何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「プロダイバー」カテゴリーアーカイブ

暑中見舞い申し上げます

 

 

 

2022/8/1-2・田子 

 

 

 

 

 

 

 

 

定休絡めて、スタッフの夏休み。

 

 

 

 

ひっさしぶりにカメラOMD-E-M5Ⅱを

海の中に連れてこーっ!!

 

 

 

 

ひたすら画になりそうな、生き物を探して

海の中を自由に動き回った。

 

 

 

 

 

いつぶりだろ・・・

カメラをいじったの。

 

 

いつぶりだろ・・・

自分の為だけに海に入ったの。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポリプ全開のソフトコーラルに身を寄せる

フグの仲間、2匹のキタマクラを見つけた。

 

 

近寄ると案の定、クリーニングシュリンプの

アカホシカクレエビがせっせと稼働して、

キタマクラの体表を整えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-28mの砂の海底にスナイソギンチャクが

華咲かせていた。

 

 

 

 

そこにいたのは7匹の

ハクセンアカホシカクレエビ。

 

 

 

 

アカホシカクレエビに似るが、

首の後ろに白線があることで

ぎりぎり見分けることが出来るし、

生息域もやや深め。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リズムとるように左右に腰や腕を動かしている。

その名もオドリカクレエビ。

 

 

 

ずっと左右に揺れているので、

その動きも静止画に表現出来たら・・・

と思って撮ったが、どーでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカツメサンゴヤドカリ。

 

うん。

 

可愛かったから思わずパシャリ系。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全長3㎝のアオサハギも、

視界に入ると素通りが難しい生物の一種だ。

 

 

 

 

まして今日みたいに、ぼくカメラ持ってるし・・・。

 

しかもソフトコーラルも綺麗だし。

 

 

 

 

ここはあえて、色補正かけずに、

ありのままの可愛さをお届けしたい。が・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フグ系のカワイさって何だろう・・・。

 

 

 

 

泳ぐのに不利なコロっとした体形。

 

ご飯食べるのに不自由そうなおちょぼ口。

 

小っちゃい胸鰭いつもせわしなく動いてる。

 

しかもなに?その角みたいなの。意味あんの?

 

物陰からこっち見てる。etc

 

 

 

 

シマウミスズメとも数分遊んでもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希少種の部類に入るアワイソハゼの仲間。

 

 

 

せりだした岩の天井に張り付いていたため、

そのまま撮るとフラッシュが天井に反射して

上手く光がまわらない。

 

そして当然このハゼも逆さのまま写ることになる。

 

 

 

 

 

 

この時の僕の格好も見てもらいたい。

 

 

 

 

 

 

カメラを逆さに構え、

ロッククライマーのように、

ものすごい姿勢で岩に張り付いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通種代表的存在のカサゴだが、二枚貝の残骸に、

「ハンバーガーのネタです」

みたいな顔して落ち着いている。

 

 

 

 

かわいい・・・。

食べづらい・・・。

 

 

 

 

 

表情とか、周りの環境によって、

じゅうぶん画になる生き物といえる。

 

 

 

 

 

 

 

イソギンチャクモエビは

綺麗に撮れば絶対に映えるはず。

 

 

 

そう思いながら、今回も撃沈。

 

 

 

 

 

 

 

 

オトヒメウミウシの幼体っ。

 

 

 

めちゃくちゃ綺麗っ!なんだけど・・・、

居る場所が地味すぎてどうしたらいいんでしょう??

な1枚。

 

 

 

 

 

 

 

暑い日続いておりますが、

皆様、体調お変わりないですか?

 

 

 

 

 

 

暑い日は、海の中に思いを馳せて、

馳せすぎて、実際来ちゃってください。

 

 

 

 

 

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

 

 

 

シークレットファイル №1

 

2021/3/7・    透明度8-15m  水温16℃

 

 

金目しゃぶしゃぶ

 

 

 

 

おそらくたぶん・・・

 

これほどまでに鮮明な記憶として残り、

怪奇に満ちた、ミステリアスで、

そして語るに難しい一日は、

これから先そうあるものではないだろう。

 

 

 

 

 

 

北東の風が吹きすさび、海面は浪打ち、

まるで縄張りを主張するゴリラのシルバーバックのように

ドドドドと低い音を辺りに轟かせている。

 

 

 

 

 

 

 

「ひるむな」

 

「突き進め」

 

「青あざ2個は覚悟しよう」

 

「今までのダイビングはすべてこの日のために」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒波を掻い潜り到達した海底の美しさよ。

 

 

自然の力を骨身に突き付けられつつ

無事であることの尊さよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(CLOSE)

とされた海の中を、初めて覗いたこの日の人達は、

己の限界を知り、

自然への畏敬と謙虚な気持ちを忘れないだろう。

 

より逞しさを増した、類稀なダイバーとして、

自然と共存していけるに違いない。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抽象的にしか書けないのは、

クローズの海で現地の人と秘密裏に潜ったから。

 

 

あまり掘り下げたくないのは、

穏やかな海域に移動しての2本目に、

予定のコースを外して皆を激遠泳させてしまったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも心配ご無用。

 

 

 

思い出は、おいしかった金目しゃぶしゃぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ