何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「ヒーリップル」カテゴリーアーカイブ

奇跡の4日間の思い出。

 

2024/10/25-28 西表島 透明度:10~30m 水温:27℃

 

 

バラス島上陸@西表島ダイビングツアー
上陸したどーっ!

 

 

青い海に浮かぶサンゴの島

 

そこに立つ男2人

 

 

ここは、バラス島。
西表島と鳩間島の間にある、幻の島。

 

 

そう、来たのです。
西表島、来れたーーー!!

 

 

なぜ、こんなにも嬉しいのかというと。

 

 

台風20号直撃コースがそれたから。
そして、台風21号が来るギリ前だから。
ツアー中止の瀬戸際、だったのです。

 

 

 

 

遡ることひと月前!?

 

 

嵐を呼ぶと名高い私と、
日頃の行いがよいor強運の皆様と。
西表島ツアーの思い出です。

 

 

 

 

1日目。

 

 

 

石垣島@西表島ダイビングツアー
晴れたーーーっ!!

 

(このお土産タイムの前後、大雨)

 

 

西表島に渡るためにおり立った石垣島。
秒速で通過予定が、予定の船が海況不良で欠航。
予期せずできたお土産&観光タイム♪

 

 

しかも、この時だけ奇跡の晴れ。
もってないようで、もってます。
今回のメンバー、強運。

 

 

船の変更はあったけど・・・

 

 

イリオモテヤマネコ@西表島ダイビングツアー
イリオモテヤマネコ~♪+暗雲

 

 

西表島、無事上陸!!

 

 

そして、遅れた船からの、
怒涛の着後ダイビング(笑)

 

 

ヒーリップル@西表島ダイビングツアー
準備は万端!?+強風雨

 

 

ウエットいそいそ着替えていたら、
突風吹いてきたけど、雨降ってきたけど、

 

 

大丈夫。

 

 

一本目の狙いは、現地ガイド・トシさんイチオシ。
薄暗い海が大好きな~ニシキテグリ。

 

 

ニシキテグリ@西表島ダイビングツアー
もう夜ですか?

 

 

湾内でのんびりニシキテグリを狙いましょう。
そう思って飛び込んだ1本目!!

 

 

トシさん、よく泳ぐ。
あっちへこっちへニシキテグリ探してよく泳ぐ。
そのまま水面まで出ちゃって・・・

 

 

・・・え??

 

ポイント間違えたの?!

 

 

もうねぇ、さすがトシさんでしたよ。
初日からかっ飛ばしてきます(笑)
でも2本目・・・いや、1本目から楽しかったぁ♪

 

 

とりあえず着後も無事潜れて、
幸先のよいスタートにかんぱーい♪

 

 

民宿マリウド新館@西表島ダイビングツアー
待ちきれず、かんぱーい(笑)

 

 

 

 

2日目。

 

 

 

民宿マリウド新館@西表島ダイビングツアー
朝ですよー

 

 

目が覚めれば、

 

 

ヤギ?

 

 

島の運動会で、
宿のオーナーさんが優勝したらしいです。

 

 

景品・・・ヤギ(笑)

 

 

窓を開ければヤギと海。
さぁ、今日はどんな海が待ってるかなぁ。

 

 

ヒーリップル@西表島ダイビングツアー
今日も元気に出航っ!

 

 

波は昨日より落ち着き、天気も快方へ。

 

 

1㎡のバラス島に協力して8人上陸!(2人程水没。笑)
昨日1本しか潜れなかった分、今日は4ダイブ♪
濃厚マンゴージュースの夢も叶えましょう~

 

 

マンゴースムージー@農園カフェファイミール
ご満悦(笑)

 

 

やりたいことギュウギュウ詰め込んで、
今日もやっぱり最後はかんぱーい♪

 

 

民宿マリウド新館@西表島ダイビングツアー
たんとお食べなさ~い(笑)

 

 

飲んでばっかじゃダメだよ、チューサ。
イクタおとーさん、ご飯よそうよぉ。
日に日にチューサの身体は健康に!?

 

 

民宿マリウド新館@西表島ダイビングツアー
つっこみどころ多すぎる不健康な二次会風景(笑)

 

 

 

 

3日目。

 

 

 

民宿マリウド新館@西表島ダイビングツアー
また、朝来たよー

 

 

目が覚めれば、やっぱり、

 

 

メリー。(名前知りました)

 

 

早起きしたら、星砂の浜までお散歩~♪

 

 

星砂の浜@西表島ダイビングツアー
うつむきがちに、朝活(笑)

 

 

悲しいかな、本日ダイビング最終日。
ダイビングの合間は休憩・・・しないで飛び込み!笑
勝手に鳩間島上陸ツアーも開催っ

 

 

スノーケリング@西表島ダイビングツアー
ひゃほーーーっ

 

 

そして、この日、この海で。

 

 

記念ダイブ@西表島ダイビングツアー
ミサコさーん!1600本!!

 

 

おめでとうございます!!
本当に、本当に、、無事来れてよかった・・・汗

 

 

大好きなアカネハナゴイに囲まれて。
トシさんから大量のウミウシプレゼント。
プレゼンツbyIKUTA&NOZOMUのギンガメアジ群れ。

 

 

最終日の最後まで、
海をギュウギュウたっぷり楽しんだら、
今宵ももちろん、かんぱーい!!

 

 

記念ダイブ@西表島ダイビングツアー
1・6・0・0!!

 

 

海を望むお洒落なレストラン♪
(暗くて見えないけど)

 

 

飲めや食えやぁ!?

 

 

Hook by BRIDGE@西表島ダイビングツアー
あ~ん(笑)

 

Hook by BRIDGE@西表島ダイビングツアー
負けじとWあ~ん(笑)

 

 

次から次へと運ばれてくる、
島食材ふんだんに使った素敵なお料理。

 

 

島らっきょう@Hook by BRIDGE西表島ダイビングツアー
島らっきょ愛を感じます(笑)

 

Hook by BRIDGE@西表島ダイビングツアー
こ、これは・・・アクアパッツァやぁ!!

 

Hook by BRIDGE@西表島ダイビングツアー
イリオモテイノシシじゅるり。

 

 

ほら、あ~ん・・・と見せかけて~パクっ。
もう満腹~だけど、デザートもいっちゃう?!
あっという間に流れる時間と空の皿。

 

 

食べすぎた重たい体には、夜のお散歩を。
勝手にナイトツアーも開催(笑)

 

 

ナイトツアー@西表島ダイビングツアー
ヤシガニに群がる大人(笑)

 

 

コウモリ、ヤシガニ、謎の鳥。
でも一番は・・・この星空でした。。。

 

 

星空ナイトツアー@西表島ダイビングツアー
満天の星空の下。

 

 

朝が来たら帰るのか・・・
名残惜しくって二次会開催。

 

 

パイナップルだと思って指切って、
いないはずの人と話した記憶があって、
その他の記憶は・・・戦線離脱・・・。

 

 

楽しかったような、
なんだかもったいないような(笑)

 

 

でもそれほどに、
眠たすぎるのに寝たくない夜でした。。。

 

 

 

 

最終日。

 

 

 

沖縄そば@那覇空港
沖縄そばに溺れたい。。。@那覇空港

 

 

眠たい目をこすって早朝撤収。
この日を境に西表島の海はクローズ。
台風の合間を縫っての奇跡の4日間。

 

 

荒れる女の私に起こった奇跡。
かと思ったのですが、
たぶん私以外の皆様の強運のなせる業。

 

 

振り返れば陸の思い出に溢れた西表島。
でも、写真を見ると蘇る海の思い出も。

 

 

トシさんの紹介する豊かで濃い西表島の海。

 

 

『あと1つ~』が7つくらいある長いブリーフィング(笑)
みんないるのにトシさんだけいない逆ロスト現象。
でも、そんな珍プレーをも忘れる好ガイド。

 

 

アオウミガメ@西表島ダイビングツアー
『背中かいて~』

 

アカネハナゴイ@西表島ダイビングツアー
アカネハナゴイの楽園。

 

カクレクマノミと白化イソギンチャク@西表島ダイビングツアー
君、かわいいな。

 

シロイソハゼ@西表島ダイビングツアー
自分の立ち位置知ってるシロイソハゼ

 

ホムラダマシ@西表島ダイビングツアー
え?!普通に登場、、ホムラダマシ!?

 

オイランハゼ威嚇と求愛@西表島ダイビングツアー
『やんのかこらぁ!?』モードのオイランハゼ

 

トウモンウミコチョウ@西表島ダイビングツアー
西表島、ウミウシ熱いですっ。

 

アオウミガメ@西表島ダイビングツアー
西表、カメ、怠けてます(笑)

 

 

載せきれないけど、
西表島の海は、熱かった。

 

 

そして、ワイドは苦手といいつつ、
当てまくった〆の大物ポイント。
マダラトビエイ、トカキン、ギンガメアジ!!

 

 

 

 

 

沢山の思い出と、大量のお土産を手に、
マクロもワイドも熱い西表島に、
また帰ってこようと誓うのでした。。。

 

 

バラス島上陸@西表島ダイビングツアー
『強運の猛者』 1㎡のバラス島にて。

 

 

私の荒れるパワーを押さえて頂いた皆さま。
日頃の行いと強運に感謝。
奇跡の4日間をありがとうございました!!

 

 

みか

 

 

コメキの舟

 

 

 

2019/11/1-4・西表島    透明度10-30m  水温26℃

 

 

 

西表島の水深5m

 

 

 

 

 

もうかれこれ17,8年も前になるかな?

 

当時僕が勤めるダイビングスクールに入ってきた、同い年の

「コメキ」:通称。

 

 

 

 

 

 

 

素朴で、正直で、いつも自然体で、

人に騙されても騙すことは絶対に無いと断言できる、そんな男。

 

 

 

 

 

 

垂直飛びがズバ抜けていて、

小田急藤沢駅の階段をゼロ助走で4段飛ばしで駆け上がり、

僕に何度も敗北の辛酸をなめさせた男。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れ、その彼は西表島にダイビングボートを浮かべ、

一歩踏み込めばジャングル、フィンでひと掻きすればサンゴの森

そんな西表島に自分のお店を構えている。

 

 

 

 

 

 

 

その人柄は昔のまんま。

 

大自然にうまく調和し、西表島がとてもよく似合っている。

 

 

 

 

 

が、今の彼からは階段を跳ね上がっていた面影はない。

40歳を超えて膨らんだ顔・腹・太腿を見るに、今一度藤沢駅の

階段の下に共に立てばあるいは勝機があるような気がする。

 

 

 

 

 

そんな彼に、この旅のメンバーと西表島にお邪魔し、

 

 

のんびり潜りたい。

綺麗な海が良い。

マンタが見たい。

カメとも泳ぎたい。

寒いのは嫌だ。

 

 

などと、思いつくままの要望を伝え全権を託した。

 

 

 

 

平和

 

巨大ウミウチワ

 

サンゴとシュウレイさん

 

 

 

 

広大なリーフに守られた沿岸には大波は来ず、

顔をつけた海は南国の青さをたたえ、

浅い深度にサンゴの森と、色とりどりの魚たちが

ひしめいていた。

 

 

 

 

26℃の温かい水温はストレスとは無縁で、それは、

スキル弱め・エアー早めのカトーさんが、自分が

向上したのだと錯覚するには十分な快適さだった。

(翌々日、それは妄想だったと気づかされていたようでしたが・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこの時点で、

 

 

 

 

のんびり。

 

綺麗。

 

暖かい。

 

クリアー。

 

 

 

 

 

 

そして大きなアオウミガメが悠然と姿を現し・・・

 

 

カメ、奥、ジュンさん

 

 

 

 

カメもクリアー。

 

 

悠然と泳ぐカメを眺めながら僕は興奮と安堵を覚える。

 

 

 

 

その直後、

 

 

 

 

そのカメを見ながらシュウレイさんは

悠然とボタン押し間違え爆浮上を始め、

僕は興奮と危機感を覚えた・・・。

 

 

 

 

 

トゥドゥマリの浜(月が浜)

 

ジュンさんこしらえたベンチ

 

 

 

 

 

ホテルに戻り、

リゾートのプールサイドと「月が浜」を隔てる数メートルの

木のトンネルを抜けると、

今まさに沈みゆく夕日が、水平線の彼方に赤と紺色の

グラデーションを瞬かせている。

 

 

 

 

金色の液体を片手に、黄昏る。そして黄昏る。また黄昏る。

 

 

 

 

 

 

波の音だけ。

ざーあざざざー・・・

ざざーざざざー・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れて、どっこらしょと今日のディナーへと向かう。

 

 

 

 

 

海ブドウ

 

 

 

 

 

2日目の朝も気持ちのいい天気に恵まれて、海も問題なさそうだ。

 

 

 

 

小さな民家ほどもある、何百年と成長を続けてきたんであろう

巨大なサンゴ。

 

 

天地逆さまになったテーブルサンゴから、

また天に向かってテーブルを広げようと成長を始めたサンゴ。

 

 

何度も訪れたであろう存続の危機を、

必然に従って乗り越えてきたんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

なされるがままに、なすがままに。

 

 

 

ひっくりかえったサンゴから

 

 

 

 

穏やかに暮れる2日目の夕焼けは、星砂のビーチに寄り道して、

目を離した隙にジュンさんにフライングビールを許し・・・。

 

 

 

星砂♪

 

あ、いいなーっ

 

 

 

 

 

 

そして今宵は、

最近美味しいと評判のイタリアンのうわさを聞きつけ、

ワインメイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

肩寄せ合い、

真剣にワインを選んでくれるアキラさんとジュンさんの背中に

恐らくそこにいた全員がほっこりとしたはずで、

 

 

 

生パインを嬉しそうに絞るトキワさんの顔に、

恐らくみんな幸せを少し分けてもらったはず。

 

 

 

 

ボトル握りしめるアヤカも、前日までの体調はどこ行ったーっ

ってな顔してる。

 

 

 

 

真剣に肩甲骨のストレッチ

 

真剣なおじさま

 

パイン生絞りサワー

 

ワイン♪

 

お、なんかいいね

 

 

 

 

 

 

 

そして、お気づきだろうか・・・

 

ワガママ気ままな我々の要望が一つ満たされていないことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

マンタみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、ダイビングラストDay。

 

 

「風はここ3日で一番いいので、マンタポイント狙いましょうっ。」

 

男コメキの英断の一声から幕が開ける。

 

 

 

 

 

 

 

流れのある、しかも中層を泳ぐ、

ここまでのダイビングとはレベル段違い。

 

 

 

 

 

 

黒潮が当たるのか、どこまでも透き通る水の青さも段違い。

 

 

 

 

 

 

水から上がった皆さんの、バテかたも段違い・・・。

 

 

 

 

 

 

カトーさん、昨日までの優しかった海に想い馳せながら、

ひと言。

 

 

 

 

 

「死ぬかと思った」

 

 

 

 

 

水が綺麗

 

みんなのシルエット

 

 

 

かとーさん、大変だったのはわかりますけどね、

ほんとーに死ぬかと思ってるのは、ウミシダのほうです。

 

 

 

カトウさんの珍プレー

 

 

 

 

 

マンタは惜しいところまで行ってた感じは多分にしましたが、

 

ナポレオンとカスミアジ、そして~、バラクーダ!!!

 

が、その穴を埋めてくれました。

 

 

 

バラクーダっ

 

 

 

 

 

素晴らしい海。

 

 

最後の夜は西表の老舗のお寿司屋さんで、美味しい料理と

辛口の純米酒、そしてもっと辛口なヒロミさんの物言いで、

その数日の想い出を語り尽くします。

 

 

 

 

初枝の刺し盛り

 

船頭ではありません

 

青光る西表島

 

ソフトクリームでご満悦

 

ウイスキーご馳走様でした!

 

天気も良くて

 

 

 

 

 

 

 

風は強かったけど

 

 

 

 

 

暖かくて

 

水が綺麗

 

ゆっくりと潜り

 

カメとも会えた

 

マンタはナポレオンとバラクーダで埋め合わせ

 

 

 

 

 

 

ほぼパーフェクトなガイディング、

トシキありがとう。

 

 

 

 

皆で感謝の気持ちとして、

あの読みづらいぼろぼろのスレートを捨てさせて、

新しいの買ってあげようと話してたんだよ。

 

 

 

 

半分はクレームで出来ている。そんな話だけどね。

 

4日間ありがとう。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、陸路も盛り上げてくれた生き物たちにも、

感謝を込めて。

 

 

 

 

カンムリワシ

 

危機は去ったかの?

 

水牛もフル稼働

 

 

 

 

 

 

種の繁栄をご祈念しつつ、また会える日を楽しみに。

 

 

 

 

 

ぼくたちは、

石垣島を経由して、東京までの長い帰路に着きます。

 

 

 

 

 

 

石垣島経由

 

 

 

 

 

 

まさ