何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022.11.2 神子元 透視度15₋20m 水温23℃
「カン、カン、カン」
水中に鳴り響くタンクを叩く乾いた音。
その音も、夏より聞こえてくる回数は減ってきた。
すっかり苦戦を強いられる人達も増えてきたようで。
僕もそのうちの一人。
泳いで、泳いで、泳いで・・・。
探しぬいた先にようやく現れてくれるサメちゃん。
今回もなんとか見れたハンマー達。
正直毎回ドキドキさせてもらってます。
「いなかったらどうしよう」
「ここまでいないけど、この先にはいるのか・・・。」
毎回悩まされる。
終わった後、皆が楽しそうにサメの話をしているけど、
ボクは毎度ホッと胸を撫でおろすのみ。
「今日もいてくれて良かった。」
1本1本が自分との戦いで、行く度に悩ませているけど、
結局ボクは今のところ、ここが一番好きなようで。
今年より来年、来年より再来年。
年を追うごとに、濃いダイビングが出来るように。
ボクと一緒にお付き合いください。
たま
2022.6.21 神子元 透視度10‐15m 水温20-23℃
オキさん曰く、
初めての神子元は透明度はあまり良くなく、
割と流れもあり、ハンマーも数匹程度しかいなかったようです。
「サメを見るのって、難しいんですね・・・。」
潜る前、彼はそう呟いていました。
潜降してみると、10m以深は水が綺麗で暖かく快適。
そして流れてない。
向かうのは根待ちポイント「Aポイント」。
それは高さ15mほどある大きな根。
ここを越える時、正面から結構きつめの流れが向かってくる。
無理に泳がず、ここは岩を掴み、腕力で進むのがベスト。
ブリーフィングで徹底する。
「さー越えますよっ!」
そうサインして、越え始める。
根の頂点に辿りつく。
・・・あれっ?
流れが来ない。
余裕進めちゃう。
しかも・・・、
100匹以上のハンマーの群れ。
流れなし、水よしなので、悠々と見れる。
あまりにも簡単に見れちゃったもんで。
ウミウシなんか見ちゃったりして。
でも、なんでしょう。この物足りなさ・・・。
もっとこう流れに抗いながら、進みたいような。
あまりにも穏やかすぎて、テンションが上がらない・・・。
3本目、ようやく潮が動き出した。
きつすぎない、いい流れ。
これだ。これがないとなんだか神子元に来た感じがしない。
贅沢ですね。
流れを感じないと満足しないなんて。
でも最後ちょうど良い流れがあったおかげで、
美味しいビールにありつけた。
贅沢な1日でしたね。
たま
2022.5.24 神子元 透視度10‐15m 水温19‐20℃
やっと来れた。
やっとの思いで来ることが出来た。今年初。
3月から何度挑戦してきたんでしょうね。
その度に色々な都合により、断念することに。
エンジンの不調により、出船できず。
悪天候により出船できず。
また悪天候により出船できず。
またまた悪天候により出船できず。
それにも負けず、
毎回リベンジツアーを組んでくれて本当にありがとうございます。
やっと開催できました。
天気よし。海況良し。いよいよ今シーズンの開幕です。
僕もお礼に、普段できないほど泳ぎまくってみせますよ!
2022年1発目、大当たり。
僕も勉強してきたかいがありました。
行けなかった鬱憤を晴らすべく、それはもう泳ぎました。
神子元はドリフトダイビング。
流されちゃってOKです。
いやいやいや。この2人は、流されるのではもったいない。
流れに向かい続けましょう。
その方がサメもたっくさん見れますから。
あれ?ちょっと泳ぎすぎましたかね??
なかなかないメンツだったので、興奮しすぎましたね。
それにしてもずーっとハンマーですね。
水面で船を待っている時、
足元にわさわさいたのはちょっとゾクッとしましたが・・・・。
エントリーした時からエイジットする直前まで本当に楽しい海。
やっぱり僕はここが一番好きですね。
この夏もワクワクが止まらないですね。
あっ!今回みたいに泳ぎすぎないのでご安心を。
たま
2021.7.20 神子元 透視度10ー20m 水温24℃
船の後方に並ぶ。
少し緊張しながら、
飛び込むのを今か今かと待つ。
しっかりと手すりを握り、
船に振り落とされないように。
「どうぞーー!!」
船長の開始の合図とともに、次々とエントリーを開始。
「絶対見てやる」という気持ちと、
「見れなかったら、どうしよう」
という気持ちが入り混じりながら、突き進んでいく。
途中でカメとすれ違っても、誰も見向きもしない。
他のポイントなら、みんなこぞって寄ってくるカメも、
ここ神子元では、普通の魚と扱いは変わらない。
そんな姿を見ちゃうと、ヤツを探しまくっちゃう。
辺りを可能な限り、探し続ける。
僕たちの1本目は、撃沈しました。
1本目に外すと、不思議なもんで、焦りが出てくる。
船の上では、他のお店の人たちに聞きに行き、情報収集。
やつらには、毎度どきどきさせられるもんで・・・、
今回も無事、成功です。
浮上後、みんなの笑顔は、1本目とは全然違う。
1本目は苦笑いで、2本目、3本目は腹の底から笑えました。
ハンマーって、笑顔にさせてくれますね。
いつも、お付き合いありがとうございます。
ゆきや
2021.6.29 神子元 透視度30m 水温22〜24℃
今年も始まりました。
神子元島。
2週間前に、先陣を切ったミカさんは『大当たり』。
その日、神子元から帰還してきた人たちの笑顔たるや・・・。
『僕も負けてられない。』
そう思いながら、挑みました。
透視度30m。
幸運なことに、ここ数週間黒潮が残っていてくれた。
どこまでも見えそうなほど透き通った海。
サメが見れなくとも、
このコンディションの中、泳いでいるだけで良い。
そう感じてしまうほど、この日の海は最高でした。
ただでさえ、海が最高なのに、
狙ってたハンマーまで出ちゃって。
それはもうテンション上がりまくり。
あっちこっちから、タンクを叩く音が鳴り響く。
「どっちだ!?どっち???」
一斉に首を振り回して、辺りを確認する。
すると、誰かが指を差しながら、僕の名前を呼ぶ。
「タマチャンっ!!!」
レギュレータを咥えているので、
ハッキリとは聞こえないが、何となく分かる。
その声を合図に僕も腰に携えた鈴を鳴り響かせる。
「よーーい、ドンっ!!!!」
そう言ったかのような皆んなが指の差した方へと泳ぎ出す。
その時はどこにいるか分からない。
ただ、その人が指差した方へと突き進むのみ。
必死になって、泳いでみると、そこには大量のサメ。
1本目は見ることが出来たが、2本目では単体のみ。
最後は見て終わりたい。
そう願いながら、3本目に挑みました。
流れに乗ったまま、20分が経過。
全然出ません。正直焦ります。
正面からは、冷たく濁った潮が。
進もうか、進むまいか。悩む。
悩んだ挙句、来た道を引き返すことに。」
「えっ!なんで戻るの!??」
きっとそう思ったでしょうね。
僕も戻ったは良いもの、非常に悩んでました。
でも、今回ボクの勘当たりましたよね??
この群れを見つけたのは、僕ではない。
初神子元、初ハンマーのダイブマスター講習中のKさん。
相当嬉しかったでしょうね。
驚きのあまりに、手でタンクを叩いてたらしいですからね。
その瞬間面白かったでしょうね。見たかったなぁ。
とりあえず、今のところ2戦2勝。
今年は全勝でいけたら、最高ですね。
マサさん、マサシさんお願いしますね・・・。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。