何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022.3.19-20 大瀬崎:レスキューダイバー講習
大瀬崎の水中から
オールド・イングリッシュ・シープドッグのような、
はたまた妖怪のような不思議な生物が現れた。
人間を背負いながら、
ゆっくり、ゆっくり水中から出てきた。
長い毛の先には、うっすら笑みを浮かべている。
一度だけではない。
その生物は何度も、何度も水面からヌルっと出現する。
それを見た者は、驚愕するあまり一旦沈黙が訪れる。
その沈黙のあと、悲鳴ではなく、笑い声が生まれる。
その名も「ムーラキー」。
背負われた人間も何故か自然と笑顔になる。
水中では見ることのできない不思議な生物。
海の中では平和だ。
水面でも「ムーラキー」が出てくるまでは、みんな真剣。
ただ油断していると突然「ムーラキー」が現れる。
もちろん、笑いと共に。
そんな3月のレスキュー講習。
ゆきや
2021.11.13‐14 大瀬崎:レスキュー講習 透視度10m 水温21℃
ながーい人生の中で
一度しか経験することのないレスキュー講習。
今回講習を共にしたみんなの記憶は
きっとくもり止め用の『乾燥ワカメ』。
この印象が強かったことでしょう。
もし良ければ、使ってみてください。
乾燥ワカメにかき消されていますが、
今回の講習もそれはそれは皆大変そうでしたよ。
普段はまったりダイビングしているのに、
この日に限っては、
人を引っ張ったり、
担いだり、
溺れている人を助けたり、
無くしたものを探したり、
鬼教官に見守られたり、
厳しいことがたっくさんありましたね。
それも全ては
MSD(マスタースクーバダイバー)になる為の登竜門。
(認定条件:ダイビング50本以上、SP×5つ以上、RED以上)
一人前になるために必ず通らなきゃいけない道。
この2日間やったことが、役に立つ日が来るはず・・・、きっと。
またやりたくなったら、いつでも言ってください。
次回は一度経験をしているので、
より厳しく精度を高めにいきましょう・・・、
まってます。
ゆきや
2020.10.31~11.01 大瀬崎 レスキュー講習 水温22.6℃
『助けてください!!』
まるで、そう叫んでいるような姿。
ノリコさんの演技力はスゴイ。そして面白い。
演技力は、今回のメンバーでNO.1。
今までやってきたダイビングとは打って変わって、
今回やるレスキュー講習は、動きが全然違う。
水面でパシャパシャ、キャッキャッ。
複雑な動きばかりするから、
体をよーく伸ばす、デザキさん。
それを見つめる、ホシ。
2人の後姿は、まさに親と子。
遠くから2人の姿を眺めていると、
『こういう親子いるよなー』っと思えた。
意識がない人を岸まで引っ張ってきたら、
次は地上へ引き上げなきゃいけない。
ヤヒロさんは、自分の父親と同世代のデザキさんを担いだ。
最初は、間違っても水面に顔をつけないようにしていた。
ただ、何度かやっていくうちに、彼はふざけ始めていく(笑)。
デザキさんの顔を、水面スレスレにしたり、
わざと揺らしたり、彼は凄く楽しそうだ。
彼は、きっとワルイ子なのだ(笑)
そして、やられているデザキさんの顔・・・何とも言えない。
8月にダイビングを始め、
あっという間にレスキュー講習に入ったホシ。
念願だったので、彼は張り切っている。
何をしても、
『余裕ですね』、『全然平気です』の一点張り。
悔しかった僕は、
お昼ご飯を食べた後に、彼を泳がせまくった。
講習内容をやりつつも、
彼には人の3倍ほど泳がせた。
すると、彼は初めて気持ち悪くなったようだ。
ようやく、彼も他人の辛さを理解することができたようだ。
これだけでも、大収穫。
ホシ、ごめんね。
人は、ひーひー言っているのを笑いながら、見ているユカさん。
誰かのBCDに乗り、遊んでいる。
一応、講習なんですから見てくださいよ。
ほら、後ろでデザキさんが首をグイってやられてますよー。
そして、今回で100本を迎えたチヒロさん。
諸事情により、水中の写真が無いので地上でパシャリ。
これはこれで貴重ですよ。
おめでとう。
まるで親戚の旅行のようだった。
今回のレスキュー講習。
『大変だった』思い出よりも、
『よく笑った』思い出の方が多い気はする。
笑い過ぎて腹筋が・・・。
これはこれで良いレスキューでした。
ただ一つ・・・、
ヤヒロさんは、ワルイやつだ(笑)。
ゆきや
令和元年6月22~23日(土・日) 大瀬崎 透視度5~7m 水温20.8℃
皆、MSDを目指すために、
必ず通らなければならない道、レスキューダイバーコース。
自分のことは、ほぼ全てのことは出来る。
このコースでは、相手のトラブルも対処しなくてはならない。
ここからは、レベルがグッと上がってくる。
疲れは、通常の2倍。
顔の日焼けは、通常の4倍。
ビールの旨さ、通常の8倍。いや、それ以上。
では、参りましょう。
『フィン落としましたー。』
何もまだ始まっていないのに、
さっそくウサミちゃんがやらかす。
さすがです。
探しに行くと、フィンが落ちていたのは、岸のすぐ手前。
足が着くところ。
ウサミちゃんとは、こういう人。
普段とは違い、水面を必死に人を引っ張りながら泳ぐ。
すると、次第にイチャイチャしだす、ユウキさんとトシさん。
どれだけ仲良しなんですか。
人を担いだり、ひっぱったり、
普段は使わない筋肉を使い、クタクタになる。
ドライスーツの中は、激しい汗。
5人が暑さと闘いながら、励んでいる中、
1人、快適な人が。
ヨシハルさんだ。
初めて使う、
自分のウェットスーツに心地良さを感じながら、過ごす。
クタクタに疲れた後は、皆さんお待ちかね『いおり』のご飯。
ペコペコに空かせたお腹に、極上のご飯が染みる。
『パクパク、パクパク。』
どんどんご飯が進んでいく。
女性陣、マナミさん、ウサミちゃんも次々とたいらげる。
そんな中、一人様子が変な人が。
お昼に食べたカツカレー大盛が、まだ胃の中にあるそう。
手を進めようとするも、止まる。
『食べたいのに・・・、辛い。』
そっとキッチンペーパーに包み始める。
『後で食べます。』
オヤジに見つからないように、持っていき、
ゆっくり味わっていました。
しかし、翌日の朝食時に、
『兄ちゃん、パエリア残していたな。』
オヤジにしっかりバレてました。
前日の筋肉痛を抱えながら、皆無事終了。
それぞれ上手くいかなかったことを、復習する。
意識ない人を浮上させる方法、担ぐ方法。
ヨシハルさん、僕は絶対忘れないですよ。
言葉では、言い表すことが出来ないです、あれは。
とりあえず、みんなお疲れさまでした。
そしておめでとうございます。
MSDまでもうひと踏ん張りです。
ユウキさん、トシさん、宿題とテストをやってください。
疲れ切っている後ろ姿、僕は忘れないですよ。
ゆきや
平成30年11月10日~11日 大瀬崎 透視度10~12m 水温20.8℃
レスキューダイバー、
それは自分のことだけでなく、相手のトラブルまで対処する、
今までの海を楽しむだけじゃない、ちょっと過酷なランク。
特に僕なんて前職があれだったんで、
気合が入ったのかもしれません。
手始めに、まず疲労ダイバーの曳行から。
皆が足をつりかけながら、やっているのを見て、
罪悪感が生まれ、ついついみんなが休憩している時に、
カナイさんを曳行しちゃいました。
やっぱり、疲れますね。
やってて、分かります。
なんなら、レスキュー評価の次にきついと言っても、
過言ではないですね。
人って簡単に引っ張れないもんですね。
でも、これが終われば大抵大丈夫。
疲労ダイバーの浮上、意識不明ダイバーの浮上、
サーチ&リカバリー等々は無事なんなくクリア。
スムーズです。
そしていよいよお待ちかねの、レスキュー評価。
これが難しい。
1日目の午後、2日目の午前をフル活用して猛特訓。
すこーしずつ上達していくけど、
終わる度にみんなクタクタ。
手本で、カナイさんを担ぐ度に満面の笑みでこっちを
見てくるカナイさん。
やめてください。
笑っちゃって、落としますよ。
それでも、皆無事レスキュー講習終了。
おめでとう。
イオリのオヤジさんにいじられてたハナコさんも、メガネちゃんも、
経験本数が僕より多いアサミさんも、
苦しんでいる表情が多かったカオルさんも、
タンクを足で挟んで、バランスを崩しがちなアイちゃんも、
日頃の6倍以上のいびき指数をたたき出すほど、
疲れていたカナイさんも、
全員合格。
こんな僕と一緒にレスキューコースを受けてくれて、
ありがとうございました。
お礼にミニダイブという名のしっかりダイブをプレゼント。
ただただ、楽しくて時間を気にしてなかっただけですけどねー。
でも、水中泳げるのって本当に幸せですね。
レスキューやった後だから、なおさら幸せを感じれますね。
ミジンベニハゼも見れちゃったし。
最後はカナイさんの寝顔でさようなら。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。