何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
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2020.7.3(金) 神子元 透視度12ⅿ~15ⅿ 水温21.8℃
今年も無事目撃できました。
昨年僕が初めて神子元をガイドして、
ハンマーヘッドシャークを大量に見た日と同じ7月3日。
しかも同じポイント。
同じような体勢で目にしました。
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15mほど先に泳ぐハンマー。
頭を左右に振りながら、ゆっくり、ゆっくりと近づいてくる。
昨年ほどの透視度ではなかった。
それでも確実に100匹以上はいる。
群れから離れ、安全停止に入ってもなお近づいてくる。

今年も、みちゃいました。
マサさん、ごめんなさい。
ゆきや
令和元年7月3日(水) 神子元 透視度30m 水温23.1℃
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この海は、行った人にしか分からない感動がある。
弱者を寄せ付けない猛烈な流れが襲ってくる海、
壮大なスケール、そこら中にいる魚群。
言葉では、言い表せない。
早朝5時半、いつもよりも1時間近く早く店から出発する。
大好きなハンマーを見に行くため、
テンションが高くなるショウイチロウさん。
車では、全く眠くならなかったみたいで、
僕とハイテンションの会話をすること3時間、神子元へ到着。
いつもとは、ちょっと違った雰囲気に緊張し始める、
ヨシハルさん。
大丈夫です、僕も神子元自体2回目。ガイドは初めて。
僕だって緊張しています。
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船に乗る事15分、ようやく神子元島に到着。
一斉にエントリーの準備をし始める。
全インストラクターが甲板に呼ばれ、ポイントの説明を受ける。
・・・・・・さっぱり分からない。
神子元の地形が全く分からない僕は、
緊張だけが増して、臨むことに。
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透視度30m。
圧倒的な景色に圧倒される、みんな。そして僕。
流れと闘いながら、岩をよじ登る。
まるでロッククライミングみたい。
前方から押し寄せてくる激流に、
咥えてるレギュレータがブルブルブルブル震えながら、
立ち向かう。

強烈な海を優雅に泳ぐアオウミガメとトビエイ。
激流をものともせずに泳いでいく姿を見て、
人間の弱さを感じる。
生き物は、凄い。
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なかなか現れないハンマヘッドシャーク。
1本目は、ただ気持ちよく流されただけに。
船へ戻ると他のチームから歓喜の雄叫びがあがっている。
他のチームとの温度差を感じながら、
再び全員インストラクターが集められる。
『僕が先に行くんで、いたら鳴らします。すぐ来てください。』
現地のインストラクターに言われ、
必ず次は、と願うぼく。
ショウイチロウさん、ジュンさん、そしてヨシハルさんにも
そのことを伝え、水中へと向かう。
『カン、カン、カン。』
入って2分後、その音が鳴り響く。
ショウイチロウさんに『行っちゃえ』と指示し、
僕はジュンさんとヨシハルさんの手を掴み、
全速力でフィンを動かす。
流れに逆らい、呼吸が乱れ始めても、動かす。
かなりの距離を泳いで、ようやく到着。
すると、そこには・・・・・・、
何百匹というハンマーヘッドシャークの大群が。
右から左へ泳いでいったと思えば、
今度左から右へ泳いでいく。
どこかへ行ってしまったと思えば、
また別の群れが。
36分のダイビングのうち、全ての時間で見れる。
まさに、ハンマーリバー。
興奮冷めやらぬまま、船に戻ると、
約20人程いたダイバーが、笑顔に。
船酔いしていたヨシハルさんも、顔の血色が良くなっている。
クリアシリコンにしたジュンさんも、笑顔に。
ハンマー大好きショウイチロウさんも、大喜び。
僕は、笑いが止まらなかった。
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今まで潜った海で一番面白かった海。
そう言って、良いでしょう。
本当に幸せでした。
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ゆきや
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