何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2021.6.4(金) 大瀬崎 透視度10〜15m 水温20.2℃
短期間で40本潜っていた7年ぶりの人か、
7年で30本潜った2年ぶりの人か、
はたまたライセンスを取ったのは昨年で、
10本潜った半年ぶりの2人か。
たまたまこの日に集まった久々な人たち。
本数も、最後に潜った時期もバラバラな彼女たち。
誰が一番初めに感覚を取り戻すのか・・・、楽しみです。
僕たち、インストラクターは
「ダイビングは自転車を漕ぐのと同じようなもの。
最初の時期にギュッと詰めて練習すれば、
たとえ時間が空いたとしてもすぐ思い出せる。」
なんて度々言いますが、それが真実かどうか今日で分かる。
ただ、それはあくまで水中でのお話。
地上は皆おんなじ。
BCDって、なんだっけ?
自分が咥えるやつはどれ・・・??
どんな物を使ってたか、一つ一つ思い出す。
器材のセッティングが終了する頃には、
「きっと楽しいんだろうな」という思いが込み上げてくる。
雨が降っていても、もう気にならない。
水面でフィンを履くところでさえ、楽しそう。
1人、フィンを履くのが辛そうな人がいますが・・・。
水中に入ってみると、
1番安定感があるのは、7年ぶりの人。
きっと短期間で、ギュッと本数を重ねていたおかげでしょう。
復帰おめでとうございます。
これから、またコツコツ泳ぎ始めるのを期待しています。
ゆきや
2021.2.11 江の浦 透視度12m 水温16.3℃
1年ぶりで100本を超えているダイブマスターと、
2年ぶり、30本を超えるAOWダイバーと、
3か月ぶり、約30本AOWダイバーと、
3日ぶり、今日で4本になるOWダイバー。
誰が、一番安定して潜れるのか。
本数なのか、前回までの日数なのか、
それともその人次第なのか。
約2年ぶりの海はどうだい、ウメちゃん?
久々だと、ちょっと大変でしょ??
深度が変化すれば、アップダウン。
後半になれば、急にアップ。
久々だと、そういうもんよね。
まーまー、じっくりやりましょう。
さすが、ダイブマスターだ。
久々の海だって、お構いなし。
アッちゃんにブランクは関係ないね。
それにしても、カイくんは上手。
本数は少なくても、安心して見ていられる。
少し難しい、テトラポットを潜るのだって
彼からしたら楽勝なのかも。
でも、3日ぶりだったから、良かったのかな。
これが、1週間、2週間、1か月、2か月空いた時に
彼はどんな風に泳ぐのか。
次会う時は、
ちょっと苦戦してほしいなー。
でも、上手くやるんだろう・・・。
ゆきや
2020.12.30 江の浦 透明度12m 水温17.2℃
10ℓタンク、1本の重さが空気を充填させて約15㎏。
このタンク1本を重たいか、重たくないか、感じ方は人さまざま。
ちなみに僕は、あまり重たく感じない派。
人によっては、
ダイビングを始めた当初はやたら重たく感じていたが、
ダイビングをやるにつれ、
あまり気にならなくなった人も多いはず。
以前は、重たくてよちよち歩きだったユリカさんも、
いつの間にか、余裕で背負うようになり、スタスタ歩いている。
これも、ひとえに継続しているから。
逞しくなりましたね。
きっと城ヶ島で、
アルミタンクを背負った時、
浮かないように10㎏ほどウェイトをつけて潜ったのが
効いているはず。
総重量25㎏。
相当重かったはず。頑張った。
一方、相当久々に潜ったエリコさん。
久々にその重たさを感じ、下を向いてとぼとぼ歩いている。
あれ、こんなに重かったかしら・・・
それでも、水中に入ればスイスイ泳いでいる。
地上は快適そうだ。
ただ最後、水中から陸に上がる時は、大変だった。
フィンを履きながら、一歩、一歩、前にすすむ。
なんとか、フィンを外してからも、非常にゆっくり進んでいる。
その頃、チアキさんとユリカさんはサクサク、坂を駆け上がる。
パッと後ろを振り返り、
エリコさんを見ると何故か虐待している気分になってしまった。
そして、体力に限界がきて、ゆっくり膝をついた。
まるでスローモーションを見ているかのような動き。
今後、僕はエリコさんの器材を担ぐことに決めました。
ゆきや
8月16日 IOP 透明度:12m 水温:22℃
しばらくうみから遠ざかってしまう理由は様々。
1年振り、3年ぶり、期間はみんな様々。
でも、今日は約10年振り。
しかも今までは海外ばかり潜っていて、伊豆は初めて。
おかえりなさい。
はじめまして。
そんな方々を連れ、向かうは一番透明度の良いIOPへ!
陸上では器材の重さと体力の衰えに10年間のブランクを実感。
でも水中に入ってしまえば、10年のブランクはどこへやら。
透明度もちょっとまえに比べれば、大分綺麗になりました!
梅雨が明けて、夏らしくなり芝生で海を見ながら飲むビール。
これも、ダイビング後の楽しみの一つとして。
おかえりなさい。
すなお
2019年12月6日(金) 井田 透視度8~10m 水温19.8℃
毎度ダイビングするのが久々ムネムラさんとムラオさん。
久々に潜るせいなのか、
それとも彼女たちのせいなのか、
次々と襲い掛かってくるアクシデント。
毎度先を考えて、スキを突かれないようにしているけど、
必ずスキを突いてくる。
特にムラオさんが。
アクシデント①
『さー、行くよ!!』
僕の掛け声で一斉に器材を背負い始める。
注意深くムラオさんを見つめ、
何も起こされないように監視する。
『よし、ムラオさんはもう大丈夫。』
ほっ、と息をつく。
『シュウォーーーーーーーーッ』
まさかのムネムラさんのレギュレータがフローする。
もう止まらない。すっごい勢い。
こうして、ムネムラさんのレギュレータはこの日、
海に入ることはなかった。
まあ、地上だから良いでしょう。
アクシデント②
いよいよ入水を開始した。
穏やかなので、水面に浮きながらフィンを履く。
ショウダイさん、ショウコちゃんは難なく履いて、
水面を漂っている。
残すは2人。
1人目、自分でフィンが履けず、
わたわたして、溺れかけているムラオさん。
まあこれは、ショウダイさんに任せましょう。
近そうだし。
僕はというと、もう一人ムネムラさんの元へ。
BCDに空気を入れても、どんどん空気が抜けて沈んでいってる。
入れては、抜け。
抜けては、沈み。
ずっとこの調子であたふたあたふた。
近づいてみてみると、
インフレータホースが取れかけている。
これでは抜けてしまう。
ここまで、ムネムラさんが優勢。
ムラオさんは追いつくことが出来るのか。
アクション③
ようやく水中に行くことでき、
目的のカエルアンコウの元へ。
『こっちこっち、カエルアンコウいたよ。』
ムネムラさんに伝える。
カエルアンコウに目線をロックして、
まっすぐ進む。
そしてまた起きてしまった。
結果は冒頭の写真。
ゆっくりゆっくりとムチカラマツに突っ込んでいき、
身動きが取れなくなっていた。
これは面白かったから、許します。
このあと、ムラオさんが小っちゃいアクシデントを連発して
差を詰めてくる。
質で勝負のムネムラさん。
数で勝負のムラオさん。
勝負はどうなるのか。
勝者が決まらないまま、お店へと帰ってきた。
『今日撮った写真をください。』
カメラ持っている人全員にお願いして、
SDカードを預かる。
『あれ、カメラがない。』
ムラオさんが困った様子で探し始める。
車の中、店の中、カバンの中、
あらゆるところ探しているのに、無い。
でもハウジングはある。
念のために、井田に連絡してみる。
『駐車場にある船をくまなく探してください。』
『あ、ありました。』
穏やかな声で発見したみたい。
詳しく聞くと、船の端の方にちょこんっと置いてあったみたい。
最後の最後でムラオさんが差を広げ、勝利。
最初から最後まで油断させてくれない一日。
僕はこの日ぐっすり眠りにつきました。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。