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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「ダイビングライセンス」カテゴリーアーカイブ

お父さんも夏休み。

8月29日(土) 井田 透明度:15~20m 水温:24~27℃

 

 

『せっかくですから。いい海に行きましょう。』

 

 

朝一、お父さんのお言葉が印象的でした。

 

色々とご事情があり、近場で潜ろうとしたのですが、
まずは何よりも、家族の夏の思い出を大切にしたい。

 

そのお言葉を受けて向かったのは、
たぶん今日のリフレッシュツアーではベストポイント、井田。

 

 

 

 

透明度がぐーんと上がった海。
手を取り合い、久々の慣れない水中を泳ぐ父と娘。

 

ほのぼのとした気持ちでカメラを向ける。

 

私自身、親子で始めたダイビング。
こんな感じだったのかなーなんて思いを馳せる。

 

 

そこへ通りかかる、スズメダイの大群。

 

 

スズメダイ@井田ダイビングツアー

 

 

その日によって群れ具合は変わりますが、
今日はまるで私達を歓迎するかのように、
浅場をぎゅっと凝縮された群れが通り過ぎる。

 

そのスズメダイの群れと私を交互に見るお父さん。

 

 

『え?行きたいのかな?行っていいんですよ。』

 

『いいんですか?じゃちょっと・・・』

 

 

そんな目での会話がかわされた直後、
スズメダイの群れの中へと消えていったお父さん。

 

娘とお母さんは、そんなお父さんを、
子供を見送るかのように見守っている。

 

これもまた、いい光景です・・・
ほのぼのとした気持ちでカメラを向ける。

 

・・・ん?

 

足を押さえながらスズメダイの群れから出てきたお父さん。

 

準備運動は、大切です(笑)

 

 

はしゃぎすぎて足を釣ったお父さん。
安心してください、誰にもバレていなかったですから。
・・・このブログで多くの方にバレましたが(笑)

 

 

家族ダイバー@井田ダイビングツアー
夏の思い出。

 

後方支援していただいたお二人に、感謝。

 

 

みか

夏の1ページ

8/15-16    OW

 

 

夏、

 

 

色々あって、いつものように活気のある夏ではないけど、

 

 

 

 

 

現地には小さな夏が来ていた、

 

 

P8150067

 

 

西伊豆、安良里では、

 

 

いつもの夏のように、

 

 

大人数ではないが、

 

 

シュノーケリングを楽しむ人、海水浴を楽しむ人、そして僕らダイバー。

 

 

今日はOWの海洋実習、

 

 

こじんまり、この夏の1ページとして、充実した2日間になるように。

 

 

 

浮力練習

 

水はちょっと濁り気味、、、

 

 

 

 

そして水温は低め、

 

 

 

 

緊張もあるし、練習中あまり動かないし、その水の冷たさが身にしみたでしょう、

 

 

 

 

でも、寒がっていたのは男子一人だけだった(笑)。

 

 

 

 

でもダイビングの練習においてはバッチリ、といっていいでしょう。

 

 

それにしても、

 

 

空いている海辺、

 

 

ゆったりとスペースを使って、

 

 

太陽の光を浴びて、

 

 

まったりと過ごすこの時間がたまらない、

 

 

ダイビングのいいところは、水中だけじゃない、

 

 

海を感じながら陸上の時間を過ごせる、

 

 

海辺に暮らす人からすれば当たり前だけど、

 

 

東京いる僕らとしては貴重な時間に感じてしまう。

 

 

 

そんなまったりとした休憩時間中、

 

 

 

女子は元気に泳ぎに海に出かけて行った(笑)。

 

 

 

 

 

頑張ってます

 

慣れない水中も、徐々に自分のいていい場所に変わってくる、

 

 

実は、今回、外国の方のご参加もありまして、

 

 

日本語がつたない講習生、

 

 

外国語がしゃべれない僕、

 

 

実はとても心配していましたが、

 

 

一生懸命相手に伝えようとする事、

 

 

一生懸命に相手から読み取ろうとする事、

 

 

お互いの気持ちがあれば、

 

 

 

そんなに大したことではなかったです。

 

 

 

 

僕の心配はよそに、滞りなくみんな無事ライセンス取得、おめでとうございます。

 

 

 

 

夏の1ページに向日葵も綺麗に色を付けて

 

 

夏の1ページ

 

 

まさし

 

 

雨が降り続くと心配な事も


7/5      OW  大瀬崎

 

いやぁ、

 

 

 

雨、雨、雨・・・

 

 

 

そして・風・風・風・・・

 

 

梅雨ですし、

 

 

梅雨前線の影響で、

 

 

雨も風も強いのは仕方がないですね。

 

 

この日は、非常に南西風強し、、、ですからもう、風に強い大瀬崎の湾内一点突破です、

 

 

 

ですがこの大瀬崎の湾内というポイント、

 

 

ただのなんて事の無い雨であればなんの問題もないのですが、、

 

 

あまりにも強く、量の多い雨が降り続くと、

 

 

ちょっと心配な事が、、

 

 

それは、

 

 

 

川の水を海に解き放つ、放水路からの濁流がきてしまう事が、、

 

 

 

そうなると透明度も・・・・

 

 

そうなんです、ダイビングは、風向きやうねり、前線、低気圧の位置、色々ありますが、

 

 

それ以外にも、

 

 

川の濁流が入ってくるポイントとか、雨水が山から流れ入るポイントなど、そういうのもあるんですよ、

 

なので

 

 

天気も良く、風もなく、穏やかな海が広がっているのに、

 

 

前日の雨の濁流で・・・透明度がぁ・・・なんてこともあるんですよね(笑)。。

 

 

 

 

この日も、覚悟してました、

 

 

けど、

 

 

ほっとしました、

 

 

大丈夫でした、

 

 

なんとか青い海をキープしていました。

 

 

 

P7050056

 

 

雨風の中、

 

重い器材を背負って、

 

課題をクリアした事。

 

拍手を送りたいとおもいます。

 

 

まさし

長年の友。

6月29日(月) 透明度:5~8m 水温:22℃

 

 

魚の寿命は多種多様。
1年で産卵を終えて死んでしまうものから50年以上のものまで。
身近な魚、イワシも7年生きるとか。

 

魚や爬虫類の中には、
寿命の限りずっと成長を続けるものがそこそこいるそうです。

 

最初のうちはすくすく育って。
ある程度大きくなったら、あとは死ぬまでずっと、
ちょっとずつ大きくなり続けるそうです。

 

 

シマシマ模様が特徴的なイシダイ。
縞がなくなった老成魚を、クチグロなんて呼びます。
(口の部分だけ黒くなるから)

 

江の浦に住み着いているであろうこの子も、
老成魚の証の黒い口元、薄っすら残った縞模様。

 

 

君は今何歳なのかな?
まだ少しずつ成長しているのかな?

 

 

イシダイ@江之浦ダイビング
何年来の友?

 

何年も、何十年も、
同じ子を観察し続けてみたら楽しいだろうなあ。

 

 

にしても。

 

 

私達のあとをくっついてくる愛嬌たっぷりの姿を見ていると、
思わずにはいられません。

 

 

釣られないようにね、イシダイ君・・・。

 

 

みか

保温のが大切

 

 

2019/11/28・田子     透明度17m  水温21℃

 

 

 

けんさんのオキゴンべ

 

 

 

流れ者メガネゴンべ。

元来の生息域ははるか南の熱帯の海。

 

田子には最近、おびただしい南国種が

流れ着いていて、温帯の景色とのコラボが熱いっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、

ケンさん、ミナさんの要求は通らなかった。

 

 

おふたりが恋する、東伊豆の真ん中「伊東」の

ダイビングポイントは、

通年通して魚影が濃く、切り立つ海底にはびっしりと

色とりどりのサンゴがひしめいて、

その隙間に小さな生き物たちが割拠する、

有数の面白ダイビングサイトなのだが・・・。

 

 

この日は北東からの厳しい風が、

東伊豆全域への波状攻撃を加えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OW講習の最終過程に入ったカホちゃんとお玉

もひっくるめ、一同を乗せたセレナは

波のない穏やかであろう西伊豆の田子へと向かう。

 

 

 

 

 

 

シロオビハナダイ byみなさん

 

シロオビハナダイ byみなさん

 

 

 

 

田子に着いた我々は早速準備を済ませ、

船から飛び降り海に顔をつけてみる。

 

 

!!

 

 

真っ青、魚凄っ、海底に咲き乱れるサンゴっ、

「田子に来てよかった」景色が広がっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

東の伊東

西の田子

 

 

 

 

 

 

甲乙つけがたしこの両雄は、

いつも横綱相撲で我々をどっしりと受け止め、

その懐に包み込んでしまう。

 

 

 

 

 

 

ただひたすら、

その胸にカメラを構えて全力で当たっていく。

 

 

 

 

 

 

 

上のこの写真は「シロオビハナダイ」。

 

 

運が良ければ水深30m付近で見ることが出来る

生息域少々深めの生物。

 

 

 

 

 

 

 

穏やかな海況で流れも無く、この彼の生活のする

場所まですんなりと行くことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

動きの速さに苦戦はしたけど、

 

彼はミナさんに求婚していたのかもしれない・・・

そう思ってしまう程、

彼女のカメラは彼の婚姻色を全て受け止めている。

 

 

 

 

 

フタイロサンゴハゼ byけんさん

 

 

 

 

サンゴの隙間に割拠する・・・

南国種のフタイロサンゴハゼ。

 

 

 

こんなに大きく成長した個体は、

今までの伊豆半島では僕の記憶にない。

 

 

 

ミチヨミノウミウシ byみなさん

 

 

 

クリスマスみたい。

 

モミの木を飾っているミチヨミノウミウシ。

 

 

 

 

もちろん・・・、

 

食い尽くそうとしているのだが・・・。

 

 

 

 

風呂上がり、面白い感じ。

 

 

 

 

 

 

 

気立てのいいマスターが居る料理屋にも行けた。

 

 

 

お玉が気を利かせてくれて、ケンさんミナさんと

酒を酌み交わし、伊豆長岡の温泉にも立ち寄った。

 

 

 

 

これにて、田子への旅行記は終わりだが・・・

 

 

 

 

ひとつだけ。

 

 

おつかれさま。今日のMVP

 

 

 

 

恐怖を乗り越えて、

ライセンスを取ることが出来たカホちゃんは、

今カウンターで次のダイビングの計画を立てている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイビング器材のリストに、

”フード”

の文字を見つけ、とても おしとやかに

「魚にあげる為のエサってことですよね」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

それはダイビングマニュアルにも載っている筈の、

頭の保温のための”フード”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

 

 

 

 

 

まさ