何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
令和元年5月9日(木) 透視度5~8m 水温18.2℃
この日は、写真練習ツアー。
写真を練習したのは、ユウキさんとトシさん。
毎回写真練習ツアーに行っているのに、なかなか・・・。
どうやら、毎回同じことを聞いているみたい。
今日もまた同じことを・・・・・・。
いい加減覚えてもらっても良いですか。
GW明けの今日、
道も空いていれば、海も空いている。
空いているからこそ、他を気にせず、
ゆっくり撮れる。ラッキーですね。
獲物を探し、3人で群がって、あらゆる方向から撮影する。
もちろん、ぼくも含めて。
このガラスハゼ、体長は5㎜にも満たない。
目を凝らすと、やっと見つけられる。
そして、カメラを構えると見失う。
見つけては、カメラを構え、見失う。
これを3人で繰り返しながら、なんとか撮影。
やっとの思いで撮れた全体像が、これ。
まさに極小。
これを撮るだけで1本潰せちゃうね。
店に帰ってきて、マサさんにも、
『どうせ、大したの撮れてないだろ。』
と言われ、
『今日は、違います。かなりいい感じです。』
と返す。
マサさんに見せると、
『確かにちょっと上達した』と褒められる。
ちょっと嬉しそうな2人。
でも、まだまだ上達できる。
いつかマサさんをギャフンと、言わせられるように。
まあとりあえず、次のレスキュー頑張りましょ。
今度は手加減しませんよ。
ゆきや
令和元年5月2日(木) 大瀬崎 透視度8~12m 水温18℃
写真を撮ることの面白さは、本当に奥が深い。
撮れば撮るほど、虜になっていく。
どのカメラが良いのか。悩むハラさん。
今日は、オリンパスのOMDを試しで使う。
まるで『俺にも見せてくれー』って言ってるような写真。
先にOMDを使っているアケモさんと
どのカメラにするか悩んでいるハラさん。
2人でカメラを構え、ミジンベニハゼの前で固まる。
それぞれがベストショットを狙って。
ビックタンカーの仲間入りしたカワイさん。
大瀬崎の外海、湾内をタンクが空になるまで、
泳ぎまくる。
どうやったら、ビックタンクを使いきるんですか。
さすがに吸い過ぎでしょ。
もっと上手になれば、エア持ちが良くなるはず。
頑張りましょう、楽しみながら。
エントリー・エキジットが少し大変な外海で、
久々に潜るアヤノちゃん。
不安定な足元を1歩1歩、歩む。
その前でベテランのアケモさん、
バランスを崩しながら、笑い、歩む。
ベテランでも大変なんだから、
何にも焦る必要はないよ、アヤノちゃん。
お店へ帰る道中、東名高速道路で、
助手席に座っていたカワイさんと話をしていると、
目の前に事故車が止まっており、警察官が対応中であった。
すると、後続車両に危険を知らせるため、
発煙筒を置いている一人の警察官が目に入った。
高速道路では、
後続車両に背部を見せてはいけないというのが基本だ。
大抵の場合、半身になり、前方と後方を確認しながら、歩く。
しかし、その警察官は違った。
後続車両と正対し、肩幅より少し広めに足を開き、後ろ歩きで、
『ズシッ。ズシッ。ズシッ。ズシッ。』と歩いていた。
その姿はまるで、関取のツッパリを逆再生しているようだった。
それを見たカワイさんとぼく、
『ぶわっはっはっはっはっ。』
『あれは、模範ですね。』
心に残るひと時。
店に帰り、一部始終を見てない人に、
そのことを伝えると、
もうひと笑い。
警察官、ありがとう。
ゆきや
令和元年5月1日(水) 大瀬崎 透視度8m 水温18℃
ヨシハルさん、カメラを託すと必ずこうなります。
お気をつけください。
必ず自撮り写真がフォルダの中から現れます。
この日は初心者ツアー。
50本ダイバーのヨシハルさんに水中の写真をすべて任せる。
良い写真が撮れることを願って。
OW講習2日目の、ナミコさんとスガワラさん。
先輩ダイバーたちの背中を見て、マネしながら泳いでみる。
初日とは違い、潜降、浮上は割とスムーズ。
アミちゃんも少しずつ少しずつ浮力を操る。
そんな中一人、久々過ぎて、どぎまぎしている男が・・・。
トモキさんだ。
潜ったのは、約8か月も前。
その時は、ウェットスーツ。
ドライスーツに関しては、約1年ぶり。
そりゃあ、忘れるわ。
浮力ってどうやるんだっけ、
ドライスーツってどうやって使うんだっけ、
ちょっとずつちょっとずつ思い出しながら。
唯一覚えていたのは、ドライスーツの正しい着方。
他のことは、ほぼ全て忘れていたのに、
なぜ約1年前にやったことは覚えてるの。
『こういうのは覚えてるんですよねー。』
不思議ですねー。
最後のガイド練習では、
ナミコさんとスガワラさんが協力しながら、無事ゴール。
おめでとう。
祝杯をあげながら、そばを食べ、
ふと野球の話へ。
『この前のバレンティンのホームラン見れなかったんですー。』
嘆くナミコさん。
『最近村上くんが調子いいんですよー。』
今日1のテンションで話す。
まだ、ダイビングは野球観戦には勝てないみたい。
いつか野球と同じテンションで、
ダイビングを語れる日が来るのを願ってるよ。
とりあえず、2人ともOWおめでとう。
トモキさん、お帰りなさい。
こっからがスタートです。
ゆきや
平成31年4月21日(日) 大瀬崎 透視度8~15m 水温17.0℃
マンボウって本当に世の中にいるのかな。
幻覚ではないのかな。
マサさんでさえ、実際に生きているマンボウを見たのは
1回のみ。
他に見たのは、死んでいるマンボウのみ。
去年は大瀬崎でマンボウ情報は、ゼロ。
今年は大丈夫かなー。
『マンボウ行くかもって聞いてたよ。』
マナミさん、そんなこと言われたら、行くしかないでしょ。
ただ、狙うなら、1本目のみ。
それ以降は荒れてくる予報。
1本目に全てを賭けましょう。
慣れない岩場の隙間を使い、
どうにかこうにか潜降ポイントまで足を進める、チヒロさん。
入った瞬間ここ数日では考えられないほどの青い海。
そして流れ。
すぐ深場へ行き、マンボウ捜索開始。
ゆらゆら流れに乗りながら、遠くを見つめる。いない。
大量のキビナゴの群れの中を捜索する。いない。
このままでは、何も見ずに終えてしまうと思い、生物捜索。
ゴマフビロードウミウシやカネキオトメウミウシ、
サラサウミウシやアカメイロウミウシ。
皆がウミウシを撮っている間に、
すぐマンボウを探すも、いない。
刻々と空気がなくなり、窒素がたまり、
あえなく断念。
浅場へ向かっている最中に
オオモンカエルアンコウを教えてもらい、
皆でパシャリ。
結果、マクロは充実したものの、
マンボウは見れず。
『マンボウ・・・・・・いない(笑)』
浮上してすぐ、いつもニコニコしているミズキちゃんの一言。
その気持ち分かるよ、リベンジしよ。
マンボウが見れなく、意気消沈している?みんなで、
最近大瀬崎のおススメ品、みかんジュースを嗜む。
しかも、裸の執事による宅配のサービス付きで。
これが予想のほか物凄く美味しい。
鮮やかオレンジ色、砂糖などは一切使わず、果汁100%。
みかんジュースを飲み、さっぱりし、
恒例のウサミちゃんのドジを笑いながら、
夏に向けて日焼けを。下地準備。
裸になってるのは、もちろん僕のみ。
湾内でも、マンボウをなんとなく狙いながら、
小っちゃいもの探し。
外海とは違い、流れもなく、
穏やかな海をゆっくりゆっくり泳ぎながら。
もちろん、マンボウはいない。
インストラクターのようなタカユキさん。
僕はきっとアシスタントですね。
タカユキインストラクターにガイドしてもらったら、
もしかしたら・・・・・・。
その時は僕も連れて行ってください。
僕もマンボウ見たいから。
ゆきや
平成31年3月21日(木) 伊東 透視度8~12m 水温15.1℃
今日は伊東リクエスト。
ダイビングっていうスポーツは、
本当に難しい、簡単じゃない。
つくづくそう思い知らされた今日は、
パパさん、ヒロシさん、イバヤシさん、そしてマナさん。
それぞれが伊東は、『初めて』、『久々』。
余計張り切っちゃいますね。
たまたま、一緒の船に乗船することになった、
都内のショップのインストラクターの方に、
『僕、伊東久々なんで生物の居場所とか教えて下さい。』
と言われる。
そんなことなんて今まで言われたことないから、
嬉しくなっちゃって、あれやこれやと伝える。
『オオモンカエルアンコウはあそこにいましたよー。』
『クダゴンベはあそこです。』っと。
まさか自分がこうやって、
初対面のインストラクターに
生物の情報を教える日が来るなんて。
すっごく嬉しかったなー。
・・・・・・。
結果からお伝えします。
教えた生物は、一匹たりともいませんでした。
もちろん、僕たちも見ることが出来ず、悲しい結果に。
都内の某ショップのインストラクターさん、ごめんなさい。
なんとか、ウミウシは少し見つけることはできたけど、
ボブサンウミウシは見つけれず、悔やみながら帰宅。
皆がどんな写真を撮ったか見ていると、
パパさんがボブサンを見ていた。
なんてことを!!
教えてくださいよー。
お互い様じゃないですか、そういうことは。
帰ってきてから、皆に責められるパパさん。
海は『最高』とはいかなかったけど、
美味しいご飯、気持ち良い温泉は満喫しましょう。
海を引き上げる準備をし、
皆の預けている貴重品を取りに行こうと
車内にあったダウンを取る。
ポケットに入れたコインロッカーの鍵を探すと、
『あれ??鍵が無い。』
『どこに行った?盗まれた?』など、
色んなことが頭に浮かぶ。
とりあえず、車の中から探そうと、ばあーっと探すと、
シートベルトの差込口の根元にある隙間に
オレンジ色のプラスチックのタグがチラリと見える。
なんでここに?どうやって?っと思いながらも、
太い指を突っ込んでみる。
全然入らない。
どうしよう出せない。
ヒロシさんに助けを求め、あらゆる方法を模索する。
『どうする?このカバーはずす?』
2人で考えた結果、はずすのが手っ取り早いと、
グイグイグイグイ引っ張ってみる。
外れない、また2人で考え、
どうしようか2人で困っている時に
そこにまたフラッとパパさんとマナさんが加わる。
ダイビングで使う指示棒とマナさんの細い指を駆使して、
どうにか大事な大事な皆の貴重品を救出することが出来ました。
マナさんの指がなかったらホント危なかったです。
天使の指と名付けましょう。
ご飯も、温泉も、もちろん良かった。
それでも、今日一番の思い出は、
マナさんの指で救った皆の貴重品、これでしょ。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。