3月18日(木) 大瀬崎 透明度:12~15m 水温:17℃
『この海藻の名前わかりますか?』
『海藻は難しいからなー』
あーでもない、こーでもない、
忙しい週末の店番中に、海藻談議。
『これじゃない?!』
『あ、これですね、これ!』
春になると生い茂る色とりどりの海藻が好きです。
ただ、海藻の特定って、本当に難しい。
サイズ感や形、色も変わるから。
だから・・・
『ヤレウスバノリ?にしておきました。』
『なんで「?」なんだよ!時間返せよ!』
『いや・・・確証はないので・・・。』
マサさん、自作の紙飛行機を飛ばすのにお忙しいところ、
お時間とってしまいすみませんでした。
(たしかにこの紙飛行機は秀逸でした・・・)
海藻たちの日ごとの成長が楽しみな季節。
そして春の海の中に、さまざまな色が溢れる季節。
赤、緑、褐色、紫・・・・・
鮮やかな紫色の海藻。
・・・の、ふりをしたボロカサゴ。
今年は当たり年でやたら見かけるボロカサゴ。
その海藻の如く漂いながら獲物に近寄り捕食するシーンと、
脱皮シーン(!)をぜひ見てみたいなぁ。
生い茂る海藻に目を奪われつつも、
隙間を丁寧に見ていくと、続々と現れるウミウシ。
着々と海の中は、春を迎えています。
陸も、そろそろ3月が終わり、新年度が始まります。
そんな3月のこの日の大瀬崎ツアーは、ちょっと特別な想いが。
3年前、ライセンス取得講習を担当した、ウメちゃん&ミカちゃん。
それはそれは、強風吹き荒れる湾内でしたね。
そして、息も絶え絶え上がってきた1本目でしたね・・・
コツコツ潜り続けてすっかり安定したスキルにも、
ずっと学生だと思っていた二人が、社会人になることにも。
遠くに行っても、潜るときはここに来ますと言ってくれたことにも。
いろいろと感動しちゃいますねぇ。。。
最後はミカちゃんの、
安全停止の水深が一番好きというリクエストで。
とりあえず、社会の荒波に揉まれてください。
でもって、ちょいちょい伊豆の優しい波に揺られましょう。
卒業おめでとう。
みか