何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

「ダイビングインストラクター」カテゴリーアーカイブ

2021じゃね

 

2021/7/31・店番

 

 

 

 

 

 

 

大汗かきながら、

大股で有酸素意識して、

お店まで徒歩通勤。

 

 

 

 

 

僕の頭かすめてセミが追い越して飛んで、

僕の目の前の旗にピトリとまって、

2020を2021に無言で修正。

 

 

 

 

 

ただそれだけの話し。

 

 

フォントサイズあってないけど、

ちょっと傾斜してるけど・・・、

 

 

ちょっと強引な話し。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

せっせ、コツコツ。 おめでとう

 

 

 

2021/5/29-30・田子      透明度8-12m  水温18℃

 

 

 

ベニハナダイに夢中のハズなのに

 

 

 

 

せっせ、コツコツ、

1000回目のダイビングを達成。

 

 

 

 

記念のその日。

 

 

 

 

一番想い入れの強い田子の海で、

みんなと並んでベニハナダイに照準を絞る姿に、

 

「これぞこの人」をみて、

 

こっそりカメラを向けたところ、どういうわけか

その人だけが顔をあげてピース・・・。

 

 

 

 

水中は言葉がつかえません。

でも、カメラ越しに目があった時、

そういえば・・・この人とは

何度もこういうことがあったなぁーと。

 

 

 

 

1000本分の記憶の箪笥がどわーっと開いて、

2人でうんうんと頷き合いながら。

 

 

 

 

けっしてきれいな出来ではないけれど、

僕の中ではかけがえのないワンショット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箪笥の別の引き出しあけると・・・

 

 

バックロールで今まさに飛び込もうとしてるが、

フィン履いとらん。

 

バックロールで今まさに飛び込もうとしてるが、

レギュ咥えとらん。

 

バックロールで今まさに飛び込もうとしてるが、

マスク付けとらん。

 

潜降が出来ずに水面で色々試すが、

ウェイトベルトしとらん。

 

とか・・・

 

 

魚の写真を撮るために、目的を急ぐあまり、

そのための準備になにかが欠ける人でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

また別の引き出しには、

 

 

うちに新入社員が入ってきたら、

まずはこの人に色々相談に乗ってもらう。

 

うちからスタッフが辞めていく時も、

みんな涙して、その中心にこの人はいます。

 

スタッフ同士の口論の時には、

この人が仲裁してくれます。

 

とか・・・

 

 

遊びに来てくれているはずなのに、

いつしかぼくらの精神的支柱になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今日。

 

気が付けば1000本。

 

 

 

15年分のタンス開け放って、

今宵は語りつくしましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2日間の生物写真は、このひとが

真剣に追いかけた生き物たちを捉えた

永遠の処女作で。

 

 

 

 

 

 

ピースサインの前に撮ったベニハナダイ

 

アカホシカクレエビ

 

アカイソハゼで合ってるでしょうか

 

ハチマキダテハゼ

 

 

 

 

 

愛機のカメラを抱えて撮り続けた水中写真は、

生物種もすでに1000を超え、

今や自作の水中生物図鑑サイトを立ち上げて、

その写真を撮った時のエピソードや思い入れを交えて

公開しています。

 

 

https://se3blue-mountain.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

天真爛漫に魚を追いかけて・・・

魚に逃げられて、逃げられて、逃げられて・・・。(笑)

 

 

でも、これからも、

図鑑に掲載される生物は増えていくでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜならば、

僕らがこれからも

全面バックアップするから。

 

 

 

 

 

なぜならば、

生き物への執心や、

僕らへの慈悲が海より深いから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕もあなたの様に、

好きな事をしていて尚、多くの人を巻き込み、

その人たちにやりがいをもたらせる程の人物に、

いつかなりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おめでとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さーて、

次はどこ行きましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

ビートルだ~っ

 

 

2021/4/8・

 

 

海いってきますーっ

 

 

 

 

なんちゅー魅力的な車のってるんですかぁーっ。

 

 

こんなんで海に行ったら最高じゃぁないですかぁ。

 

 

今から葉山のイタリアンでも行きましょ。

 

 

 

 

 

「いいわよ」

:「いやっっほーっ」っととと。

 

 

 

 

 

 

さすがにお店番中なのでそこまでは行けませんが、

玉川沿いをドライブさせてくれましたっ!!!

 

 

 

 

 

 

マイカーで遊びに来てくれたメンバーさんのお車。

 

1973年製造のフォルクスワーゲン「ビートル」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなんで海に行きたいなーっ。

 

 

手動のノブをぐるぐる回して窓全開にして、

ペニーレイン(ビートルズ)でも聞きながら、

ダイビング器材をボンネットのトランクに収納してね。

 

 

海で遊んだ後は、ホットドックを口に咥えて

せわしなくマニュアルのギアを操作しながら、

途中でエンストしたりして・・・。

 

 

 

 

 

 

あーイメージわくなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が小学生のころ(1980年代)、

その人気は衰えることなくよく走ってた。

 

 

当時はボロクソワーゲンなんて呼ばれてて、

西部警察に出てくるカクカクした赤と黒のスカイライン

の虜だった僕には、このフォルムは受け入れ難かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その魅力が痛烈にわかる歳になって久しく、

そして今日まさかっ、運転できる日が来るなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あさこさん、あざますっ。

 

あんなに気持ちいい玉川沿いのドライブは初めてでした~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっそうとビートルを操って去っていったあさこさん。

 

すごいにあってたなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

シークレットファイル №1

 

2021/3/7・    透明度8-15m  水温16℃

 

 

金目しゃぶしゃぶ

 

 

 

 

おそらくたぶん・・・

 

これほどまでに鮮明な記憶として残り、

怪奇に満ちた、ミステリアスで、

そして語るに難しい一日は、

これから先そうあるものではないだろう。

 

 

 

 

 

 

北東の風が吹きすさび、海面は浪打ち、

まるで縄張りを主張するゴリラのシルバーバックのように

ドドドドと低い音を辺りに轟かせている。

 

 

 

 

 

 

 

「ひるむな」

 

「突き進め」

 

「青あざ2個は覚悟しよう」

 

「今までのダイビングはすべてこの日のために」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒波を掻い潜り到達した海底の美しさよ。

 

 

自然の力を骨身に突き付けられつつ

無事であることの尊さよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(CLOSE)

とされた海の中を、初めて覗いたこの日の人達は、

己の限界を知り、

自然への畏敬と謙虚な気持ちを忘れないだろう。

 

より逞しさを増した、類稀なダイバーとして、

自然と共存していけるに違いない。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抽象的にしか書けないのは、

クローズの海で現地の人と秘密裏に潜ったから。

 

 

あまり掘り下げたくないのは、

穏やかな海域に移動しての2本目に、

予定のコースを外して皆を激遠泳させてしまったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも心配ご無用。

 

 

 

思い出は、おいしかった金目しゃぶしゃぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

コーヒーおねだりのくまさん

 

 

2021/2/16・店番

 

 

電動ミル

 

 

 

いつも昼下がりに、

淹れたてのコーヒーを狙って来訪するお客がいます。

 

 

 

淹れたてのコーヒーを店のソファーで味わっていると、

においを嗅ぎつけたかのように現れて、

これを飲み干していくのです。

 

 

 

 

体長は183cmくらい。

体重はおよそ127㎏くらい。

 

 

 

 

まるで僕はミツバチ。

 

そして彼は、ハチミツを平らげるクマでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもあるひ。

 

毎日飲んでばかりで申し訳ないと思ったのか、

コーヒー豆と、電動のミルを買ってきてくれたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら僕は・・・、

 

コーヒーが飲みたい時に現れる彼と、

いつでも豆を挽き、コーヒーを淹れる長い契約を

知らずに結ばされてしまったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お礼を言って受け取ってしまった、電動ミル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマはまた近く、

当然顔してやってくることでしょう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ