6月20~24日 柏島 透明度:15~20m 水温:23~24度
今年も、この海に帰ってきました。
楽しみと不安な気持ちで眠れない、前日の夜。
1年ぶりのとっても大切な海、何か準備を怠っていないだろうか?
昨年撮り収めることができなかったあの子に今年は出会えるのだろうか?
今年は・・・最終日の夜を楽しんだ記憶は残っているのだろうか・・・?
ないものはない。
最小限の必要のモノと、豊かな海に囲まれた小さな島。
そんな四国・柏島で過ごした5日間の思い出。
飛行機で1時間半。
(珍事件続発、怪しい雲行きで始まった空の旅・・・)
広々とした綺麗で『最新式の』レンタカーに乗り込み3時間半。
(アナログな私には全然優しくないっ)
長い旅路の末にようやく到着した柏島で出迎えてくれたのは・・・
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『つぼっちさん、これが、柏島です。』
昼過ぎ、腹ペコで到着した私たちの前に並ぶ、お袋の味。
絶妙な味付けはもちろん、この『家』に帰ってきた感じがなんとも・・・
柏島の魅力を語り尽くしそうになりながら、美味しくいただく。
これは、新鮮な魚がすぐそこにいる柏島ならではの魅力。
でも、つぼっちさん、この食事をも超える海、
それこそが、本当の柏島の魅力なのです。
ほら。
雨どころか快晴、真夏の暑さの中海に飛び込むとまず目に入るのは、
梅雨時にたっぷりと卵をくわえ、夏に子供達を旅立たせるキンセンイシモチ。
エントリーした水深5mからたくさんのモデルさんが出迎えてくれる。
去年心残りのあったオシャレハナダイ、スジクロユリハゼ。
ベラの美しさに気づかされたベニヒレイトヒキベラとの出会い。
少しだけ魅惑の深場へとフィンを進めれば、艶やか子たちが待っている。
スズメダイの卵をじーーーっと狙うメシマウバウオ編隊。
昨年は姿を見ることさえできなかったホタテツノハゼ。
ここが本当に昨年と同じ海なのかと驚かされる・・・。
黒潮の恩恵?
複雑な潮流?
港から船でたった5分、何がここまで豊かな海を育むのかはわかりません。
伊豆でも、沖縄でも、海外でもない、多種多様な生物がひしめき合う柏島。
また今年もこの海に帰ってこれたことに感謝です。
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カメラを構えては、時に喜び、時にがっかりして。
決して少なくはないはずの60分14ダイブ。
でも、時間が足りないと、一喜一憂するみんな。
生き物しか見てくれないみんなが、
ちゃんと私のカメラの方を見てくれたのは、この時だけ。
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2人共、おめでとうございます!!
超レアな旗、気に入っていただけましたか・・・?
スナオさん、ありがとうっ。笑
潜って食べて、潜って寝て、また潜って・・・
目覚めればすぐそこに海があり、船で3分走ればポイントに。
なんて贅沢なダイビング三昧の日々。。。
なかなかお目にかかることのできない生き物を綺麗に切り取ってくれたみんな。
選びきれなかった写真の数々はGalleryに載せさせて頂きました。
気になる方はちょっと寄り道してみてください~
夜は恒例の?ショー大先生の写真講座。
せっちゃんとの新種発掘魚談義、日本酒バトル?
いつまで見ていても飽きない星空と夜光虫の光。
眠るのが惜しいのに、抵抗虚しく重たくなる瞼・・・
せめて、せめて最後の夜だけでも・・・
せっちゃんのベッドの寝心地の良さといったら、ねぇ。笑
『私、負けてなんかいませんからー。』
そう呟いていたらしい私、
きっと、いい夢、見ていたと思います(笑)
6月19日の眠れぬ私へ。
1年ぶりのとっても大切な海、何か準備を怠っていないだろうか?
A. 相変わらず方向音痴でナビと喧嘩して、オータニさんと皆んなに宥められました。
昨年撮り収めることができなかったあの子に今年は出会えるのだろうか?
A. 昨年のリベンジしかり。今年の豊作もまた嬉しく。
一週間、もしくは一年のズレのおかげか、昨年とは全く違う顔をみせる柏島。
ホムラハゼはまた来年に持ち越します。
今年は・・・最終日の夜を楽しんだ記憶は残っているのだろうか・・・?
A. タノシカッタ。
・・・たとえ早押しクイズの記憶がなかろうとも。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、5日ぶりの松山空港へ。
もう、終わっちゃうのかー。。。
はい、2020年、また来ます。
来年は・・・
ホムラハゼに会いたいな。
落とした拡散版見つけたいな。
伝説のポイントで潜れるかな~
せっちゃんに勝者の余裕を見せつけねば?
うーん、まだまだミッションいっぱいです(笑)
昨年に引き続き来てくれたみんな、
柏島のご飯に釣られてきてくれたツボッチさん。
今年もたくさん助けられて、一緒に潜って、飲んで、笑って・・・
タノシカッタ。
皆様、5日間のお時間をとっていただきありがとうございました。
みか