何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2019/0730(火) 川奈 透視度8m 水温23.0℃
1本目が終わり、ミワさんが浮上してくる、
水中では落ち着いた様子だったのに、なぜか様子がおかしい。
さっきまで水中では全く平気だったのに・・・なぜ。
『き、気持ち悪い。』
・・・どうやら空気を飲んでしまったらしい。
ちょくちょくソラスズメダイに餌をやったり、
苦しそうにしながら、僕と協力してなんとか海から脱出。
休憩中のぐったりのミワさんは、
地べたに仰向けになり天を仰ぐ。
激しい吐き気と戦いながら、再び水中へ。
やっぱり水中は平気なんだよなー。
スキルも全く問題ない。
むしろ上手。
ただ水面に来ると、再び・・・。
なんとか海を終え、
お腹を空かせた(一人を除く)僕たちは
『麦とろ童』さんへ向かう。
麦飯がお替り自由なのもあり、
僕は超大盛をお願いする。
きたのは、漫画に出てくるような程のてんこ盛り。
店主に勧められるまま、カニ汁をかけて食べる。
・・・多い。
大量の米がカニ汁を吸い、さらに肥大化。
どんどん量が増えていく。
お腹が本調子じゃないミワさんが苦戦する中、
彼女よりも様子がおかしくなる僕。
辛かった。
次は、お腹万全の状態で帰ってきましょ。
ゆきや
2019.7.27〜28(土・日) 田子 透視度5~10m 水温24.0℃
この日からちょうど1年前、
2018年7月27日台風12号ジョンダリが伊豆半島へやってきた。
午後から暴風雨が予想され、
急遽午前の内に2本潜り、深い深い夜へと移行し、
講習初日を終えたそう。
その時OW講習中だったのが、ダイさんとケースケさん。
そして、1年後のこの日2019年7月27日、
台風6号ナーリーが伊豆半島へとやってきた。
ツアーはAOW講習。
昼から夜にかけて荒れていく予報で、
ナイトダイビングは敢え無く断念。
急いで、日中に3本を潜り、この日も深い深い夜へと移行。
そこに居合わせたのが、ケースケさんとダイさん。
台風を呼ぶ男たち。
この日から永遠にそう呼ばれるでしょう。
台風の影響で、海況はなかなか・・・うーん。
透視度がいまいちな中での中性浮力の練習。
なるべく砂を巻き上げないように、
慎重に慎重に浮いてみる。
ウェイトを1kg渡され下に着いちゃう人、
渡されたウェイトの分空気を足したら、
そのまま浮き気味になる人。
何もならない人。
悪戦苦闘する皆を楽しみながら見る僕。
たまたま同世代が揃ったこの日、
上は28歳から下は24歳。
珍しく若いメンバーが揃ったせいか、
男風呂は賑やか。
コウキの馴れ初め、お玉の筋肉事情、
同世代の男の恋愛観、そしてダイビングのこと。
あれやこれやと盛り上がる。
お風呂を終え、ご飯の時間。
待望のビールに至福を感じる。
刺身、煮つけ、フライ、味噌汁、
地元の海産物を堪能していると、
『このゼリー、ニューサマーオレンジだ。』
突然サホさんが話し出す。
『えっ?』
みんな沈黙する。
『これ絶対ニューサマーオレンジですよ。
伊豆の名産ですよ。』
恥ずかしながら、僕はニューサマーオレンジを知らなかった。
激しい主張に押され、恐る恐る食べてみると、
『・・・柚子じゃないですか。
おばあちゃん家のゆず風呂の匂いが。』
『それはないですよ。少なくともオレンジです。』
そんなことはないだろうっと思っていると、
サホさんが店員さんに、
『これニューサマーオレンジですよね?』と聞く。
『たぶん、そんな感じです。朝までに確認しときますね。』
っと店員さんに言われ、少しもやもやしながら、
深い夜へ。
猛烈な頭痛と吐き気を抱えながら、
朝食場の扉を開け、朝ご飯を食べ始める。
『昨日のことなんですけどー・・・』
っとサホさんが話し始める。
まだ目覚めてない僕の脳、
何のことだろうと思っていると、
『ゆずでした。』
一瞬で脳裏にフラッシュバックし、
笑いがこみあげてくる。
僕の鼻の方が正しかった。
蓄膿症の鼻なめるなよ。
蓋を返してみると、台風の影響はあまり受けず、
無事メインポイント沖の浮島根を堪能し、講習終了。
2日で5本潜った皆はもうクタクタ。
本当にお疲れさまでした。おめでとう。
その2日後、
たまたま本物のニューサマーオレンジを食べる機会が訪れる。
味は全然違かった。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。