイビングツアー
見つけちゃったの!?

 

スーパーグラスは必要ですか?
ちなみにあの日、その後、このイロカエルを見つけた人はいませんでした(笑)

 

 

 

実は2日連続の伊東。
しかし面白いことに、昨日とはまったく異なる水中。

 

 

群れ@伊東ダイビングツアー
多地域の幼魚のコラボ!
セナキルリスズメダイ@伊東ダイビングツアー
ソラスズメ・・・じゃないよね。
ハタタテハゼ@伊東ダイビングツアー
昨日はどこにいたんだ・・・
トカラベラ@伊東ダイビングツアー
アツコさんの子。

 

昨日は見つけられなかっただけでしょ、とか言わないでください。
本当に、魚群とかも全然違ったのです(汗)
水中生物?も・・・

 

 

キホシスズメダイ@伊東ダイビングツアー
キホシスズメダイとカラーリングそっくりな生物が(笑)
イナダのアタック@伊東ダイビングツアー
キビナゴの大群はどこへ・・・?

 

 

そして、いつも変わらぬマスター。

 

 

伊東食事処・花季
あれ?マスター、サイズが・・・?

『重いんだから早くしろよー。』ですって。

 

 

でも、サービスのタチウオの炙り、絶品でした。

 

 

タチウオ炙り@伊東花季

 

 

たぶんそれ以上にビールとハイボールとレモンサワーで貢献したから、
お礼は言わないでおきます(笑)

 

 

ご馳走様でしたっ。

 

 

日帰り伊東ダイビングツアー

 

 

みか

 

 

二つ返事と二拍後の返事。

10月24日(土) 伊東 透明度:12m 水温:23℃

 

 

ウサミちゃん目線です。

 

 

ずいぶん厳つい人たちが船首にずらり。
たぶん撮りたかったのは・・・爽やかな青空。

 

 

天気@伊東ダイビングツアー

 

 

お気づきでしょうか?船首に立つあのシルエット。

 

 

泊りのマサさんチームと、たまたま伊東で乗り合わせたこの日。
西伊豆が時化ているせいもあり、伊東は激混み。

 

 

出船までけっこう待ちますねー。なんてアナウンスをした直後、
泊りのBBQに照準を合わせ、初日に3ダイブしたいマサさんが、

 

 

『9時15分にねじこんでもらったから、ミカも乗るか?』

 

時刻は8時45分。間に合う。

 

『乗ります!』

 

二つ返事で同乗することにして、みんなにちょっと巻いてもらう。

 

 

 

ドライスーツに切り替えたことを後悔する陽気。
伊東の海中も暖かく、魚の活性度は最高潮。

 

 

巨大生物のように動くキビナゴの群れに、

 

 

キビナゴ群れ@伊東ダイビングツアー

 

 

突撃する伊豆種イナダ(ブリ)と南方種ツムブリのコラボ。

 

 

ツムブリとブリ@伊東ダイビングツアー

 

 

そしてたまに巨大ハンター・タカユキさん(笑)

 

 

伊東ダイビングツアー@群れ
魚が一番ビビっていたかも(笑)

 

根頭でキビナゴ達の動きを見ているだけでもいい。
賑やかな海にほっこりしながら、下船する。

 

 

『2本目、何時ですか?』

 

『11時20分に乗れそうだから、ミカも乗るか?』

 

時刻は・・・11時。

 

『は、はい・・・!』

 

2拍ほど間のある返事をして、立ったままみんなでお菓子を貪る(笑)

 

 

ディープ講習のユウキさんにも急いでブリーフィング。

 

空の伊右衛門ペットボトルを水深30mまでもっていって、
水圧がどれくらいかかるのか観察しましょう。
(水圧によってペットボトルの中の空気は圧縮され、潰れます)

 

と、首を伸ばして伊右衛門のペットボトルをまじまじ見つめるユウキさん。
そんなによく見ても、ただの空のペットボトルですから(笑)

 

 

ディープ講習に相応しい伊東の水底を、じっくり探すと次々に見つかる季節来遊魚。
スミレナガハナダイの幼魚、セナキルリスズメ、ホホスジタルミ!など・・・

 

そして陸ではただの空のペットボトルも水圧でペチャンコに。
・・・水中ではそんなによく見てくれないのですね(笑)

 

 

ホホスジタルミ幼魚@伊東ダイビングツアー レンテンヤッコ@伊東ダイビングツアー

 

 

忙しない2ダイブでしたが、そのおかげで潜り終わった時刻は12時半。
日帰りツアーでは考えられないほどのーんびりと、
器材を洗って片付けられたので良しとしましょう。

 

 

なにより、お昼ご飯をゆっくり食べることができたので(笑)

 

 

炙りサンマ丼@伊東食事処花季
サンマの季節。

 

予想外の巻に合わせて頂いてありがとうございましたっ。

 

 

みか

まとまらない感じ。

8月11日(火) 伊東 透明度:2~20m 水温:17~22℃

 

 

『ベスト群れ』

 

 

という、リクエスト。

 

 

 

イサキやタカベの群れ、ハンマーヘッドシャークの群れ。
群れる魚は多いですが。

 

私が初めて伊豆の海で感動した群れは・・・

 

 

 

伊東ダイビングツアー@キンギョハナダイ

 

 

 

オレンジが鮮やかな魚。
キンギョハナダイ。

 

 

こんなにカラフルな魚が伊豆の海中に、山ほどいるとは・・・
そう思ったのです。

 

 

 

 

今日、行き先に決めた伊東も、
キンギョハナダイが大量にいる。

 

しかも、そのキンギョハナダイの下には、
これまた色鮮やかなソフトコーラルがわさわさ生えている。

 

 

まさに、『ベスト群れ』。

 

と、言いたいところですが・・・この日の海は。

 

 

水深20mまでは透明度が2m、
綺麗な水を求めて深度を下げれば水温17℃。

 

浅場に群れるイサキもタカベも姿が見えない中、
深場で凍える私達の心を温めてくれたキンギョハナダイ。

 

 

ありがとう。

 

 

ナガハナダイ@伊東ダイビング
キンギョじゃないよ、ナガハナダイ。
オニカサゴ@伊東ダイビング
見上げてみれば・・・『浅場は何も見えんなぁ。』
ハナオトメウミウシ@伊東ダイビング
たまには小さいのも。

 

 

それにしても、上下でバラバラな海でしたが、
この日そろった面子も、みんなバラバラな自由人。

 

 

キンギョハナダイの群れが見れてよかった!喜ぶ人。

 

あのヒメジは何ヒメジ?精査する人。

 

何も語らず水中をぐるぐる回っていた人・・・

 

日焼けしてきます!って人。

 

 

言ってることも、やってることも、水中も。
チームというには程遠い感じでしたが(笑)

 

透明度と水温に苦戦しながらも、
思い思いに楽しんでくれた皆さん、ありがとうございました。

 

 

みか

寝袋で眠る青魚

 

 

 

2020.7.8(水) 伊東 透視度12m~15m 水温18.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イサキの群れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連日続く大雨の影響で、伊豆全域で水中が視界不良に。

 

 

 

ただ、伊東、熱海だけは、茶色なのは水面付近のみで、

 

10m以深から劇的に水が綺麗になる。

 

 

 

 

 

 

 

透視度15m程見える視界に、

 

色々な方向から突っ込んでくる魚の群れ。

 

 

 

 

 

 

 

キンギョハナダイに始まり、

 

タカベ、イサキ、メジナ、そしてイワシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終始、首を上下左右に振り続ける中で、

 

 

ひと際大きいサイズの魚が水底でじっとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオブダイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオブダイだ。

 

 

決して珍しい魚ではないけど、

 

小さい魚がうようよしている中だと、目立つ。

 

 

 

 

 

 

砂地にじっと止まり、

 

ホンソメワケベラに身体を掃除してもらっている。

 

さぞ、気持ちいんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

是非とも僕の足を、掃除してほしい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯が特徴的なアオブダイ。

 

雑食のアオブダイは、藻類、甲殻類や貝類など、

 

なんでも自らの歯で砕いて食べてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

水中で耳をすませば、

 

『ぼりぼり』と音を立てて食事しているのが

 

聞こえてくるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

どうやら、人間の指を

 

簡単に食い千切ってしまうほどの力があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑食のアオブダイはてっきり美味しいのだと、

 

僕は思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調べると、アオブダイは食べることは出来るのだが、

 

食中毒になる可能性があるようです。

 

実際に1953年から現在まで5件食中毒による死亡例が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオブダイが保有している毒はパリトキシンという毒成分で、

 

フグ毒で有名なテトロドトキシンより毒素が強いそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのアオブダイ、

 

昼行性の魚なので夜は岩影で寝ています。

 

その寝方が特徴的で、口から粘液出して、

 

自らを覆う薄く透明な寝袋の中で睡眠をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理由は解明されておらず、

 

通説では寄生虫から身を守る為ではないかと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その姿は、まだ僕も見たことはないです。

 

きっとナイトダイビングで見れるんでしょうけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出逢ったら、寝袋がどんな感触なのか触れてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショック

 

 

 

2020.7.7(火) 伊東 透視度15m 水温18.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年のハンマーのリベンジをすべく、各々集まった。

 

 

 

 

 

 

しかし、連日続く大雨、そして強風により前日に欠航が決定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、神子元のハンマーは行けなくても、

 

 

伊東のソウシなら狙える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウシとは、本名ソウシカエルアンコウ。

 

世界最大カエルアンコウとされており、

 

最大60㎝ほどまで大きくなる。

 

 

 

 

よく伊豆で見かけるカエルアンコウ、クマドリカエルアンコウが

 

1、2㎝ほどなので、そのデカさはもう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊東では期間限定ポイントの『五島根』にこのシーズン現れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウシカエルアンコウ

 

 

 

 

 

 

 

通常のカエルアンコウに比べてデカいから、

 

見つけやすいと思われがちですが、そんなことはない。

 

むしろ通常の種よりも見つけにくい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棲みついている所は、岩の隙間。

 

ピタッと岩に寄り添っているため、

 

事前に知っておかないと厳しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、ベテラン4人で1本目から捜索。

 

 

 

4人があらゆる方向に散って、探すも撃沈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しくて、2本目も五島根に挑戦。

 

 

 

17~18℃台の水温の中約80分使って、ようやく発見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発見した時の喜びは、ハンマーに遭遇した時に匹敵するくらい。

 

それほど嬉しい出会い。

 

 

 

 

 

地味で目立ちにくい体に対して、宝石のように輝く瞳。

 

 

 

 

一人一人がじっくり時間をかけ、撮影。

 

この1匹に対する感動と言ったら、計り知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、この写真をよーく見ると、右奥にもう1匹・・・。

 

 

すぐそこにいるのに・・・。

 

 

この事実を知ったのは、お店に帰って来てから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただただ、ショック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや