何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
12/18(土) 伊東 透明度12~15m
1本目に向かう船上での1枚。
普通の写真に見えますが、ここに至るまで長~~~い道のり。
渋滞軽微ですいすいで着いた伊東の海。
配船の都合で10時出船のため、暖かい休憩所にてまさしさんから各自に配られた白湯を片手に、まさしさんのブリーフィングを傾聴。
10時を過ぎ帰港してくる船を見つけ意気揚々と器材を背負い込んだ後、オーシャンさん次の船でーす!と言われ、新喜劇ばりにずっこけたこと。
そんなこんなを経て、待ちに待った出港は11時前。
ようやく潜れることに満面の笑顔の人 と 遠くを見つめお昼ご飯何時になるだろうなぁと考える人
ただの船上写真ではなく、様々な想いが交錯した1枚です。笑
そんな陸上の流れを引きずったか、水中も流れが皆無で伊東名物の群れも寂し気。
じゃあマクロでと狙いに行ったクマドリも2個体とも姿なく、ひしひしと感じる撃沈の匂い・・・。
ちらりとまさしさんの方を見ると、スレートに「別のカエルアンコウいた」の文字。
おこぼれ頂戴で近寄ってみると・・・
7mmくらいの美白イロカエル!
その小さな魚体に14人の想いを一身に受けていただきました(笑)
りゅう
2021.11.30 伊東 透視度10−12m 水温18℃
冬型の気圧配置(西高東低)が連日のよう続く影響で、
あれだけ夏場行っていた西伊豆には、あまり行けなくなり、
代わりに東伊豆に行く機会が増えましたね。
江の浦、熱海、伊東、IOP、北川などなど・・・。
この時期によく行くせいか、『東伊豆=寒い』印象が強いけど、
きっとそれは地上の記憶のはず。
水中は、今は西伊豆も東伊豆も変わらない。
水中は、西伊豆より群れがわんさか。
ハナダイもゴチャッとしてるし、
ソフトコーラルなんて、ウサウサしている。
ソフトコーラルのボリュームは、確実に西伊豆に勝っている。
もちろん、チビっこ生き物だって。
ウミウシだってこれから出てくるだろーし、
これからの時期はマンボウだって出てくる・・・・はず。
どうか辛いことだけに目を当てず、良いところにも目を当てて。
海の中は確実に楽しいから。
ゆきや
2021.2.16 富戸 透視度25m 水温15.3℃
本当は、この日は伊東でエンリッチドを使って、
3本ハナダイ系をじっくりと捜索しに行く予定でした。
きっと行けていたら、
綺麗なハナダイたちが水中を舞っていたんでしょうね。
見たかった。
今年の冬は、ちょっと風が強すぎる。
西風が強い影響で、西伊豆がダメなのと、
今度は強すぎるあまり東伊豆にまで影響が出てしまう。
いやいや、困った。
どこへ行こうか。
安パイの大瀬崎か。
はたまた田子の湾内に期待するか。
でも、なぜだかピンとこない。
色々なポイントの情報探しまくった。
そして、決まった。
東伊豆の富戸でボロカサゴの幼魚。
これには、ピンっと来た。
車は、沼津市内まで入り、西伊豆コースだった。
そこから修善寺の山々を超え、僕たちは東伊豆へと降り立った。
最後の最後で、正解を導き出せて、ホッと一息。
透視度25m。
どこまでも続く砂地に。
スコーーンと抜けた水の綺麗さ。
そこを泳ぐムレハタタテダイ。
まるで南国。
そんな心地の良い海の中、
僕たちは合計127分の内、50分をボロカサゴ幼魚捜索にあてた。
結果は、いませんでした。
きっと連日の強烈なうねりの影響で
どこかへ行ってしまったんでしょうね。
それでも、良いんです。
妥協して、ポイントを選んだのではなく、
攻めた結果、こんなに気持ちの良い海に来れたんですから。
生物もちゃーーんといたし。
満場一致の大正解。
本当に来て良かった。
次こそ、伊東エンリッチ3本、リベンジしましょう。
もちろん、ボロカサゴの幼魚も
ゆきや
2020.12.28 伊東 透視度20m 水温16.8℃
『ハナダイが見たい。』
ひと月前、満面の笑みでリクエストしていたアサミさん。
朝、店の扉を開け、顔がひょこっと出た瞬間から、ニコニコ。
相当心待ちにしていたんでしょうね。
どんなハナダイがいるのか、ワクワクしている。
そんな感情が、表情から滲み出ていた。
荒れているのがデフォルトの伊東が、
この日は凪いでいる。しかも、流れも無し。
久々に体感する心地よい伊東に、
ウキウキしながら、探しに向かった。
ふた月ほど前から、
水中に大きな影を作る程のキビナゴはまだまだ健在。
思わずうっとり、見とれてしまう。
ただ、今日は『ハナダイが見たい』、そういう日。
キビナゴ達の事は一旦脳から外し、
ふかーいふかい、それはふかーい所を移動したのでした。
いるわ、いるわ。
あちらこちらに、散っているハナダイ達。
キンギョハナダイに始まり、サクラダイ、スミレナガハナダイ。
ナガハナダイ、フタイロハナゴイに、カシワハナダイ。
スジハナダイに、フチドリハナダイ。
バリエーション豊富なハナダイ達に、
ついつい時間を奪われてしまう。
わんさかある、ソフトコーラルと写真を撮ったものなら、
楽しくて、楽しくて、楽しくて、みんなは僕を見なくなる。
それほど楽しい。
ただ一つ難点が。ただただ深すぎる事。
あっという間に窒素が溜まり、
時計が浮上のお時間を知らせ始める。
もっともっとここにいたいのに・・・。
帰らなければならない。
毎回訪れるそんな葛藤。
どうしたのものか。
そんなこんなでアサミさんと話し合い、
私たちは決めました。
平日にエンリッチを担いで、3本潜ってしまおうと。
これでより、ハナダイを楽しめる。
あー、今から2月が待ち遠しい。
ゆきや
2020.11.4 伊東 透視度8~12m 水温22.3℃
伊東の船着き場を出て、15分。
ダイビングポイント『白根南』に到着した。
水面が少々バシャついているが、流れはない。
ただ潮の色はあまりよくない。みどり色だ。
呼吸を整え、水中へと入っていく。
入ると、潮の色なんて関係なかった。
潜り、根の頭に到着した途端、
頭上を往復し続けるキビナゴ群れ。
キラキラ、キラキラと体を光らせながら、
縦横無尽に泳いでいる。
キビナゴの川の向こうに行ってみる。
ただ、一向に対岸にたどり着かない。
進めど進めども、現れるキビナゴに、
どれだけ頭を振らされたことか。
美味しそうな体をしたイナダに追いかけられ、
さぞ疲れただろう。
一体何匹が胃袋に消えていったのか。
ただ言えるのは、時間が経てども、
キビナゴの数は減ったようには感じない。
今日の伊東は、正解だ。
2本目も、『白根南』に行くのに迷いはなかった。
1本目に行っていることもあり、船の上は慣れたもん。
目を閉じ、揺られながら、到着を待つ。
ただ、ここからが違った。
激しい流れだ。いわゆる激流。
脚力ではなく、腕力で進んでいく。
根に到着した時、すでにショウコちゃんは疲れていた。
うん、お疲れ様です。
相当焦ったでしょうね。
うーん、やっぱり不正解か・・・?
一方、ツルタさんは焦ってない。
流石なもんだ。
ただ、別のことで焦っていた。
ディープ講習で、水中でペットボトルに空気を入れてみる。
間違っても離さないように、注意する。
もし離してしまえば、水面までロケットのように打ちあがる。
ペットボトルをパンパンにし、
ちょっと手を離し、すぐキャッチ。
これがなんとも言えない。
楽しいのか、ツルタさんは何度もやっている(笑)
ただ、一瞬掴み損ねた。物凄く焦っていた。
その瞬間の動きと言えば、それはもう笑えて笑えて。
結果として、正解だったかもしれない。
流れはともかく、群れは最高だ。
そんなテンションが上がっている僕に、
ジャンケンを持ち掛けてくる他のお店の人。
・・・僕は負けた。
そして、何故か飲み物を全員分交わされた。
やっぱり、不正解だったかな??
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。